ジェッツが才能を殺してる?

ロジャースをカットし、QBが”タイロッド・テイラー”しかいない状況のジェッツ。

どうなるか心配していましたが、ドラフトを待たずFAで補強いたしました。

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ジェッツ:ジャスティン・フィールズ(Justin Fields)を獲得

ロジャースの後継者に関して意外と早く決着がつきました。

ジェッツは元スティーラーズのQB”ジャスティン・フィールズ”と契約しました。

 

契約額は

2年40M(うち30M保証)

日本円に換算すると現レートで

約58億円

になります。

 

近年の契約額の高騰で、もう高いのか安いのか分かりません。

私の記憶では2年連続でチャンピオンシップに行ったQB”マーク・サンチェス”が契約更新したとき、年5Mぐらいでしたよ。

 

それはさておき、フィールズに関しておさらいしておきましょう。

ジャスティン・フィールズとは?

QB”ジャスティン・フィールズ”は2021年ドラフトにてベアーズがジャイアンツからトレードアップして1巡(全体11位)で獲得しました。

 

しかし、私の思い出の中では「足は早いが長いパスが投げれない」QBであり、2021年から2023年のベアーズ時代の成績は40戦(38先発)で10勝28敗と大きく負け越します。

そして、ルーキー契約が切れる前にスティーラーズにトレードされました。

 

 

2024年のスティーラーズ時代は、本来先発のQB”ラッセル・ウィルソン”がキャンプ中にふくらはぎを負傷したため、フィールズが開幕戦の先発をGETしました。

スティーラーズを予想外の開幕3連勝に導いたものの、その後2連敗。

その次のWeek06でレイダース戦では大差で勝利したにも関わらず、”ラッセル・ウィルソン”の負傷が癒えたのでWeek07のジェッツ戦から不本意なバックアップに降格しました。

大物仕入れました!え?おたくも? ロジャースの右腕とも言えるWR”ダバンテ・アダムズ”を獲得し、連敗脱出に挑むスティーラーズ戦。 しかし、スティーラーズもQB”ラッセル・ウィル

 

スティラーズでの成績は6戦で4勝2敗。

短期間の出番とはいえキャリア初の3連勝を記録し、成長が見られます。

つまり、

ベアーズ以外ならば勝てるQBなのです!

( ・`Д・´)+キリッ

 

 

最初はこの獲得を疑問視していたのですが、よく考えると今シーズンのジェッツのHCが元ライオンズDC”アーロン・グレン”であり、OCの”タナー・エングストランド”も、もとライオンズのパスゲームコーディネーター。

 

2人ともフィールズがドラフトされた2021年頃からライオンズに在籍しており、同地区のベアーズのフィールズをずっと観察していたわけです。

フィールズを敵としてよく知る2人が速攻で獲得したのだから、素養や可能性はあるのでしょう。

 

ちなみにフィールズは、QBの1試合ラン178yd獲得という、NFLレコードを持っています。

これは名誉か、不名誉なのか・・・

(´д`lll)

 

 

心配事は1シーズンを最後まで投げ切ったことが無い負傷のしやすさと経験値の無さですね。

 

「負傷さえしなけりゃ」という問題でなく、私はネトフリのドキュメンタリー「クォーターバックス」「毎週、同じ状態でフィールドに立つことがQBの責務」という話から、QBが開幕からシーズン終了までコンディションを維持し続ける難しさを垣間見ました。

 

つまり、疲労が蓄積するとケガへのリスクが高まるわけで、フィールズにそれを防止する知見や心構えがあるか気になるところです。

 

昨シーズンのロジャースが開幕戦から最終戦まで先発出場しましたが、同じQBが最初から最後まで先発というのはジェッツにとったら かなり久しぶりの出来事だったのです。

 

私の記憶ではフィッツパトリックおじさん以来?でしょうか。(開幕前にジーノのアゴが割れて先発を降りた事件はさておき)

一番年長なのに状態を最後まで維持するところは、さすが超ベテランだと思いました。(成績はさておき)

 

 

話を戻して、フィールズを負傷から守るためにOLの強化に今シーズンもキャップを割かねばならないでしょう。

 

とにもかくにも、決まったからには期待するしかありません。

今シーズンこそプレーオフ出場、よろしくお願いします!
\(^o^)/

シーホークス:QBサム・ダーノルド を獲得!

