シンガポールで開催されているアメリカツアー、HSBC選手権が終了しました。
2位に2打差の単独トップでスタートした古江さんの優勝を期待していたのですが、古江さんがスコアを落とし、2打差でスタートしたグリーンさんと3打差でスタートしたブティエさんが共に67とスコアを大きく伸ばしました。
結果的にはグリーンさんが1打の貯金を活かして優勝しました。
日本人選手と申ジエさんの最終成績です。
3位T -9 優菜ちゃん(18バーディ7ボギー1ダボ)
3位T -9 畑岡さん(13バーディ4ボギー)
8位T -7 古江さん(16バーディ5ボギー2ダボ)
17位T -5 笹生さん(19バーディ10ボギー2ダボ)
41位T +3 申ジエさん
優菜ちゃんが最終日ベストスコアの66で回り、通算9アンダーの3位タイに入りました。
スコア 71-73-69-66
FWキープ 13-10-14-13(50/56)
パーオン 14-13-13-13(53/72)
パット数 31-31-28-25(115)
最終日は6バーディノーボギーの素晴らしいラウンドでした。一時はトップに1打差まで迫りましたが、流石に前日のでのストローク差が大きくて優勝には届きませんでした。それでも自己最高タイの3位タイに入りました。雨でグリーンが止まりやすくなったことも良かったのかも知れません。
ショットが思うように行かない初日から3日目までのプレーがありながらも最終日にビッグスコアを叩き出して優勝に近づくことができたことは自信になるでしょう。ショットの調子が良くなれば優勝も現実的なものになると思います。
やはりティーショットをフェアウェーに運ぶことが優菜ちゃんの生命線です。2日目は少し怪しかったですし、現実にオーバーパーのゴルフでした。ティーショットが安定すれば、確実にアンダーパーでプレーできる力がありますからパット次第のゴルフになります。
後は初日の入り方でしょうか・・・。どちらかと言うと追い上げ型の選手ですが、初日で好スタートを切ればもう少しマスコミも報道してくれます(笑)。
また、急きょバッグを担いでくれたジョンベネットさんにも感謝です。
畑岡さんも4日間ともアンダーパーのラウンドで通算9アンダーの3位タイに入りました。
スコア 71-69-70-69
FWキープ 13-10-11-11(45/56)
パーオン 14-12-12-15(53/72)
パット数 31-26-28-30(115)
最終日は3バーディノーボギーでした。4日間とも安定していました。ボギーが4日間で4個しかありませんが、バーディ不足でしたね。パットがもう少し入っていれば優勝に手が届いたかも知れません。今シーズンもこういうパット次第の試合が多くなるでしょうから、早い段階で優勝してメジャーに照準を合わせたいですね。
古江さんは単独トップで最終日を迎えましたが、前半は我慢していたものの後半にアンラッキーもあってスコアを落としてしまいました。
スコア 71-67-68-75
FWキープ 13-14-11-12(50/56)
パーオン 12-13-12-13(50/72)
パット数 28-26-26-33(113)
最終日を2打のリードで迎えるというのは難しいものです。前半にリードを広げると優位に立てるのですが、今日は前半にバーディを1個も獲れず下からの追い上げを許してしまいました。14番でバーディ先行したものの、15番からの4つのホールでボギー2個とダボを叩いて崩れてしまいました。最終日をチャンスで迎えながら優勝に届かない試合が続いています。メンタルの強い選手ですが、こういう試合展開が続くと今後の試合で気になってしまいます。調子も悪くないので今後も優勝圏内での試合が続くと思いますので、こういう試合の流れを早く断ち切りたいですね。
笹生さんは優菜ちゃん同様、最終日のベストスコア66を叩き出しました。
スコア 74-75-68-66
FWキープ 9-10-11-8(38/56)
パーオン 11-9-14-15(49/72)
パット数 29-31-29-27(116)
古江さんや優菜ちゃんと正反対のゴルフで、フェアウェーキープは気にすることないというのが笹生さんのゴルフです。それが嵌る日はビッグスコアを作れますが、嵌らないとダボも叩くのが笹生さんですね。それでもレベルの高い選手ですし、今シーズンは優勝も含めて大暴れしてくれそうです。
今大会は日本人選手が5人出場してトップテンに3人入りました。試合前からの予想通り、日本人選手にとっては活躍の見込めるコースでした。アメリカ本土の試合ではこうはいかないと思いますが、日本人選手も増えていますので複数選手がトップテン入りという試合を何度も見ることができそうで楽しみです。
国内ツアー、ダイキンオーキッドレディスも終了しました。
テレビ中継を視聴していましたが、16番ホールあたりから居眠りをしてしまいました。やはり贔屓選手が不在だと試合中継に気持ちが乗りません。
西郷さんは残念でした。