<若干ネタバレありの感想です>
主演は綾瀬はるかさんと高橋一生さん。
2人とも好きな役者さんだったので見ました。
ストーリーは入れ替わりもの。
わりとよくある設定です。
とはいえ、刑事と連続殺人犯が入れ替わるというのは今まで見たことがない設定でしたので、かなり楽しみにしていましたが。
結果。期待通り、いえ、期待以上に面白かったです。
まずストーリー。いろいろどんでん返しがあり、
「えっ、そうきたか!」
と虚を突かれることが多々ありました。
そして、役者の演技。
正直、芸歴の長い高橋一生はそれなりに素晴らしい演技をしてくれるだろうと思っていましたが、
綾瀬はるかにはまったく期待していませんでした。
ところが、ほとんど違和感なく、「中の人は男」と思いつつ見ることができました。
高橋一生の演技も、「それなり」どころか、たいへん素晴らしい演技だったと私は感じました。
TBS、「半沢」だけではなかったのですね。
見ごたえのあるサスペンス&ヒューマンドラマでした。
ただ、ラストのあれ、どうなのかな?
ざっとネットを見た感じだと、
「続く感じがいい」
「逆に余韻が生まれた」
「まさかそうなるとは思わなくて、驚いた!良かった」
など、好意的に解釈する方もいらっしゃるようですが、
私はがっかりしました。
一気にリアリティがなくなって、
ギャグっぽくなってしまったと思います。
そもそも「入れ替わり」なんて非現実的なこと。
ドラマの中とはいえ、そんなに頻繁にコロコロ入れ替わってしまったら、嘘くささが増してしまいます。
あれはない方がよかったです。
結論:綾瀬はるかは顔だけじゃない!演技もすごい!
評価:★★★★☆ 4/5(厳密には3.5/5くらい)