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月の満ち欠け [日本映画☆☆☆]

2022年12月6日(火) 15:20~ 丸の内ピカデリー2
料金:1000円(障碍者割引)

月の満ち欠け
『月の満ち欠け』公式サイト
予告で、大いなる勘違いしていた。

大泉洋の嫁が、大学生と恋愛に陥るも嫁は死亡、大学生の男が、洋の娘が、「僕の愛したあんたの奥さんの生まれ変わりだ。」としつこく追い回してくるという、妙に嫌な話だと予告編を見たときに思い込んでいた。が、洋の娘が、学生の愛した女(やはり人妻であったが)の生まれ変わりで、娘の親友の娘で生まれ変わるという、なんども前世の記憶を持ち生まれ変わる女の話だった、大泉洋だけ、そういうことに懐疑的な普通の男の役。そんなに前世の記憶を持っていたら、平安時代の記憶もあるんじゃないかってレベルだが、話が拡散しない程度の記憶に収めているある種の恋愛ファンタジーで、俺が勘違いしたような嫌な不倫ものではなかった。最も不倫は不倫なんだけど。予告編で思い込んだ気持ちの悪さが無いのは、ある意味残念ではあるが。娘の前世の亭主が不憫でならない。仕事はできるのに可哀そうなおっさんである。暴走しちゃうし。
80年代に、あんな恰好した奴いないだろyとか、映画は、何かあらゆる意味で評判がいまいちだが、実際、舞台となる早稲田松竹だが、椅子が妙に立派で新しく、明らかに改装後のものである。80年代は、回想前なんで、椅子はぼろかったぞ、年がら年中「アンナ・カレーニナ」上映しているのも変だろう。
俺、早稲田松竹で見たのは、エデンの東と理由なき反抗。スター誕生と何か(忘れた)。

原作では娘四回転生しているが、映画では、少しすっきりさせwたようだ。ム住むの親友のいい人緑坂ゆいという名前なのだが、冒頭での洋への電話の名前が舞阪ゆいに見えて、えっ、アダルトな女優と同じ名前じゃんと思ったが、違っていた。

かすみんの鰓が削られたのか、大人っぽく綺麗になっていた。
娘の前世の亭主であるみじめな男、最近異常に売れっ子の 田中圭だったのか、そして洋の嫁は、柴咲コウ、そこそこ豪華な役者たちだな。

予告編での大いなる勘違いから、ビョン吉が「俺はゲイになってしまったのか」と悩む、恋人の生まれ変わりがビョン吉の教え子のぷよぷよしたナイスガイの男子高校生であるという超珍作「バンジージャンプする」みたいな変な映画を少し期待したが、若者には妙に評判が悪いようであるベタな感動作品だったよ。感涙には至らなかったが、概ね不満はない。ま、洋が贔屓の役者だということが大きいか。

お勧め度:☆☆☆ 転生度:☆☆★ 俺度:☆☆☆









月の満ち欠け

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  • 作者: 佐藤 正午
  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • 発売日: 2018/04/19
  • メディア: Kindle版



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