前回、元ジェッツでドラフトしたシーホークスのQB”ジーノ・スミス”がレイダースにトレードされたニュースをお伝えしました。

激動の時 本来は現地3月12日からFA解禁なのですが、合法タンパリングでもう契約可能となります。 大物の契約ラッシュが起こっており、注目すべき契約を取り上げます。

 

「シーホークスにQBのアテはあるのか?」と疑問に思いましたが話は水面下で進んでいたようで、昨シーズンにバイキングスで予想外すぎる大活躍を見せた元ジェッツのドラフト1巡QB”サム・ダーノルド”と契約いたしました。

 

契約内容は

3年100.5M(55M保証含む)

年棒約33MはNFLで18位とのことです。

 

2023年の49ers時代は1年約4.5M、2024年のバイキングス時代は1年約10Mなので、年棒がいきなり3倍以上に跳ねあがるとは まさにアメリカンドリーム。

ダーノルドのクセに生意気だ!ジェッツが払った給料を返せ!

(´・ω・`)

 

バイキングスもダーノルドにタグを張らずに再契約を望んでいたようですが、情報筋によると1年20Mぐらいを見積もっていたようで、大金で頬をはたいたシーホークスに持っていかれたわけです。

 

たしかにダーノルドは昨シーズン、14勝してチームをプレーオフに導きましたがラスト2試合がジェッツ時代のダーノルドに戻ってしまい、プレーオフ1回戦で敗戦。

ダーノルド坊やは人気者(意味なし) 1回戦ワイルドカードもいよいよ最後の試合。 キャリアのどん底からチャンスをつかみモノにした元ジェッツのQB”サム・ダーノルド”が率いるバイキ

 

正直、シーホークスではどうなるのか予想がつきません。

 

大枚はたいて強奪したのにダメだったQBと言えば、ブロンコスからテキサンズに移った”ブロック・オズワイラー”を思い出しますね。

オズワイラーは、かつての がっかり・オブ・ザ・イヤーの優勝者でもあります。

アイシールド21 花梨
あの日見たがっかりを、僕たちはまだ忘れない シーズン最後の集大成、怒りと失望の祭典「がっかり・オブ・ザ・イヤー」の時間がやってまいりました。 今回も前回を上回る915票もの投票

 

さてさて、シーホークスの明日はどっちだ?

ドルフィンズ:QBザック・ウィルソン を獲得

元ジェッツのドラフトQBの動きがもう1つ。

昨シーズンはブロンコスにて屈辱の3rdQBに甘んじて出番が無かったQB”ザック・ウィルソン”がなんと、同地区のドルフィンズと契約しました。

 

契約内容は

1年6M(全額保証)

活躍しだいで10Mまで上がるとのこと。

 

ご存じ、QB”ザック・ウィルソン”は2021年ドラフトにてジェッツが全体2位で獲得。

しかし、なんやかんやで期待を裏切ってジェッツは2023年に”アーロン・ロジャース”を獲得しましたが、ロジャースは開幕戦4プレーでアキレス腱断裂でシーズンエンド。

 

結局は2023年もザック・ウィルソンが先発しましたが、Week15のドルフィンズ戦でサックの際に脳震とうでシーズンエンドし、最終的にジェッツは7勝で終わりました。

(これでも2024年のロジャースの5勝より上なのよね)

 

そして、ウィルソンは2024年にブロンコスにトレードされました。

新天地でのご活躍をお祈りいたします 2021年ドラフトにて大きな期待を背負って全体2位で獲得したQB”ザック・ウィルソン”君。 https://jets94.com/16529

 

 

ブロンコスでは全く出番は無く終了しFAとなったところで、意外な速さでドルフィンズが獲得に乗り出したのです。

 

“ザック・ウィルソン”はQB”トゥア・タゴバイロア”のバックアップに着くことになります。

昨シーズンのタゴバイロアは2023年の活躍から大型契約を結んだにも関わらず、2022年シーズンに2度も発生した脳震とうが再発し、2024年シーズンは11試合の出場でした。

健康状態が不安定であるため、ザック・ウィルソンに出番が回ってくることも十分に考えられます。

個人的にジェッツを出ても応援していたのですが、これが同地区となると複雑な心境です。

 

ということで、今日はジェッツのQB絡みのニュースをお伝えしましたが、ジェッツの他のポジションでも契約が進んでいます。

それは後日まとめてお伝えします。