国際情勢の分析と予測

●9.11の式典　遺族ら「バイデン大統領の出席拒む」(2021年8月7日) - YouTube

6日、アメリカのNBCテレビが遺族らの声明を元に報じたもので、FBI（＝連邦捜査局）が2016年に終えた調査にサウジアラビアの高官がテロを支援していたとほのめかす機密文書が含まれていると主張。歴代政権は機密文書の開示を拒否してきたが、遺族側は今回開示をしない限り9月11日の式典にバイデン大統領が出席するのを拒むとしている。



●9/11 families to President Biden: Don't come to our memorial events

ug. 6, 2021, 5:30 PM JST / Updated Aug. 7, 2021, 4:44 AM JST
By Courtney Kube
Nearly 1,800 Americans directly affected by the Sept. 11, 2001, terrorist attacks are opposing President Joe Biden’s participation in any memorial events this year unless he upholds his pledge to declassify U.S. government evidence that they believe may show a link between Saudi Arabian leaders and the attacks.

The victims’ family members, first responders and survivors will release a statement Friday calling on Biden to skip 20th-anniversary events in New York and Shanksville, Pennsylvania, and at the Pentagon unless he releases the documents, which they believe implicate Saudi officials in supporting the acts of terrorism. The group says that as a candidate Biden pledged to be more transparent and release as much information as possible but that his administration has since then ignored their letters and requests.
＜中略＞
Eagleson said he believes the U.S. government will not release the documents because of deep diplomatic and military ties between the U.S. and Saudi Arabia.
“Twenty years is way too long for anybody, especially thousands of American families, to learn the truth about what happened to their loved ones,” he said, saying it was “cruel and unusual that the government would keep us waiting this long.”
https://www.nbcnews.com/news/us-news/9-11-families-president-biden-don-t-come-our-memorial-n1276138




●9・11追悼式典 トランプ・バイデン両氏が指導力アピール　写真11枚　国際ニュース：AFPBB News　2020年9月12日
https://www.afpbb.com/articles/-/3304211?pid=22641859



●40年越しのアフガン騒乱 & 次の秩序へぼちぼち - DEEPLY JAPAN

タリバンは国土の大半以上をコントロール下に収めたと言われている。ただ、まぁ今までだって実のところNATOコントロール下ってごく限られたところしかなかったので面積比較はあまり意味はない。

そうそう、西側メディアおよび米政府は、20年越しのアフガニスタン戦争に終止符を打とうとしているのだ、といった感じで報じてますが、アフガニスタンの混乱は、1979年にカーター政権がムジャヒディーン作戦の予算を付けて、騒ぎを作って、当時のアフガニスタンの親ソ政権がソ連に支援を求め、ソ連が軍を派遣したところから始めっているので、実際には、40年超の大迷惑に一区切りつくのかなぁ～といったところ。

何度でも貼りたいこの動画。スペースシャトルの打ち上げを自由の戦士ムジャヒディーンに捧げるレーガン大統領。

・Ronald Reagan dedicates the Space Shuttle Columbia to the Taliban - YouTube

"These gentlemen [Taliban] are the moral equivalents of America's Founding Fathers" ~President Ronald Reagan 1985
'In 1982, Ronald Reagan dedicated the Space Shuttle Columbia to the resistance fighters [Taliban] in Afghanistan.'


誰だかわからない、ひたすらソ連を憎むなら誰でもOKといった調子で軍事訓練を施し、銃を預けていったこの作戦の大失敗を見ているということですね。ブレジンスキー＆カーターからレーガンにかけての気持ち悪い戦略のツケを今頃払ってるようなもの。
https://blog.goo.ne.jp/deeplyjapan/e/8a74b0453478c011a2203260eb422454



●Space Shuttle's Flight Dedicated to Afghans - The New York Times　March 11, 1982

President Reagan today dedicated the next flight of the American space shuttle to anti-Soviet insurgents in Afghanistan and promised to keep a spotlight on Kremlin intervention in that country.
''We cannot and will not turn our backs on this struggle,'' he said as he signed a joint resolution passed by Congress condemning the Soviet Union for its role in Afghanistan.
The resolution was conceived by the European Parliament, whose Vice President, Egon Klepsch of West Germany, also spoke at today's ceremony. Soviet forces entered Afghanistan in December 1979 and still occupy the country.
The re-usable shuttle's third flight is scheduled to begin March 22 and Mr. Reagan dedicated it to insurgents fighting Soviet and Afghan Army troops.
https://www.nytimes.com/1982/03/11/world/space-shuttle-s-flight-dedicated-to-afghans.html


