はぎおの「ツボ」note

興味がかなり偏ったはぎおが「ツボ」にはまったことを、のんびりと、時に激しく?!思いつくまま綴ってます…

消えゆく記憶 。

2023-03-12 10:16:00 | 気になる:人

あらかじめ書きますが、決して批難する訳ではないので、ご容赦を。

 
愛してやまない「時代劇専門チャンネル」の、楽しみにしている毎月発行の冊子。
3月目玉企画の一つ、生誕120年を迎える、片岡千恵蔵さんの特集だったのですが、その冊子の写真が、違う方だったのです。(しかも、好敵手?の市川右太衛門さんという…)
 
生誕120年。
もちろん、時代劇ファンはご存知!大スターですが、正直、私の同世代でもすでに知らない人の方が多いはず。(私だって、「大岡越前」で越前パパとして知っているくらいだし)
編集者もきっと若い人、もしくは時代劇に興味のない人なのだろう。
間違いはよくないことだけど、致し方ないことなのかなって、少し「時の流れ」を感じてしまった。
 
 
一世風靡したスター、人気スポーツ選手、著名な時代の寵児、世間をにぎわせた事件…でも、時が過ぎれば忘れ去られる。
それは、その時代に生きていなければ、仕方ないことで。
 
最近なんて、ネットやマスコミで過剰報道や炎上していたことでさえ、あまりに出来事多すぎて、瞬時に忘れ去られるような、時が急速に進んでいるような気がする。
 
 
 
少し前、昭和初期の新聞を拝見する機会があった。
論調には大いに偏りはあるものの、戦前当時の世相を目の当たりにできた。
内容も、今とは違い、生々しく書かれていて、しんどい内容も多かったですが、現在のどんな素晴らしい小説やドラマよりも、戦前の、良くも悪くも熱気に満ちた時代を実感できた気がします。
 
その中に、当時の芸能記事(個人情報やゴシップが多め)、広告なども掲載していて、とても興味深く見ていました。
やはり、根っからのエンタメ好きなのね

スポーツイベントや伝説的な選手の名前もチラホラ。
貴重な体験でした。
 
 
私が幼い頃まで活躍していた映画スター、舞台俳優、歌舞伎役者さん達が、戦前から大人気だったことに驚き、改めて尊敬の念を感じます。


それでも、当時を知らない人が増えると、どんな大スターでも忘れられていく。そんな、「消えゆく記憶」に切なさを感じる、ちょっとした出来事でした。

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