このブログで毎年5月だけを遡ってみても、今までGWらしいことを何一つしないこの私が、今年はちょっと近場へお出かけすることにしましたにやり音譜

 

 

 あんまり美味しそうに撮れてなくてゴメンなさい笑い泣き

 

 

 まず一カ所目は『ななや』さんというお茶屋さんへ。↑の抹茶ジェラートを目的に行きました。

 

 というのも私、大の抹茶アイス好きでしてウシシ いつもハーゲンダッツの抹茶アイスにはお世話になっております(笑) なのに割とご近所にあるこのななやさんのことは、ツイッターで県外のフォロワーさんから教えて貰いましたゲラゲラ 何で私が知らないのか!

 

 いや、お茶屋さんがそこにあるってことはかなり前から知ってたのよ。でも工場しかないと思ってたから、まさかこんな人気観光地のお土産屋さんみたいになってたとは!目

 

 行ってみたら凄いことになってました。まず駐車場が小さいので入れない車が空きスペース待ちで国一まで連なってたり、お客さんが店の外まで行列を作ってたり💦 そして食べるところがあまりないので、至る所で適当に座ったり立ったままアイスを頬張るお客さんたち…。

 

 とりあえず列の最後に並んでみると、店の中を覗いた後ろのお客さんが「今50人待ちかも」と言ってたので、少し立ち眩みがしました。だってそもそもこういう人の多いところ無理だし、別に今日来なくても近所だからいつでも来れるじゃん?💦 一瞬「帰ろうかな…」と思いましたが、今までそう言ってなかなか来れなかったので、ここは粘ってみました。

 

 私は今年、GWを堪能するのだ……とニヤ

 

 お店の中は本当いろんなお土産物で溢れていて……ってまぁ、全部お茶関連なんですけども汗 でも大福(人気商品!)とか、チョコとか、ロールケーキとか、スイーツがいろいろ気になりました。お茶も普通の茶葉だけじゃなく、ティーパックもボトルに入ったお茶も売っていて。最初瓶に入ったお茶を見た時、お酒かと思った💦

 

 ジェラートもお茶の種類だけじゃなくて、抹茶の濃さグラデーションのように種類があり、お好みの濃さを選べます。まるで激辛ラーメンやカレー店の辛さを選ぶみたいに(笑) あと気になったのが、『藤枝ハイボール』のジェラート。『藤枝ハイボール』とは、この辺りの居酒屋に行くとあるご当地ハイボールで、このジェラートにはアルコールは入ってないみたいですが、ちゃんと藤色もしています♪ これは次に行ったら食べてみたい!キラキラ

 

 ↑のインスタの通り、私は抹茶(濃さ:レギュラー)とほうじ茶のダブルジェラートを頼み、自分を含めた家族のお土産に、抹茶ティラミスを買って帰りましたにやりラブラブ

 

 

 ななやから帰る際、すんなり帰ったら面白くないと思い、もう一ヶ所気になってた場所へ寄ることにしました。それが『千貫堤(せんがんつつみ)』です。

 

 以前、ピクミンのお散歩アプリについて書いた時に、近所の“史跡めぐりMAP”のことに触れましたが、そこにこの“千貫堤”のことが書かれていて、非常に気になりました。

 

 というのはこの千貫堤、大井川の洪水をせき止める為に作られた堤防で、私の住んでいる場所から大井川は、一番近いところでも直線距離にして2キロ半ほどあります。

 

 東北の地震の時に、“津波が凄い速さで川を逆流した”という話を受けて、「南海トラフ地震が起きた場合、津波は大井川を逆流して氾濫したら、この辺は大丈夫なんだろうか?えー?てなことを考えたことがあったので、ご近所にこの千貫堤という存在があるのは、かなり由々しき事態だと思いました。

 

 つまり、この堤があったということは、ここまで大井川の水が氾濫したことがあったということ!笑い泣き

 

 それで本当にその堤の跡があるのかどうか、この目で確かめに行こうとずっと思っていました。その場所は、旧東海道から凄く小さな看板に導かれて曲がった小道にあるので、この辺を歩かないと絶対見つけられない場所と言えます💦

 

 実際にはほぼそれらしいものは残っておらず(民家が建ってるし)、↑の看板と石碑が残るくらいですが、小トトロが出そうな心細い小道を看板に導かれながら進むと、小さな資料館があって、そこでこの千貫堤と旧東海道沿いにあった名物弁当の“瀬戸(せと)の染飯(そめいい)”について、詳しいことを教えて貰えます。

 

 こんな分かりづらいところに資料館があるのも驚きだったんですが、ここで出会った資料館のガイドさんが母親くらいの年齢の方で、この辺りの歴史について非常に詳しく、また城跡も登る方だったので、ついつい話が合って話し込んでしまい、すっかり意気投合してしまいましたゲラゲラ

 

 千貫堤についてこの資料館で知れたのは、この辺りを治める田中藩の公共事業として千貫(※金額)でこの堤が作られたということと、大井川から田中城のちょうど中間辺りにこの千貫堤があり、お城や城下町を洪水から守るために作られたということでした。

 

 千貫堤はお寺とお寺を繋ぐように作られたのですが、その北側の端にあるお寺には、洪水で亡くなった田中藩民の無縁仏が沢山祀られているという話でしたお願いナムナム… ちなみに堤の中継地点になっていた山は、私が毎週お散歩で登っている山でした!ゲラゲラ

 

 同時に瀬戸の染飯のこともいろいろと教えて貰ったのですが、これが見た目真っ黄色の硬そうなご飯で、東海道を行き来する旅人の携帯食だったそうです。でもそれはおそらく平和になった江戸時代の話で、戦国時代にも既にあり、戦の為の兵糧にもなったのでは? という話でした。↑の写真にも資料載せてますけど、瀬戸の染飯は「信長公記」にも載ってるんだそうです!目

 

 戦国時代に一時期この辺りが武田領になった頃、私が週一で通っている山へ、田中城を攻めるために徳川軍が陣を張ったという噂を聞いたことがあるのですが、その時にこの染飯を献上したんじゃないかという妄想までしてしまいましたゲラゲラ ガイドさんの話では、染飯のお店の方は徳川家康からその辺りの土地を褒美に頂いたそうなので、あながち全くの妄想でもないのかも? (※そのせいで旧道が交通量の割に整備できず、今現在までそこが細い道になっているんだそうです💦 家康ぅ!!)

 

 とにかく次から次へと面白い話が聞けて、今まで行った城跡の話とか、ガイドさんが東海道を歩きで制覇して今は中山道を制覇中だとか、好きな武将の話から「やっぱり真田家の昌幸さんよね」で意気投合したり、本当楽しいひと時を過ごしましたにやりラブラブ まさかこんなご近所に話の合う方がいらっしゃるとは!ゲラゲラ

 

 普段ネット上しかうろついていない私ですが、GWだし外へ出てみたらなかなか楽しい体験が出来たよっていうお話でした🍵