村雨庵 茶の湯日記

日々是茶の湯

をちこちに

2022-05-17 23:30:35 | 短歌・俳句の事

をちこちに瀑の音聞く若ば かな 蕪村


おちこち とは
【彼方此方オチコチ・遠近オチコチ】と書く

1 遠い所と近い所。
 あちらこちら。
2 将来と現在。昔と今。

①あちらこちら。
出典万葉集 九二〇
「ももしきの(=枕詞)大宮人もをちこちにしじにしあれば」
[訳] 宮中に仕える人もあちらこちらに大勢いるので。
②将来と現在。
出典万葉集 六七四
「真玉付く(=枕詞)をちこちかねて言コトはいへど」
[訳] 将来も現在もあわせて(大切にすると)言葉では言うけれども

両口屋是清のお菓子に
(おちこち)があるが
最近食べてない

御菓子所 両口屋是清は
お茶どころ・名古屋の御菓子所、
両口屋是清は
寛永十一年(1634年)
大阪の菓子司・猿屋三郎右衛門が
尾張藩用菓子製造のため召され、
那古野本町に開業したのが
始まりと
記録に残されています。
貞享三年(1686年)には
第二代尾張藩主徳川光友公から
直筆 表看板
「御菓子所両口屋是清」を
いただきました。
伝統にまごころ込めて、
両口屋是清は今日も皆様に
喜んでいただける品をお届けしています。

ホームページにあった

写真は
五島美術館の庭

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