墓地への納骨 ~渡し箸と違い箸の謂れ~ | 善住寺☆コウジュンのポジティブログ☆ 『寺(うち)においでよ』

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葬儀の翌日にひっそりと納骨を行ったお宅。

 

うちとも遠い遠い親戚になるそうで、僕もお骨のかけらを納めさせていただきました。

 

お骨をつかむには、素手ではなくお箸を使います。

 

これには「渡し箸」といって、箸と橋の読みが共通なことから、箸を次から次へ渡しながら納骨することで、「三途の川の橋渡しをする」という意味があるようです。

 

また、種類(木と竹)や長さが互い違いなのは「違い箸」といって、あの世とこの世を分かつという意味など、さまざまな謂れがあるようです。

 

納骨が終わり、そこに石を載せ、小さなお塔婆を建てす。

 

無事に大地にお骨を還しました。