『遺書、公開。』 | アディクトリポート

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『遺書、公開。』

2025/3/6 イオンシネマ越谷レイクタウン スクリーン5 D-6

 

1月31日の公開からひと月以上が経過。

 

ネット評でも高評価「面白い」が目立ち、

否定的な意見を見かけないので鑑賞候補に挙げてはいたが、

機会を逸して一月が経過。

 

ようやく3月6日に機会を得たので、

『野生の島のロズ』

アニメ映画『ベルサイユのばら』

『遺書、公開。』

の順でハシゴ鑑賞。

 

1本目の『ロズ』(吹替版:103分/字幕版:102分)は不覚にもまどろんでしまったが、内容には大満足。

2本目の『ベルばら』(113分)も、寝落ちせずに見入って堪能。

3本目の『遺書、公開。』(119分)も、じっくり見入って最後までたっぷり堪能。

 

久々(『恋を知らない僕たちは』・2024年10月01日以来)の、

松竹作品で、

お金をかけずに、役者の演技とドラマのプロット発想の妙で切り抜ける工夫作。

 

役者のオーバーアクト(過剰な誇張演技)が効いていて、

現場に配布された出所不明の文書が、

その場に居合わせた人たちの誰が悪いのか、犯人なのかをあぶり出していき、

精神的に追い詰めるという構造は、

少しだけ『六人の嘘つきな大学生』に似通っている。

 

あちらの原作が浅倉秋成による小説(2021年3月2日KADOKAWAより刊行された で、

オーディオブック化、舞台(リーディングアクト)化、漫画化、ラジオドラマ化されたのに対し、

 

 

 

こちらの原作『遺書、公開。』は、陽東太郎による学園サスペンス漫画。

ガンガンJOKERで2017年から2022年まで連載された。

 

 

 

とにかくとある学校の教室とその周辺だけで物語が進むので、

映像的な仕掛けがあるでもなく、ひたすら役者の演技に頼りっぱなし。

 

でもって集った顔ぶれが、全員クセがありまくりで、

適役・ハマり役揃いなんだが、

認知できるのは堀未央奈と

『恋を知らない僕たちは』が初見だった

志田彩良

 この人、最新刊(記事作成時)の「フライデー」の表紙になってる!

 

 

と思ったら、志田は志田でも、『遺書、公開。』出演女優は志田 彩良(しだ さら、1999年〈平成11年〉7月28日 - )神奈川県藤沢市出身。テンカラット所属。

 

『FRIDAY」表紙は志田 音々(しだ ねね、1998年〈平成10年〉7月15日 - )埼玉県草加市出身。FIRST AGENT(旧社名:生島企画室)所属。

2020年12月よりYouTubeチャンネル『ねねまるちゃんねる』を開設。2023年6月現在、登録者数は3万人を突破した。

2022年3月23日に成城大学を卒業した。

同年9月、テレビ朝日系列で放送の『仮面ライダーギーツ』に桜井沙羅 役で出演。

 

で、別人だった。

 

なにせ老人のため、若い女性の顔はみんな同じに見えてしまい…。

 

さすがに志田未来と志田彩良ぐらいの見分けはつくし、

『恋を知らない僕たちは』のエンドクレジットで主演クラスに「志田」名の女優の存在を知り、

たしか志田未来(シダ ミライ・ 1993年5月10日生まれ)は若くして結婚したとかなので、

彼女の娘が女優デビューかと勘ぐった。

 

2018年9月14日に、かねてより知人の一般男性と結婚した未来は、 映画公開時31歳。

結婚してすぐに妊娠、出産しても子供は5歳に満たず、その推測は完全に誤解。

 

志田未来と志田彩良と志田音々はお互い全然似ていない。

↑この写真だったら、さすがに私でも見分けがつきますよ!

 

話を戻して、

『遺書、公開。』の役者中、既知なのは

①堀未央奈

【堀未央奈・過去ログ掘り返しギャラリー】

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「ウルトラマンタイガ」(2019)の工藤ヒロユキ役の

井上祐貴 (いのうえ・ゆうき/1996年6月6日生まれ)って、

堀未央奈(1996年〈平成8年〉10月15日生まれと兄妹ですか?

