リコーカップ初日のペアリングが発表されました。

例年通りツーサムとなっていますが出場選手が37人ですので、1組目が河本さん1人ラウンドとなります。先週のエリエールで渋野さんが5位で500万円稼いだことでこうなったのですが、もしも渋野さんが2打多く叩いていたら1組目は渋野さん1人ラウンドになった筈です。テレビ局としてはその方が良かったかも知れませんね。話題にもしやすいです。

 

1人ラウンドが良いのか悪いのかは選手によるでしょうね。マイペースでプレーする方が良いという選手もいれば、他の選手のプレーを見ながらの方が良いという選手もいるでしょう。

ショットよりもパットで同伴競技者のラインやタッチは参考になりますから、1人なら不利になりますね。このあたりが渋野さんの強運ぶり発揮です。しかも同伴が同学年の田中さんですから・・・。

 

 

一昨年頃から始まった若手選手の活躍ですが、リコーカップで優勝すれば本物だと思います。

 

2003年以降、宮崎カントリークラブで開催されていますが、日本人選手の優勝経験者は不動さん(2回)、大山さん(2回)、さくらちゃん(2回)、古閑さん(2回)だけです。

17回のうち日本人選手の優勝は8回ありますが、優勝した選手は4人だけです。しかも全てが賞金女王経験者です。

外国人選手の優勝は9回ですが、朴インビさん、全さん、イボミさん、テレサさん(2回)、申ジエさん(2回)、キムハヌルさん、ペソンウさんと錚々たる選手たちです。賞金女王経験者とそれに準じる選手ばかりです。

勢いだけでは優勝できないコース設定だと言えるでしょう。

 

過去5回の優勝スコアです。

2015年 -7 申ジエさん

2016年 -9 ハヌルさん

2017年 -15 テレサさん

2018年 -11 申ジエさん

2019年 -11 ペソンウさん

 

直近3年は優勝スコアが2桁アンダーになっています。風の影響が大きいコースなので、その時の天候によるものもあるでしょう。ただ、これだけ外国人選手が勝ち続けている大会なので日本人選手が優勝しやすいように・・・との配慮は不要です。

このコースに勝ってこそのメジャーチャンピオンですからね。

 

今シーズンの流れだと2013年の大山さん以来の日本人選手優勝があるかも知れません。日本人選手にとっての強敵となりそうなのは申ジエさん、ペソンウさん、イミニョンさんくらいでしょうか。

昨年は古江さんと渋野さんが2位タイでしたから、古江さんの3週連続優勝があるかも知れませんね。