皆さまこんにちは!

 

先月からフランスに出張しているマヴィスタッフ。

現地からのレポートをお届けいたします。

 

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世界で一番大きなオーガニックワインの展示会が、毎年冬にフランスで開催されます。
今年もそれに参加するため、会場のあるフランス・モンペリエにやって来ました。


こちらが会場の入り口。ミレジムビオという名前の展示会です。


 

巨大な建物の中で、約1000ものオーガニックワインの生産者が出展しています。

マヴィは20年前の創業当初からこの展示会に参加していますが、当時はわずか30ほどの生産者しかいなかったそうです。

今は出展するにも人気で大変らしく、いつもマヴィにボジョレーヌーヴォーを届けてくれるシュブランさんも、7月に出展申請しましたが、すでにキャンセル待ちで入れなかったとのこと。
 


シュブラン家当主の娘、フローレンスが教えてくれました。出展出来なかったので今回は視察で来たそうです。

昨年来日した彼女とイベントで直接お話された方もきっと多いはず。
 

(2018年来日時の様子)

 

会場に入るとたくさんのワインブース。




ここにはマヴィのワイン生産者さんもたくさん出展しています。
さっそくブースを回ってお話を聞いて来ました。

まずは創業当初からの長いお付き合い、カバニスさんとタリさんのブースへ。
この2軒はなぜかいつもブースがお隣なんです。

今から20年前、ミレジムビオにまだ30軒ほどしか出ていなかった時からこの2軒とも出展していて、マヴィとはその時以来の長いお付き合いです。

 

こちらがカバニス家当主のジャン・ポールさん。


 

毎年春に限定発売する、あのワインを持って来てくれていました。


桜オーガニック

 


 

ボトルを持っているのはジャン・ポールの息子ニコラさん。

いつも明るく陽気で笑わせてくれます。
(この写真のために3回くらい同じポーズをしてくれました)


さっそく桜オーガニック、試飲してみると、まず サクランボに、やっぱり桜の香りを感じます。


 

このワイン、不思議と毎年桜が香るんですよね。この香りを嗅ぐと春も間近だなぁと感じます。
味わいはまろやかで、果実のボリュームをバランス良く酸味が引き締め、いつもよりさらに美味しい!

聞くと2018年は味わいが例年よりリッチで、質的に大満足の良い年なのだそう。
ただし収穫量は、4月に雨が降って病気にかかったブドウがあり、それを全てきちんと取り除いたため20パーセント減。でもそのおかげでブドウの質が上がったとのことでした。

そしてタリさん夫妻。奥さまのウィニーさんとご主人ガブリエルさん。

 


 

いつも仲良し、憧れてしまうお2人です。
こちらも3月に限定発売するワイン、「キュヴェ マヴィ 21」を持って来てくれました。

 

さっそく試飲。

 


すごく清涼感のある香り。
熟れたメロンや白い花、洋梨に少し樹皮のニュアンス。
口に含むと、いきいきとした酸味がフレッシュで軽やかな飲み心地。余韻にまで爽やかな酸味が続きます。
まさに早春に楽しみたいワイン。

2018年の出来を聞いてみると、やはり春先の雨が多くて大変だったとのこと。しかも10月には水害もあって、なんと2ヘクタール分のブドウの樹が流されてしまったそうです。

その様子を写真で見せてくれました。

幸い収穫の直後だったので、収穫量に影響はなく、質的にもガブリエルさんが春にしっかり手入れを行なったので問題ないそうですが、収穫を無事終えてホッとするタイミングで起きたので、大変だったし、その2ヘクタール分の畑を今後どうするかもまだ決めていないとのこと。

昨年は日本でも水害が大変な年でした。世界的にも同様のことが起きているのかもしれません。

ただウィニーさんは、水害が起きて大変だったけど、たくさんの仲間が励ましてくれて手伝いにも来てくれて、水害後の一週間は友人達の助けを幸せに感じた時間だったそうです。
その仲間との様子はタリさんのフェイスブックでも見られるようですよ。


流されてしまったブドウの樹は白ワイン用のシャルドネとのことでした。
ただでさえタリさんのシャルドネは人気で欠品続きなのに、この先ますます飲めなくなっちゃうのが心配です。

長くなってしまいましたので、他の生産者さんの様子はまた次回お伝えしますね。

 

 

マヴィ赤坂本店店長 野口

 

桜ロゼや、マヴィオリジナルの「キュヴェ マヴィ 21」はご予約受付中!

※3月下旬頃のお届けです

 

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