●ランボー3/怒りのアフガン - Wikipedia

『ランボー3/怒りのアフガン』（Rambo III）は、1988年にアメリカ合衆国で製作されたアクション映画作品。『ランボー』シリーズ第3作にあたる。
ジョン・ランボーがかつての上司であるサム・トラウトマン大佐をアフガニスタンまで救出に行くストーリー。

全101分の本編で108人の死を描くという過激な内容から、1990年度のギネスブックに「最も暴力的な映画」として認定された。

あらすじ
ジョン・ランボーはこれまでの戦いで負った心の傷を癒すべく、タイ・バンコクの仏教寺院にいた。

そこへトラウトマン大佐が、アメリカ国務省から派遣されてきたグリッグスと共に現れる。トラウトマンはソ連軍による残虐行為が横行するアフガニスタンのジュルム地区へスティンガーミサイルと支援物資を供給するため、現地調査の任を帯びていた。彼らはその協力を求めて訪ねてきたが、ランボーは「俺の戦争は終った」と固辞する。

しかし、調査隊を率いて現地へ赴いたトラウトマンはソ連軍に捕らえられてしまう。ランボーはそれを知るや否やすぐさまアフガンに向かい、現地ゲリラ部隊と協力してソ連軍の要塞に潜入する。激しい戦闘の末、ランボーはトラウトマンを救出するが、ソ連軍のザイセン大佐は最強の師団を投入してランボー達の追撃を開始する。絶体絶命と思われたその時、ムジャーヒディーンの兵士が馬に乗ってランボーたちの加勢にやってくる。窮地から一転、ムジャーヒディーンと協力してランボーたちは攻勢に出るのであった。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%9C%E3%83%BC3/%E6%80%92%E3%82%8A%E3%81%AE%E3%82%A2%E3%83%95%E3%82%AC%E3%83%B3


●日本版予告篇 / ランボー３ 怒りのアフガン - YouTube




【私のコメント】
昨年はペンス副大統領とバイデン大統領候補の両方が参加していたニューヨークの911追悼集会に今年はバイデン大統領は参加できない様だ。FBIの2016年の調査でサウジアラビアの高官がテロを支援していたとほのめかす機密文書が含まれていると追悼集会関係者が主張しておりその機密文書を開示しない限り参加を拒否するとのこと。

deeply japan女史が何度でも貼りたいという「スペースシャトルの打ち上げを自由の戦士ムジャヒディーンに捧げるレーガン大統領の動画」は1982年3月11日の打ち上げの様だ。911の19年半前、東日本大震災の39年前の同日というのが薄気味悪いが西側支配階層の好きな奇数ぞろ目日付というのは意味があるのだろう。NYtimesにも記事があるので真実であろうと確認出来る。この動画の説明の文章がブラックジョークなのだが米国という国家の正体を示している様に思われる。英文と抄訳を下に記す。サウジアラビア高官の関与の元に911事件を実行した紳士達と呼ばれるテロ工作員達はタリバンの後継者であった。米国の建国の父たちは911の実行犯達と同様の「紳士達」だったのだ。米国の建国の父たちの行った最も重大な問題とは、先住民を大虐殺しその土地を奪って建国した上でそれを正義と言い張っていることだ。その国土を耕すために黒人奴隷を大量に購入したことは先住民虐殺に比べれば小さな問題である。黒人奴隷達は大虐殺はされていないからだ。

英文：
"These gentlemen [Taliban] are the moral equivalents of America's Founding Fathers" ~President Ronald Reagan 1985
'In 1982, Ronald Reagan dedicated the Space Shuttle Columbia to the resistance fighters [Taliban] in Afghanistan.'
抄訳：
これらの紳士達（タリバン）は倫理的には米国の建国の父たちと等しい価値を持つ　ロナルドレーガン大統領 1985年
1982年にロナルドレーガンはスペースシャトルコロンビア号（の打ち上げ）をアフガニスタンの抵抗の戦士であるタリバンに捧げた。


