大安で土曜日の昨日は、近くのひばりが丘(岸川町)という半世紀以上前に造成された古い住宅団地で、知人の息子さんの地鎮祭を午前10時より奉仕いたしました。
また、昨日の25日は、天神様(菅原道真公)の御縁日でしたので、宮司を兼務する金沢市梅田町の菅原神社で、午後2時より春季大祭を女性神職で権禰宜のIちゃんと共に奉仕いたしました。
マスク解禁になったとはいえ、祭典後の直会(なおらい)は自粛となり、夕方5時前に近くの里山へ山菜のコゴミ(クサソテツ)を採りに出かけました。
画像は、4日前にコゴミの芽吹き具合を確かめに行った時のものですが、まだ早かったのか3本しか採れませんでした。
今年は、2月から気温が高い状態が続き、特に3月前半は季節外れの暖かさとなり、桜の開花が観測史上最も早くなると報じています。
近くの野山も花芽の成長が進み、サクラ(桜)・ヤマブキ(山吹)・モモ(桃)・コブシ(辛夷)・モクレン(木蓮)が同時に開花し、3月末なのに春爛漫の様相です。
4日前のリベンジで、コゴミが自生する秘密の場所へ行ってみると、もう化けたものもありました。
昔から、「親の死に目とコゴミの盛りにはなかなか会えん」と言われるくらい、コゴミの成長は早いのです。
コゴミは、アサツキ(浅葱)やノビル(野蒜)、カンゾウ(萱草)などと共に、早くから芽吹く山菜です。
さらに、分け入り、山菜の王者・タラの芽の成長具合を確かめに行くと、新芽が芽吹いたばかりのものを発見したのですが、まだ小さくて採ることはできません。
その奥で、ちょうど食べ頃のタラの芽を見つけました。
普通、当地ではタラの芽の採取時期は4月10日前後なのですが、まさか3月末に採れるとは思ってもみませんでした。
これなんかは、もう伸びすぎて芽が棘状(とげじょう)になっていて、4月中旬以降の状態です。
なお、タラの芽は、とげのあるオダラととげの少ないメダラという種類があり、とげのある新芽も加熱すれば柔らかくなり食用出来ます。
なので、2週間以上も早く採取できたのですが、3月中に天然物のタラの芽を採ったのは生まれて初めてです。
本当、「嘘だろ?!」という感じです。
まさに、先週終わった日テレ土曜ドラマ枠の「大病院占拠」で、主演した櫻井翔クンの決めゼリフ「嘘だろ」と同じ思いです。
コゴミはこれだけ採ることができました。
タラの芽もこのとおりです。
さっそく、女房にコゴミと…。
タラの芽を天ぷらにしてもらい、夕食に供されました。
コゴミもタラの芽も全くアクのない山菜で、アク抜きしないでそのまま調理可能です。
もう一品は、コゴミをさっと茹でておひたしにし、マヨネーズを合えて食べました。
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