亜熱帯天然色百科

夜市・屋台・餐廰・路地・鐡路・猫etc

青森大間稲荷神社の媽祖像が北港朝天宮に里帰りと宜蘭で初詣 @ 宜蘭過嶺保安宮

2024-03-19 12:26:50 | どこでも廟

高級本まぐろの産地として知られる青森県大間、当地にある大間稲荷神社に祀られている媽祖像が3月16日雲林の北港朝天宮に里帰りをしました。媽祖といえば大陸福健省と台湾で信仰される航海の神様ですが江戸時代に大間の漁師が時化にあって遭難しそうになった時、媽祖様が現れ難を逃れ遠く離れた青森県で信仰されるようになったということです。大間では長年媽祖様を天妃様と呼んできましたが1996年台湾媽祖信仰の大本ともいえる北港朝天宮から分霊された像をいただき祀ってきました。北港朝天宮では台湾各地に分霊された媽祖像が神輿に載せられ朝天宮に帰る北港進香が毎年盛大に催されますが、これまで一度も帰ったことのなかった大間稲荷神社の媽祖像がフェリー・飛行機・バスと乗り継いで今回初めて里帰りをしたものです。まさか大間に媽祖信仰があったというのは驚きでした。

さて春節休暇中、東部へ遊びに出かけた姪1號は宜蘭の過嶺保安宮で初詣をしてきました。過嶺保安宮は清の乾隆年間に福健省から渡ってきた移民が今後無事過ごせるよう祈り創建したと言われ200有余年の歴史を有する廟です。

青空の下壮麗な伽藍を見せる宜蘭過嶺保安宮

 

香炉も立派です

 

主殿には中壇元帥・天上聖母(媽祖)・福徳正神が祀られています

 

春節休暇中でもあり大勢の人がお詣りに訪れていました

 

春節明けにはスープの振舞がありました

 

 

コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 桃園捷運乗客増加で増編成と... | トップ | 樂華観光夜市で食べ歩き 1 @ ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

どこでも廟」カテゴリの最新記事