ちょっと前にショックな事がありました・・・
自分で言うのもあれですがどちらかと言えば物持ちは良い方だと思う。
大切に使っているのか?
と
言われれば 「ん?」 となる事もあるのですが
あまり頻繁に物を買い替えたり買ったは良いものの、使いにくいから捨てたりって言うことはそんなに無いような気がします。。。
(もちろん、作業効率的に悪くなった物は買い替えもします)
だから買う前のリサーチは結構重要で
それが自分の作業スタイルに合っているのか?とか使いやすいのか?とか
使っている自分を想像しましてその物を新たに迎え入れるかどうかを判断するわけなんです。
それでも買って失敗したなーって事も時にはあるにはあって(結構ある!)
そんな時でも取り敢えずは使ってみる事が多いかな。
勿体無いと言うのもありますが使っていくうちに「意外といいじゃん!」って事もあったりするから。
知らず知らずのうちに自分の方から道具の方へと合わせていっていつの間にか使ってて心地いい自分がいたりもするので。。。
ただ、道具となると消耗品である事は変わらなくて
少しずつ少しずつ劣化していったり使い勝手が段々と悪くなったりもします。
その頃には物として、大袈裟かも知れないけれど体の一部と言っても良い位の
お気に入りの一つとなっているので愛着も新品の時とは比べ物にならない位湧いてきますよね。
「物」って面白いもので買った時がピークの時と、使っていくうちに愛着が更新されていく物があって
自分はどちらかと言えば後者の物が多いかも知れません。
だからなのか、「経年変化」とか「味わい深くなる」なんていうキーワードに心くすぐられる事が多いのです。
なので古くなってしまった物たちがまだまだ現役でいてくれるために
時々メンテナンスなどが必要となってくるのですがこれが・・・
盛大に失敗してしまいましたっっ。。。
上の画像にあるように「ハサミ」の話になるのですが
最近使っててどこかキレが悪くなったみたいで生地が思うようにスパッと切れなくなったのですよ。
これはそろそろ研ぎ時かなぁと昔買った研ぎ石を引っ張り出しましてシュッシュと研ぎ始めたのでした。
(ちなみにワタクシ、研ぎの経験はほぼほぼ素人レベル。)
研ぎ方は前に教わったことはあったので見よう見まね、うる覚えながら今回やってみたのですがあれれれ?、切れ味が変わらない(汗)。
おかしいな?と思いましてさらに時間をかけて研いだのですがやっぱり変わらず。いやむしろ悪くなってない???
間違った覚え方をしてしまったのか勘違いなのか。
慌ててネットで調べてみたらどうやら自分のやり方は一発アウト(悲)な間違った研ぎ方をしてしまった様で
下手すれば修復不可能な所まで行ってしまった可能性も。
「これはまずい・・・参ったなぁ」と嘆いても後の祭り。
取り敢えずこちらはいずれ業者の方に相談することにしまして一旦道具入れにしまうことにしました。
で、
昔頂いていたハサミが上の画像の物になります。
こちらでしばらく作業する事になるのですが、
ハサミの研ぎって素人が手を出す物では無いらしいですね・・・
反りとか磨く角度とかどこからどこまで研ぐのかとか結構ルールがあるみたいで。
ケチって自分でやろう物なら結局高く付いてしまった、っていうオチになりそうです。
さて、こちらはデザイン画になります。
これからの時期〜秋口にかけてのワンピース。
タックがデザインポイントで、何本ものタックとステッチで抑えて段々になった様な見た目が面白いかなぁと。
全体としてタックを入れ込んだことでフワッとした雰囲気とシルエットに仕上げます。
生地はほんのりとした少し薄手のリネンを使いますので軽やかな生地の動きが感じられそうです。
リネンって腰があって縫いやすいと思ったら意外と?バイヤス方向の生地の安定感がなくなってダランとしたり
縫いズレも起こりやすかったりで扱いにくかったりする事も。
なので街中で綺麗に縫われたリネンの服を見た時にはその服を作られた縫製屋さんの凄さを感じますね。。。
自分も日々勉強で、さらに綺麗に縫えるように。。。
新しいハサミも使えるし(汗)でガンバリマス。
では
<ホームページ>
<インスタグラム>