『怪獣ヤロウ!』 | アディクトリポート

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『怪獣ヤロウ!』

2025/3/8 TOHOシネマズ日比谷 スクリーン2 C-10

 

堀未央奈が主演の『遺書、公開。』は当初より「おもしろい」と評判が良く、

やっと3月6日に観れて良かった!

 

いただいたコメント。

彩夏

志田未来ちゃんしかわからない😂😂😂
コメント、ありがとうございます。
私もたまたま『恋を知らない僕たちは』を昨年10月に鑑賞してなけりゃ、

志田彩良

志田が姓の若手女優で知ってるのは志田未来だけでした。

2008年の『母べえ』のマスコミ向け会見で、
遠目ながらまだ14歳の志田未来さんをお見かけしました。
 
「遺書、公開。」漫画原作なんですね。読んでみたい。
全9巻だからかなりの長編。
映画はそれをよくコンパクトにまとめたんではないでしょうかね。
 
そして学生さんに見えない出演者のなんと多いことか!(笑) 
イヤ、今のコはみんなこんな感じなんでしょうか?
2年D組という設定は同じでも、漫画原作は中学生設定ですね。
ネットリテラシーが未熟で、個人の周辺事情をネットに容易にさらす稚拙さは、
本来はキャラの年齢設定に合致してもいるんでしょう。
 
演技力のある役者を揃えるには、高校生に設定変更+それより年上の「なんちゃって高校生」の役者で固めるしかなかったんですね、きっと。
でもその甲斐ある大袈裟で濃厚な「やりすぎ芝居」が堪能できたので、
堪能、満足はしましたが。
 
このブログはすっかり「読めばいいや」状態に落ち込み、
コメントも「ごくたまに」でしかないので、しっかりレスを(他記事連携で)返しますので、
またお気づきのことがありましたら、ぜひどうぞ。
 
『遺書、公開。』鑑賞動機は、元・乃木坂46・2期生の堀未央奈の初演技を拝みたかったから。

 

私は坂道グループ(乃木坂/欅坂→櫻坂/けやき坂→日向坂)の映画はそこそこ見ているつもり。

〈乃木坂46〉

〈櫻坂46〉

〈日向坂46〉

ほぼ皆勤賞だと自認するのは、

気がつく限り、未見作は、

『ヒノマルソウル~舞台裏の英雄たち~』(2021)の1本だけ。

昨2020年公開予定だった田中圭主演映画で、2度の公開延期を経て、6月18日より公開された。

1998年の長野オリンピックで悲願の金メダルを獲ったスキージャンプ団体の栄光を陰で支えた、25人のテストジャンパーたちの知られざる実話を描く本作。オリンピックを夢見る、唯一の女子高校生テストジャンパー・小林賀子を演じたのは、2度目の映画出演となった日向坂46の小坂菜緒。

 

残りはグループメンバー集合映画だけでなく、

全メンバー出演『僕たちの嘘と真実 DOCUMENTARY of 欅坂46』(2020)

『3年目のデビュー』(2020)

『ゼンブ・オブ・トーキョー』

(2024/3期生+小坂菜緒のみ出演)

単独主演作や出演作、

『あさひなぐ』(2017)

平手友梨奈の『響 -HIBIKI-』(2018)

小坂菜緒単独の『恐怖人形』(2019)

齋藤飛鳥単独の『あの頃、君を追いかけた』(2018)

齋藤飛鳥に梅澤美波、山下美月を加えた、『映像研には手を出すな!』(2020) 

与田祐希単独の『ぐらんぶる』(2020)と、

『OUT』(アウト)(2023) 

小林由依のチラ見出演『さくら』(2020)

岩本蓮加単独の『世の中にたえて桜のなかりせば』(2022)

さらには卒業生の出演映画まで、くまなく網羅しており、

これがけっこう長い道のりでした。

 

ついでに申し添えておくと、

『室井慎次 敗れざる者』(2024)には、

乃木坂卒業生の生駒里奈。

そして前編にあたる本作と

後編の『室井慎次 生き続ける者』には、

日向坂を卒業間近の丹生明里(にぶ あかり)が連投。

 

と、この記事(『ゼンブ・オブ・トーキョー』・2024年11月03日)他でまとめたが、

未見作は盛り込まなくても仕方なくても、

鑑賞作でも漏れがあることに気がついた。

 

全部で5本あって、

白石麻衣が、乃木坂卒業間際に出演した、

①『スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼』(2020)は、

確かに観た覚えがあるのに、自分のブログ検索ではヒットせず、

どうやら書き忘れてしまっていた!

アルピー平子が クズ警官の役でさりげなく出てたのと、

白石がアイドルイメージをかなぐり捨てて、

下着シーンやキスシーンで、けっこう攻めていたのを思い出す。

 

②『空母いぶき』(2019)

③『水曜日が消えた』(2020)には、

乃木坂卒業生の深川麻衣が出演。

 

④『シグナル100』には、

橋本環奈の友人役で、

顔つきに見覚えがあり、声にも聞き覚えがあるが、
髪型が変化していて気づかなかった、若月佑美(乃木坂卒)が出演。
 
そして最後は、
⑤『シン・仮面ライダー』(2023)の、

彼女が演じたハチオーグの仮面はとても小さかった!