1988年の米国映画「ランボー怒りのアフガン」でもムジャヒディーンと協力してランボーがソ連軍と戦っている。

1980年代はアフガニスタンで反ソビエトのイスラム戦士が大量に育成された時代。それを戦場で支援したのがパキスタン、軍事面・金銭面・宗教面で背後から支援したのがサウジアラビアで、全ての脚本を書いた最高責任者が恐らく米英両国だった。そのイスラム戦士達がアルカイダとして2001年に突然悪者として西側マスコミに大々的に登場して現在に至る。

機密文書にはテロ実行部隊を支援していたとされるサウジアラビア高官の他に、最高責任者である米英両国政府高官、あるいは西側銀行家や多国籍企業経営者、マスコミ経営者、欧州王族などの西側支配階層の実名が記載されているのではないか？
この機密文書についてアメリカNBCテレビという西側報道機関が報道すること自体が、西側支配体制の崩壊を示しているのではないのか?

そして、deeply japan女史がかつて述べたとおり、911事件の真犯人がアルカイダではなく米国政府そのものだったという事実が公表されれば、アメリカ合衆国の連邦政府という州の集合体をこれからも維持し続けることは不可能になり米国は崩壊するだろう。
米国政府の関与が公表されなくとも、サウジアラビアの関与が公表されれば、米国がテロとの戦いで攻撃すべきだった国は実はアフガニスタンでもイラクでもシリアでもリビアでもなく同盟国のサウジアラビアであったことが世界に明らかになる。そして、テロとの戦いそのものが戦争犯罪であり国際法違反であったことがより明確になるだろう。米国は自国民の生命だけでなく、誤った戦争で自分が殺したこれらの国々の有色人種に対してその補償を行うべきという議論も高まるだろう。
その結果、米国という島を支配することで世界島を包囲し軍事占領しようという西側シーパワーの戦略も同時に崩壊するだろう。その時に英国王室がどうなるかに私は最も注目する。



【2021/8/8追記】
●911遺族 調査情報の開示要求 応じなければ大統領 式典出席反対 | 米 バイデン大統領 | NHKニュース　2021年8月8日
同時多発テロ事件をめぐっては、首謀者のオサマ・ビンラディン容疑者や実行犯の多くがサウジアラビア出身だったことなどから、遺族らがサウジアラビアの政府関係者や周辺人物が関与した疑いがあると訴えてきましたが、アメリカの歴代政権は調査結果などを国家機密として開示してきませんでした。

事件から来月で20年になるのを前に、6日、現地の複数のメディアが伝えたところによりますと、遺族らおよそ1800人が、バイデン大統領にあてて書簡を送り、政府の調査で得られたすべての情報や文書を開示するよう、求めました。

そしてこれに応じなければ、来月11日にニューヨークなどで開かれる式典に大統領が出席することを「歓迎しない」として、反対する意向を示しました。

バイデン大統領は去年秋の大統領選挙で情報の開示に前向きに取り組む姿勢を示しており、ホワイトハウスのサキ報道官は記者会見で、政権の担当者が遺族の代表らと協議してきたことを明らかにし「大統領の約束を守る立場に変わりはない」と強調しました。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210808/k10013188271000.html




【コメント追記】
NHKの報道だとバイデン大統領は911遺族の要請に応じてサウジアラビア高官の関与を公表する予定のようだ。今年の9月11日までにアフガニスタンから全兵士を撤退させる方針との報道もありよく合致する。テロとの戦いから全面撤退することが決定されたのだろう。
真犯人と米国政府から非難されたサウジアラビアは米英関係者からの命令であるとの真実を公表するだろう。そもそも日本と同じく米英の軍事占領下という属国状態にあるサウジアラビアが反米テロを実行できるかどうかは疑問だ。
この様に考えると、大統領選挙前に報道されていたバイデン大統領の認知症疑惑とか息子の醜聞などの報道はバイデン大統領が無能であり911事件の真相を公表できないだろうと関係者を安心させ騙す目的だったのかもしれない。


【2021/8/9追記】
●「軍事的合理性」とは？中国、台湾侵攻を成功させる実力は無い！自覚あるもやっちゃう可能性。｜奥山真司の地政学「アメリカ通信」 2021/08/07



