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      涙指数1  ★☆☆ ハンカチ

 

 ロサンゼルスの映像ディレクター・スティーブ

 (マイケル・キダ)は、日本で「3.11大震災」の

 ドキュメンタリーを撮ってくるよう、会社に指示されます。

 

 会社の命令に背いて、忍者コメディ映画を作ろうと

 計画しますが、日本の現状を目の当たりにし、断念。

 

 かわりに3.11のコメディ映画を制作することに

 しますが……。

 

 被災地で奔走するスティーブと、もう一人の主人公・麗子

 (Awich)の人生が交互に描かれます。

 

 シンガーだった麗子は、大震災で息子を亡くしたことを

 きっかけにロサンゼルスに移り住みます。

 

 再びシンガーとして活動することや日本に残してきた夫と

 向き合うことが出来ません。

 

 東北とロサンゼルスを舞台に、それぞれがどのように

 現実と向き合い、困難を少しずつ乗り越えていくかが、

 描かれていきます。

 

 『カメラを止めるな!』チームの上田慎一郎監督が

 脚本を手掛け、同作で撮影監督を担った曽根剛氏が

 監督しました。

 

 2011年3月11日14時46分。

 

その永遠の1分間に何をしていたのかをみな、

 瞬時に思い出せるのではないでしょうか?

 

 つらいときは、笑ってみる。無理にでも笑顔を作ってみる。

 

 笑いの力ってすごいなと、ウルウルしながら思ってしまう

 作品です。麗子さんの歌も泣けちゃうんですよ。

 

       3月4日(金)から、劇場公開中

  

     (C)「永遠の1分。」製作委員会