連続アニメ『サウンドバック奏の石』で監督デビューが
決定した斎藤瞳(吉岡里帆)。
最大のライバルは、同時間に放送される
『運命戦線リデルライト』。
瞳がこの業界に入るきっかけとなった天才・王子千晴
(中村倫也)監督の復帰作です。
最も成功したアニメの称号=「ハケン(覇権)」をとるため、
瞳は奮闘しますが、空回りばかりで……。
直木賞&本屋大賞受賞作家・辻村深月さんの
大人気小説の実写化。
瞳を抜擢したプロデューサー・行城理(柄本佑)は、
ビジネス最優先で瞳にむちゃぶりしまくるし、
各スタッフもそれぞれ個性豊かで、瞳は
ふりまわされっぱなし。
だけど、愚直に頑張り、奮闘し、スタッフや声優達と
さまざまな行き違いをへて、成長していく瞳をみていると
胸が熱くなり、つい、応援してしまいます。
お仕事に対する熱い思いや誇りに共感する方も多いハズ。
劇中で描かれるアニメがまた、素晴らしいんです。
魔法少女ものとロボットものですが、どちらも物語を
かいたのは、辻村深月さんなので、ファンには
たまらないですよね。
連続アニメとして、観たくなっちゃいました。
王子千晴(中村倫也)を支えるプロデューサー・有科香屋子
(尾野真千子)のすさまじい忍耐力と度量の広さにも
感激しました。仕事とはいえ、ここまでやるんだ。
観ている方のお仕事への覚悟を問われちゃいつつ、ラストでは
気持ちよくウルウル出来ちゃいます。
明日から、もうちょっと頑張ろうって思える作品です。
5月20日(金)から、劇場公開
(C)2022 映画「ハケンアニメ!」製作委員会
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