●アメリカは何処に向かう？共和党の内部分裂からも見えてきた『大きな政府』の時代...｜奥山真司の地政学「アメリカ通信」 2021/08/08




【コメント追記】
中国の対米恫喝を激しく非難する奥山真司氏は、米国が黒海や南シナ海などでロシアや中国を恫喝していることは非難しない。テロとの戦いで米軍がイラクを侵略した根拠となった大量破壊兵器保有との主張が誤りであったこと、そもそも大量破壊兵器を広島と長崎で非戦闘員に対して使用して十万人単位で虐殺を行った米国の方が世界平和に対する脅威であること、911事件の犯人とされる人々の大部分が同盟国のサウジアラビア国籍であり米軍が訓練したイスラム戦士なのにそれを無視してイラクやアフガンを侵略したことも非難しない。アメリカ側に一方的に偏った主張である。
その奥山真司氏が、8/7の動画では「中国は東アジアからアメリカを追放することに自信を持ってきており、アメリカは取られたらもう取り返せない」と主張している。「中国は台湾に侵攻する力はない」とも言っているが、軍事力による侵攻ではなく、平和的政権交代による反米政権樹立であればもはや米軍はそれを阻止できないという意味合いだと思われる。既に陸上国境を有する南朝鮮では反米政権が樹立されており、南朝鮮政府が米軍撤退を要求すればドミノ倒しの様に米軍は東アジアから追放されるだろう。あるいは、米朝首脳会談で停戦中の朝鮮戦争が終戦し、それによって南朝鮮や日本に駐留する国連軍の大部分を占める米軍が本土に撤退することになるのかもしれない。

8月8日の動画では「共和党は5つに分裂し、旧来の小さな政府と減税を求める派閥は少数派に転落した。トランプ容認派、大きな政府派、労働者の利益優先派が台頭しており、社会主義思想で保護主義思想の一派も出てきている」との解説である。民主党には既に社会主義的思想の急進派が存在するので政策面での差異がなくなりつつある。私見だが「トランプ容認」で最も重要なのは、外国に派遣した軍隊を国内に引き上げるべきという主張である。日本もトランプ大統領から在日米軍駐留費用として法外な金額を要求され、拒否するなら撤退すると脅されていた。米軍の日本からの撤退が実現すると米国の世界覇権も西洋の世界覇権も消滅する。

共和党と民主党の差異として残るとすれば、トランプの「make america great again」との主張が示唆する「英語を話す白人が正しいとされるベトナム戦争以前の米国への復帰」である。しかし、新生児の数では白人はもはや少数派に転落し非白人の方が数が多くなっている。テキサスやニューメキシコ、アリゾナ、カリフォルニアなどヒスパニック人口が非常に多くかつてメキシコ領であった地域の帰属を巡ってメキシコと米国の間で紛争が起きる可能性もある。先住民とスペイン系移民の二つの柱を持つラテンアメリカ文明のメキシコやメキシコ系移民と対立が起きた時に、先住民文明を否定することで成立したアングロアメリカ文明は倫理的に勝てないだろう。ヒトラーが「ゲルマン人はアーリア人でありスラブ人やユダヤ人などの他の民族・人種より優れている」と主張してスラブ人居住地域に侵攻しその後敗北した様に、「先住民を虐殺して土地を奪ってそこに白人が建国したアメリカは正しい」と主張する共和党系白人国家アメリカは民主党系非白人国家アメリカと戦って負けるのではないかと想像する。その意味で、トランプはヒトラーの再来になるかもしれない。
その観点から見て、今後共和党とメキシコの関係、共和党に対するヒスパニック移民の支持率の動向が注目される。



【2021/8/18追記】
●40年ごしのアフガン騒乱：不明点がいろいろ見えた - DEEPLY JAPAN
このプロットにとって重要なもう１つの柱が、イランのイスラム回帰だったでしょう。あそこが世俗的な政権のままだと、アフガニスタン－イラン－トルコというある種の回廊が完成できない。もとより、アフガニスタンではイラン系種族が強い影響力を持つ。




●I'm a 9/11 widow. Families like mine deserve answers about Saudi role.　2021/8/12
Terry Strada (@TerrySStrada) is a volunteer for 9/11 Families United. Her husband, Tom, died in the World Trade Center’s North Tower in the terrorist attacks on Sept. 11, 2001.

