オーストラリア政府公認カイロドクターの臨床＆日記！

新型コロナやPCR検査、デルタ株やオミクロンという言葉、毎日テレビや新聞で目にしたり耳にすることがありますね！


PCR検査名は、今や誰でも新型コロナウイルスの検査法とすぐにわかります。

でも、どのような検査なのかは、知らない人もおられるでしょう。
頻繁に耳にするので、知ったような感覚ですね。
そこで、少し簡単ですが、記載したいと思います。

PCRとはポリメラーゼ連鎖反応（polymerase chain reaction）の略で、ヒトの細胞やウイルスはDNAやRNAという遺伝子で構成されています。
その生物特有の遺伝子を増幅することで感染してるかが判明します。

ポリメラーゼとはDNAやRNAというウイルス遺伝子を構成する一部です。
PCR検査は、ある特殊な薬剤に患者さんの検体を入れて、ウイルス遺伝子の特徴的な一部分を切り取り、連鎖反応で増幅させる検査です。

特殊な薬剤に浸すことで、万一そこに新型コロナウイルスがいれば、その中のある特有な位置部分を見つけ、その部分を切り取り増幅させることで、新型コロナウイルスがいるかどうかが判定できます。

この新型コロナウイルスのPCR検査の陽性率は70％と言われていて、陰性率は９９％と言われています。
なので、陽性でも30％の人は陰性で見落とすことになります。逆に感染していない陰性の人でも１％の人は陽性と誤ってしまう結果が出ることがあるわけです。

今は、新型コロナウイルス検査には、PCR検査、抗原検査、抗体検査があり、状態によりうまく使い分けられているようです。

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