始まったなぁ、サッカーのカタールW杯。
よほどスポーツを毛嫌いしている者以外は興奮するでしょ。今回の日本代表は優勝候補のドイツとスペインがいる非常に厳しいグループに入ってしまった。決勝ラウンドに進めるのは上位2チーム。つまりこのどちらかと引き分けか勝たなければ、W杯終了、夢の時間は超現実に引き戻されてしまう。
サッカーW杯 初戦のドイツで敗戦すれば、データー上83%グループリーグの突破は無い。先発は誰か。以前ならブラジル、ドイツなど名前で下手に入れ込んで平常プレーが出来なかったが、今回の若手は既に世界で活躍している連中だ。100%のプレーが出来れば面白い戦いも可能性を探れるし、初戦まで話題で楽しめる。ドイツでプレーする鎌田、堂安、遠藤などはチームでも主戦だからいつもの連中と対峙するだけだけど、相手は代表の殆どがバイエルンこれは大きい。コンビネーションや僅かな瞬発力が違いに出る。日本はスキルが有っても寄せ集め、それを束ねる強烈な奴がいない感じが吉と出るか凶と出るか。
だが、クラブレベルとW杯は違いがあるはず。プレミアやスペインでプレーする海外組が国内組を上回っているが、サッカー解説の中西氏は「問題は監督よりも選手の方がいい経験を積み重ねていて、プレー感覚が(監督と)ズレることが有る。」という。いざと言う時に監督が舞い上がっていては勝てない。平常心は監督こそが必要な事なのかもしれない。
スピードとテクニックでは負けていない。ならば何で差が付くか。中西氏はアーセナルの練習に参加していた事が有って、「練習に参加していいよ。」とベンゲルに言われて中に入ってたらしい。アンリとかビルトール、ベルカンプがいる中に混ぜてもらったが身体もデカいしボールにさえ触れなかったと言う。でも「全く何にもできなかった。」から「それでも何回かやっているとなんとかなった。」と言います。“間合い”“こなし”が分かってくるとやれるらしい。元々テクニックでは負けていないけど、タイミングなどが分からないと相手にならない。そのちょっとの差が試合では決定的な差になるんだろうな。
国際大会ではジーコやオシム、ザッケローニなど、名匠の名前も大きなファクターだったが、やはり自国監督が理想。はたして森保監督が新たな道を開けるのか、駄目だった時は次の手はどーする。もう大金を積んでビッグネームを呼ぶのは意味が無いとも言う。長谷部誠は資格を次々取っているらしいが、次の監督修行なのか。
それはともかくとして今回の予選突破率は専門家予想で30%。初戦のドイツに勝つならばベスト8の可能性まで一気に五分五分になるらしいが、負ければ一気にトーンダウンするだろう。初戦が気になってきたのはスポーツバーだけじゃない。仕事の勢いが我々にも降りかかる。アドレナリンを開放して今週は爆発エネルギーを充填する必要が有るな。そしてそれを利用して新規事業へのエネルギーにすると、零細企業の孤独な闘いのモチベーションに必ずプラスになるはずだ。いや無理やりでもそうする時期なんだ、その辺がお隣にも負けている。エネルギーは準備段階から積み上げて効果を倍加させるわけだ。
カタールW杯 世界が見た日本のオッズも8でドイツは1.4と言う。逆にそれはサプライズの準備が出来ているからその後が楽しみじゃないか。ドイツ内の声も近年の戦いはパッとしていないし、強豪国とも試合をしていない。前回のW杯も韓国に負けて予選敗退だった。「日本は侮れない」と心配する声も有る。ところがこの前のカナダ戦の敗戦で「心を病む必要は無い」と変わったらしい。なにしろ欧州ではシーズン中のベストコンディション、油断が出来れば展開とすれば最高だ。
もし負けたら次のニュースは…どっちの転んでもプラスにしたいが、さてどう持っていく?(笑)。気持ちの持って生き方だけど、雰囲気は海の向こうで続くんだ。
な〜に、何が起きるか分からんぞ、ドイツは勝って当たり前、日本は世界にサプライズをぶち撒くチャンスだ。選手も日本の価値も爆上げ投資対象だな。銭稼ぎの話にしたらきな臭くなるか?
今回史上初で開催国のカタールが初戦で敗戦した。“史上の初”が盛り上がるのはその時だけだけど、それでいいじゃないの。お祭り騒ぎの利用法は「平和」と「景気づけ」の押し売りに限る。

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