葬儀の翌日にひっそりと納骨を行ったお宅。
うちとも遠い遠い親戚になるそうで、僕もお骨のかけらを納めさせていただきました。
お骨をつかむには、素手ではなくお箸を使います。
これには「渡し箸」といって、箸と橋の読みが共通なことから、箸を次から次へ渡しながら納骨することで、「三途の川の橋渡しをする」という意味があるようです。
また、種類(木と竹)や長さが互い違いなのは「違い箸」といって、あの世とこの世を分かつという意味など、さまざまな謂れがあるようです。
納骨が終わり、そこに石を載せ、小さなお塔婆を建てす。
無事に大地にお骨を還しました。