昨日は、宮司を兼務する金沢市久安1丁目鎮座の延喜式内 御馬神社の秋季大祭だったので、禰宜(息子)と一日中神社に詰めて奉仕し、総代さん方と共に参拝者の対応をおこないました。
そうすると、午前9時前後に、地元・三馬小学校3年生3クラス95名が「三馬昔たんけん」として、案内役の三馬公民館役員とともに、先生引率のもと、各グループに分かれて参拝に訪れました。
そのことは、今日の『北國新聞朝刊』36面「金沢欄」に報じられました。
この行事は毎年10月に行なわれているのですが、ちょうど祭礼日と重なりました。
いつもだと、私が神社のことについて児童たちに説明を行なっているのですが、秋祭りで忙しいので対応はできません。
なので、ひと月前に神社で公民館役員によって動画撮影がおこなわれ、児童たちには出発前に私が説明した動画を見ていただきました。
そして、今日は午前中、やはり宮司を兼務する横川1丁目鎮座の横川日吉神社の秋季大祭を、権禰宜のIDさんと共に奉仕するのですが…。
忠縄町鎮座の忠縄神社の月次祭(つきなみさい)と重なってしまったので、そちらの方は禰宜が奉仕いたします。
さて、一昨日の10月13日午後、金沢駅前のホテル日航金沢で、「石川県神社庁設立七十五周年記念式典」が開催されたので出席しました。
まず、オープニングの清興(せいきょう=上品で風雅な楽しみのこと)として、雅楽と邦楽のコラボ演奏が行われました。
雅楽器の笙(しょう)・篳篥(ひちりき)・龍笛(りゅうてき)と、篠笛(しのぶえ)・能管(のうかん)・尺八(しゃくはち)とのコラボレーションは素晴らしいものでした。
続いての記念式典では、席上、宮司を兼務するH神社で25年間にわたって責任役員をつとめているS氏が、神社功労表彰を…。
また、M神社総代会長のN氏が、県神社総代会表彰の栄に、それぞれ浴されました。
記念講演のあと、午後4時半に閉会となったのですが、当然、コロナ禍で懇親会はありません。
ですが、表彰されたS氏が、「宮司さん、一席設けてあります」と、あらかじめ金沢駅近くの長田1丁目の料理屋さんを予約してくださいました。
S氏は、空調と冷蔵設備会社の会長をつとめておられます。
S氏と親交のある当社総代会副会長のN氏も合流し、3人で直会(なおらい)となったのですが、このような飲食を伴う呑み会は、去年11月の金沢市神社総代会総会での懇親会以来です!。
しかし、さすがに北陸随一の歓楽街・片町での二次会は感染が怖いので断念し、そろってタクシーで帰宅いたしました。