↓石原さとみ(右)と西野七瀬が共演した

「アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋」(2020年放送)。

とまあ、そんなところ。

※抜けがあったらご指摘ください!

 

そこに堀未央奈の『遺書、公開。』まで無事に見終えて、

「はっ、そういえばまだ、元櫻坂46のキャプテン、菅井友香が出演している『怪獣ヤロウ!』があるじゃないか!」

と思い出した。

 

すでに公開2週で打ち切りの地元シネコンもあったため、

もはやどこもかしこも上映終了の手遅れ状態。

それでも懸命に探したら、TOHOシネマズ日比谷の夜の最終上映があった。

 

ここなら吹替版で途中をごっそり寝過ごした『野生の島のロズ』も字幕版上映に間に合うし、

これは絶対行くしかない!

 

TOHOシネマズ日比谷は、女性中心の客層が上品で、

1階メインフロアはちょうど公開直後の『Wicked (ウィキッド ふたりの魔女)』の衣装展示等でごった返し。

どの上映回も完売だったので、私はこの日、

『ロズ』と『怪獣ヤロウ!』しか観なかった。

 

幕間の合間に久しぶりに日比谷、銀座周辺を散策したら、

アップルストアのあったサエグサビルは改築工事中。

2024年7月21日頃の借りパク画像

以前はたしか楽器音楽店(山野楽器だかヤマハだか?)だった、博品館の対面あたりに移転しててビックリ!

 

まあ、予想したとおり、『怪獣ヤロウ!』は他愛ない小品で、

怪獣「野郎」ではなく、「ヤロウ」なところがミソ。

 

主演の芸人「春とヒコーキ」のぐんぴぃ、通称バキ童は奮闘してたし、

久しぶり…というより映画では初見の三戸なつめも、もう35歳。

それなりに落ち着いた役で目立たぬ好演。

ドラマの発端は清水ミチコから始まり、

彼女の毒気ある(緑のたぬき都知事を参考にしたらしき)怪演がドラマを引っ張る。

 

河崎実作品ほど脱力系ではなく、

限られた予算内でベストを尽くしてはいても、

絶対に枠を逸脱せずに淡々と綴られる。

監督の八木順一朗氏には敬意を評する一方、

それなり、そこそこの成果を挙げてはいても、

わざわざ映画館に足を運んで観るほどではないかも。

 

一方で、こういう小品を無視し続けたら、

『侍タイムスリッパー』が、

日本アカデミー賞の最優秀作品賞受賞なんていう、

2025/03/15

日本の映画界固有の現象も起き得なかったから、

こういう工夫の小品づくりの道を閉ざしてはいけないと感じた。

 

ああ、そうそう、肝心の菅井友香の出番と演技について。

 

無難で可もなく不可もなく。

 

それよりお嬢様育ち、

一説では菅井家は巨大バンクの頭取。

関有美子の祖父は関家具の創始者。

2024/10/11

二人が卒業した後に残った小田倉麗奈の家は果たして?

というカキコミを見つけたが、

とにかく欅(けやき)坂時代に菅井のお嬢様エピソードが披露されると、

庶民派の他メンバーからは一斉に悲鳴が上がっていた。


2019/11/17


2018/08/19

 

そんな菅井は、欅→櫻坂時代から、

  • ラジオ「レコメン!」(2017年4月3日 - 2021年9月27日、文化放送) - 月曜レギュラーパーソナリティー
  • 舞台「飛龍伝2020」(2020年1月30日 - 2月12日、新国立劇場中劇場 / 2月22日 - 24日、COOL JAPAN PARK OSAKA TTホール) - 主演・神林美智子 役
等で脱・お嬢さま路線を堅持。
 
2022年11月9日、東京ドームで開催された全国ツアー『2nd TOUR 2022 “As you know?“』の最終公演をもって櫻坂46を卒業。卒業後は櫻坂46時代と同じSeed & Flower合同会社所属で芸能活動を継続し、様々な舞台やミュージカル、映像作品などに出演していきたい意向を示していた。
 

2023年2月、櫻坂46卒業後のソロ女優としてのデビュー番組として、関西テレビ放送制作の中央競馬中継『KEIBA BEAT』(阪神・京都開催時)の総合司会に就任。

同年11月29日、自身のInstagramのライブ配信にて、トップコートへの移籍を発表した。

 

得意の乗馬→愛馬→競馬の流れでも爪痕を残し、

2025/03/09
 
余裕の安定(庶民派)路線を突き進む菅井の『怪獣ヤロウ!』の役どころと演技は、
取り立てて菅井友香が最適任というほどでもない、
添え物的な役どころだし、
きれいどころとして花を添えているだけの存在に、
つべこべ言いがかりをつけるつもりもないですし、
大袈裟にやりすぎて全体の和を乱すこともなく、
好感の持てる立ち回りでした。
 
私は『怪獣ヤロウ!』を見たことに後悔はしてません。