昨日は、午前11時20分に家を出て、宮司を兼務する白山麓の白山市上野町鎮座・八幡神社に向かいました。
本殿に神饌(しんせん)を奉り、午後1時より今年最後となる新嘗祭を斎行いたしました。
新嘗祭に続き、還暦3件と数え年25歳の厄除け5件の祈願も奉仕いたしました。
祭典後、厄年の方々よりお供えされた酒饅頭は参列者全員におさがりとしてお分ちなされたのですが、私も拝戴して参りました。
この、「菊酒まんじゅう」と名付けられた酒饅頭はすっごく美味しくて絶品なのです!。
そして、帰り道、手取川(てどりがわ)の天狗橋近くで営む、白山市鶴来大黒町の“和乃菓 ひろの”さんに立ち寄りました。
この店で「菊酒まんじゅう」を販売しているからです。
この店の一番人気の「菊酒まんじゅう」を、先日予約していたので、受け取りに来たのです。
店内の様子です。
私が聞いた話では、8年前に鶴来商工会の会合に出席した店主が、萬歳楽で有名な小堀酒造店の前会長さんから、「ウチの大吟醸の酒粕で酒まんじゅうを作ってみないか?」と提案され、試行錯誤の末開発したのがこの「菊酒まんじゅう」なのだそうです。
霊峰・白山を源とする手取川の上流には、昔からイワギク、リュウノウギク、ヤマシロギクなどの野生菊が群生しており、その滴りを受けて流れる水は菊水として尊ばれていました。
菊水が尊ばれるのは中国の仙道の影響で、菊の滴を集めた水は特別の力があり、不老長寿の薬になると信じられていたようです。
その伏流水で醸した酒なので、萬歳楽や菊姫などは「加賀菊酒」と呼ばれています。
菊酒の酒粕で作られた酒まんじゅうなので、「菊酒まんじゅう」と命名されたようです。
ですが、美味しいと評判を呼んで、金沢など遠方からも大勢買いに来るので、予約しておかないとすぐ売り切れてしまいます。
まんじゅうの皮も旨くて、餡も上品な甘さで、ほんのりした酒の香りと共にふんわりしっとりで、何個でも食べられるお饅頭です。
私が今まで食べた酒まんじゅうの中で一番のおいしさです!。
あまりにも美味しい酒まんじゅうなので、当社の責任役員さんにも食べてもらおうと、お歳暮用に箱の詰め合わせ5個予約したのです。
帰宅して、私も1個頂戴しました。
うまい~。
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