NHKの朝のニュースを見てたら面白い事を言っていました。
トランプ勝利の選挙後の株価高騰で、アメリカが減税とインフラ投資で景気が良くなることで日本の輸出が増えるのが予想され、期待するということです。
面白いのは、日本が減税とインフラ投資やれば日本自体の景気が良くなり、輸出なんぞに頼る必要などないのではと突っ込みたくなるものだったからですね。
当然、減税すればインフレになり、予算拡大してインフラ投資すればインフレになる。インフレになればGDPが底上げされ成長率が伸び、景気が良い状態になりますね。これは日本が自分で出来る事であり、対外要因ではありません。
日銀黒田が言う石油の値段が上がるインフレの場合、貿易収支の悪化を伴い、さらに何の生産・サービスが増える訳でもないインフレであり、良いものではありません。
国力とは生産力ですから生産力を年々増加させなければならない。
生産力を上げるにはそれを吸収する需要をあげなければならない。
需要を上げる為に市場のマネーを増やさなければならない。
市場マネーを増やすには減税、あるいは政府が金を刷って使って増やさなければない。
その指標はインフレ目標数値によって一定数値を維持すれば、安定して生産力を増やすことになり、バブル・不景気を回避することができる。
海外事情に左右されず、国内で安定的に生産力を伸ばし、経済を伸ばす事が可能となる。
ということです。