久しぶりに首都圏での全日本フィギュア開催という事もあり、ダメもとで抽選応募したプラチナチケットが大当選しちまったんで、本日はさいたまスーパーアリーナに…
一昨年の世界フィギュアの時はスタンド前から10数列の大当たりだったんですが、今回は後ろから10数列の大外れポジション…(苦笑
リンクが遠くオペラグラスなしでは選手の見分けもつかない感じですが(汗、リンク全体を俯瞰して見れるんで演技の全体像を楽しむ事が出来るので、これはこれで良いかも?とも思ってみたり…
意外と早く着いちゃったんでどうしよう、まぁ入出場自由だからとりあえず入ってみようかなぁ、みたいな感じで会場 in してみると、何か聴き覚えのある音楽が流れてて、これひょっとしてゆづのFSの「天と地と」じゃね?みたいな…
ようやく自席に近い扉を見つけて入ると、随分と時間前なのに結構な観客の結構な拍手!!
そうなんです、男子FSの最終Gの前日曲かけ練習をやってたんですよ、そしてもっと早く来てたらそれをバッチリ見れた訳なんですよ…
つか、誰かコレ先に言うといて!!と心で叫びつつもあわてて自席に…(苦笑
でも後半の3人、星南くん、三浦くん、草太くんの曲練は見れましたし、曲練が終わった後も選手は練習を続けますんで、ランビエールといちゃつくショーマくんやパパンと何かしゃべってるユーマくんもバッチリと見れました。
という訳で、開始前から80%は埋まってる観客席の中アイスダンスのFDが開始。
一組目のあゆしんペアで既にもう何とも言えず感動しちゃったり、まぁそもそも草太の曲練で既にウルウル来てたワタクシでしたが。
そしてお待ちかね、本日最大のお目当てのひとつ、かなだいペアの登場!
彼らの演技はもう本当に素晴らしくて、これが競技会であることを忘れてしまう感じでした、演技にとっても艶があるんですよねぇ…
それに比べれば、小松原夫妻の演技は巧くて綺麗なのですが、あくまでも競技の域を超えてはこない感じ。
結果フリーではかなだいが上回ったモノの、RDのミスの差は埋めきれず小松原夫妻の優勝という結果に。
声を出せない中でも、会場のかなだい派と小松原派の拍手対決とか物凄く熱くて激しくて、うわぁ…となりました…(苦笑
そして女子FS、何か感動ツボに入っちゃって、下位選手が転倒しても何か感動しちゃう身体に…(苦笑
とはいえ、なかなかパーフェクトな演技が出ない中で迎える最終グループ、6分間練習でパッと飛び出した選手のスピード感にさすがの1軍感を感じました…(笑
ミスが惜しかったのものの、舞依ちゃんの妖精の様に可憐で美しい演技、サットンの女王然としたクールで美しい演技はさすがの世界観。
後方の席で鑑賞して改めて良くわかったのが、凄い選手は本当にリンクをいっぱいいっぱい使って演技するんですよねぇ、若い選手は最初の一週は大回りしても、疲れてくるとだんだん真ん中の方でこちょこちょと演技するようになってくる。
芸術的な美しい演技が魅力の舞依ちゃんやサットンはそういうトコもしっかり押さえていて、テレビ画面には映らなくてもそういう芸術性は醸し出んだなぁ、とか、改めて思いました。
二大表現派女王の後で滑った河辺選手は、正直見劣りしちゃって若干気の毒な感じでしたが、でもしっかり3Aも決めた演技で表彰台を確保、バッチリ五輪も決めましたねぇ。
前回シンデレラ枠で五輪決めたカオリンがびっくりするほどいい選手に育ってくれたので、彼女にも期待したい所です。
今日一番のスタオベを決めたのは樋口選手でした、3Aこそ決めきれませんでしたが、彼女に似合ったワイルドな曲に乗って迫力ある演技を魅せつけてくれました。
プレッシャーに負けず見事に悲願の五輪出場も決めて、五輪でも悔いのない演技を見せて欲しいですねぇ。
その新葉の鬼スタオベの後でどんな演技をするのか、若干心配な気持ちで迎えた最終滑走のカオリンでしたが、蓋を開けてみたら圧勝でしたねぇ…
3Aどころか、3Lz3Tも持ってない彼女が、スピードと大きなジャンプ、演技の完成度だけでここまで持ってゆくのは改めて凄いなぁ、と思いました。
芸術的な表現、とかいうんじゃなくても、単に技術力の高さが芸術性というか美しさに繋がるのだなぁ、という事を、彼女の演技をみてて改めて感じました。
紀平ちゃんが見れなかったのは本当に残念でしたが、初めて現地で観た国内大会、多少の好みはあっても、国際大会と違って何か全員素直に全力応援できるのは楽しいですねぇ、本当に良い全日本でした。
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