It is reprehensible that nearly 20 years after the brutal attack on our country, our federal government continues to prioritize its relationship with the kingdom over justice for Americans. The FBI and CIA agree that al-Qaida had "infiltrated and exploited" the Saudi government before 9/11. Federal investigators reported more than a decade ago, in a heavily redacted report, that Saudi officials directed assistance to at least two of the hijackers (15 of whom were Saudi nationals) upon their arrival in the United States.

They assisted these terrorists in obtaining accommodations and with transportation, opening and funding bank accounts, acquiring identification, blending into the community and enrolling in flight lessons.

The FBI and the Justice Department have admitted in federal court that they are in possession of highly relevant documents on the role Saudi officials played in aiding the terrorists. Nevertheless, they remain locked away and hidden from public view thanks to former Attorney General William Barr, who invoked the "state secrets privilege" to further thwart transparency and justice. Thus far, the Biden administration has shown no interest in reviewing that misguided decision.


●Executive_Summary_of_Joint_FBI-CIA_Report_on_Extent_of_Saudi_Government_Support_for_Terrorism.pdf



【コメント追記】
8/12に米国の大手日刊紙USATODAYのオピニオン欄に911遺族会会員からの投稿があった。
投稿記事の引用文献として、何と米国政府のFBIとCIAの共同作業による報告書の概要があり、そこでサウジ政府の人物が事件を支援したと明記されている。遺族会が求めているのはこの報告書全文の公開なのだろう。

このような投稿が大手マスコミに掲載され多くの人の目に触れること自体が、「テロとの戦い」を継続することを困難にする。また、米国とサウジアラビアの関係が悪化することで、米国の中近東/インド洋での軍事覇権や石油ドル体制を通じた金融覇権を弱体化する。今後もし西側支配階層が再び大規模テロ事件を起こしても再び大戦争を起こすのは難しいだろう。

1979年にブレジンスキーが開始したアフガニスタンのイスラム勢力による反ソ連攻撃と、同じ年に起きたイランイスラム革命が重要とのdeeply japan女史の指摘が重要だと思う。

第二次大戦が恐らく英国政府によって立案され、恐らく英国のスパイであったヒトラー、昭和天皇、フランコ総統、ルーズベルト大統領等によって実行されたと思われることと比較してみると、下記の対応関係が成立すると思われる。

過激な人種優越思想のナチスドイツに対応するのが過激なイスラム原理主義のワッハーブ派、つまりサウジアラビア

タリバンに対応するのが東欧でユダヤ人やポーランド人やジプシーを大量虐殺したとされるナチスドイツのアインザッツグルッペンか？
ソ連と戦ったアフガンのムジャヒディンに対応するのが日露戦争の大日本帝国か。ムジャヒディンを支援したサウジアラビアに対応するのが日露戦争で日本を支援した米英の銀行家か？
真珠湾攻撃が米国の第二次世界大戦参戦を実現するために米英側と綿密に打ち合わせた上で実行された自作自演劇であったと思われるのと同様に、911事件は米国の「テロとの戦い」を実現するために米英両国がサウジを代理人として綿密に打ち合わせて実行したものなのだろう。山本五十六は日本のビンラディンなのだ。米英と戦って負けた昭和天皇が処刑されるどころか退位もしなかったのと同様に、911事件犯人を多数のサウジ政府関係者が支援したのにこれまで公式の追及が行われてこなかった。昭和天皇に対応するのがサウジ王ということか。

ファシズムという点でナチスドイツに近いがナチスドイツとの協力を拒否して連合国と枢軸国のいずれにも属さなかったフランコ総統のスペインに対応するのが、イスラム原理主義という点ではワッハーブ派と共通するがシーア派とスンニ派の宗派の違いや言語・民族の違いもあるのか米国ーサウジアラビア陣営にもソ連にも属さなかったイラン。

新疆ウイグル自治区での漢民族とイスラム教徒の対立があることから本音ではイスラム原理主義を好まないが、親米陣営に寝返ったので友好国パキスタンがイスラム過激派を支援することを容認した中国に対応するのが、東欧ユダヤ人が実はトルコ系のハザール人の末裔、つまりアジア系ないしツラン系ともされることからナチスによる東欧ユダヤ人迫害を本音では好まないが、英国からの命令でやむなく三国同盟に参加してドイツの友好国になった日本。




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