村雨庵 茶の湯日記

日々是茶の湯

源 信明ミナモトノサネアキラ

2021-04-19 23:09:51 | 和歌と歌人

源 信明ミナモトノサネアキラ
 和歌・歌人81
あたら夜の月と花とをおなじくは
あわれしられむ人に見せばや
『後撰集』
ほのぼのと有明の月の月影に
紅葉吹きおろす山颪ヤマオロシの風
『新古今集』

源信明ミナモトノサネアキラ
平安時代中期の官吏,歌人。
910-970 
延喜10年生まれ。
天禄元年死去。61歳。
源公忠キンタダの子。
若狭,陸奥などの国守を歴任。
従四位下。
三十六歌仙のひとり。
「後撰和歌集」以下に23首は入集。
家集に「信明集」がある。


もう三十年くらいまえだが
牡丹の苗を売りにきたので、買った。
狭い庭に植えたところ
大人しく何年かは咲いて消えた。
言わずもがな
牡丹の花は見事だ
一輪でも華やぐ。

茶のために使うには
花の頃合いもある故
いくつも株がないと切れない。
それはわが庭は日当たり悪く
水はけ悪くては
とうてい無理だ
最近のわが狭庭には
日陰でも咲く雪の下が広がりつつある
そのうちにホトトギスと半化粧で埋まってしまう
みな地植えなので気がつけば
強いものに淘汰された。
草木の伸張の早いこと
雨の後は特に目を見張る
炉塞ぎの月も過ぎるのが早かった。

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