↓2020年3月20日(金)『アメトーーク!』3時間スペシャル!!『絵心ない芸人』
『シン・仮面ライダー』の緑川ルリ子役をオリジナルの真樹(森川)千恵子に準ずるなら、
浜辺美波じゃなくて井上真央ではと前に書いたが、
↑ハチオーグ役が元・乃木坂46の西野七瀬なのをなぞれば、堀未央奈あたりでよかったんでは?
 
とにかく、堀未央奈の演技というのは今回が初めて。
しっかり彼女の個性に合った役柄でした。
 
②志田彩良
教師役の忍成修吾の3人だけ。

 

主演は吉野北人(THERAMPAGE)。

とのことですが、失礼ながら全く存じ上げず、

 

吉野 北人(よしの ほくと、1997年3月6日 - )は歌手、俳優であり、THE RAMPAGE from EXILE TRIBEのメンバー。

 

それもあって誰が主役かわからず、映画に集中できたから良かったかもね。

 

男性陣で目立った役は、

途中までは「もしかしたら主役?」の、

松井奏(まつい みなと、2000年9月2日- )は歌手、俳優、タレントであり、男性アイドルグループ・IMP.のメンバー。

千葉県出身。TOBE所属。

 

滑舌が悪く、猟奇的な雰囲気を漂わせまくる、

浅野 竣哉(あさの しゅんや、2000年〈平成12年〉8月1日- )は俳優、モデル。千葉県出身。アービング所属。

 

女優陣の筆頭は、

本作でのクセ強演技大賞、

麻鈴(ひだか まりん、2003年12月1日 - )は女優。所属事務所はアミューズ。女性アイドルグループさくら学院の元メンバー。神奈川県出身。日高麻鈴の「高」ははしご高が正式表記である。

 

女性陣では唯一毛色の異なる

榊原有那(さかきばら  ありな)(株)トライストーン・エンタテイメント所属

 

全員はやり尽くせないので、自分好みのカワイイ女性だけに絞って紹介。

 

どことなく見覚えのある顔つきの、

星乃 夢奈(ほしの ゆな、2004年11月7日- )はYouTuber、ファッションモデル、女優、歌手。

北海道帯広市出身。スターダストプロモーション所属。旧芸名はゆな。愛称はゆなたこ。

女子小中高生向けYouTubeチャンネル「めるぷち」の元メンバー、YouTubeチャンネル「CulTV」の元レギュラーメンバー、ファッション雑誌『Popteen』の元専属モデル。

 

「セクシー田中さん」で見覚えがあるのかなあ。

 

不登校気味の謎の美女、

青島 心(あおしま こころ、1999年5月19日- )は女優、女性モデル。静岡県出身。東宝芸能所属。

2011年実施の「第7回東宝シンデレラオーディション」に応募し入賞は逃したが、事務所サイドから声がかかり、東宝芸能に所属することになる。

2022年、特撮テレビドラマ『仮面ライダーギーツ』にツムリ役で出演。
 
印象が劇中で二転三転する

髙石 あかり(たかいし あかり、2002年〈平成14年〉12月19日 - )は俳優。

宮崎県出身。エイベックス・マネジメント・エージェンシー所属。

 

と、これ以上はキリがないのでやめとくが、とにかく製作費にほとんど最低限しか費やさず、

とにかく鈴木おさむの綿密な脚本に沿って、全役者がフルスロットルで「やりすぎ演技」を繰り広げる。

 

監督は英勉で、鈴木おさむの脚本とタッグのデビュー作は『ハンサム★スーツ』(2008)

 

ライムスター宇多丸氏が酷評してたが、

あの人、一度こき下ろした人が盛り返しても、

絶対認めないように、その人の新作は批評対象から外すんだよねえ。

 

『遺書、公開。』の感想を聞いてみたいもんだよ。

 

この記事を書くのに手間取ってる間に、さすがに劇場公開は終了みたいだが、

 

2025/02/07

 

配信でも遜色なく見られるので、機会があればご覧ください。

 

なんで本作のWiki項目がないんでしょうか????