漸く発売されたSteam版FINAL FANTASY VII REMAKE INTERGRADEを購入した。

Epic Gamesではとっくに発売されていたのだが、3部作となると次にセーブデータを引き継がないといけないし数年に渡って遊ぶつもりならやはりSteamで所有しておきたい。

PS4で購入しなかった理由は発売当時何部作になるのか次がいつ出るのかロードマップが何も発表されていなかったため。

下手したら完結する頃にはPS6なんじゃないかと危惧したからだ。

PS4~5~6とハード跨ぐゲームなんか嫌だ。

案の定DLC(ユフィ編)だけ後からPS5/PC限定で出してきてPS4はハブられた。

肝心のPS5本体はこの世に売ってないのに?

 

 

 

 

 

 

38時間で本編クリアして現在ユフィ編(INTERGRADE)プレイ中。

 

知らない人類の方が少ないと思うがリア友で2名FF7知らない人が居たので一応用語集とあらすじを。

 

【FF7用語集】

東京電力(神羅カンパニー)

過激派環境団体(アバランチ)

グレタ(バレット)

化石燃料(魔晄)

発電所(魔晄炉)

地球(星)

 

【あらすじ】

FF7のストーリーは、グレタ率いる過激派環境団体が東京電力の発電所を爆破するところからスタートする。

主人公は過激派環境団体もといテロリスト集団アバランチの雇われ人だ。

グレタは吼える「石油を吸われ続ける地球の悲鳴が聞こえねぇか?!!」。

発電所が爆破された際に市街地の家屋にまで被害が広がり停電。

人々は嘆く「ただ、電気を使って便利な生活してるだけなのに…。どうしてこんなことするのよ~!!」

東京電力社員は宣言する「テロリストには決して屈しない!」と。

ちなみに主人公は自称元東京電力エリート社員だが実際は平社員だ。

原子力発電所で被爆してるのでちょっと様子がおかしい。

 

【世界観】

あらすじだけ話したら「全く感情移入できないんだけど何が面白いの?」という尤もな意見を頂いたが、FF7の人気の理由はその世界観だ。

世界観は完全に『遊戯王5D's』。

作品発表順でいえば5D'sがFF7の影響を受けたのだろうがあの世紀末感は中二心を擽られる。

巨大なエネルギー(魔晄/モーメント)を生み出すことに成功した1社が支配する巨大都市。

プレートの上には上流階級が住み、下層にはスラム。

バイクでセキュリティが追っかけて来る。おい、デュエルしろよ。

 

【リメイク版ゲームシステム】

ずばり『龍が如く』。

アサルトモードとブレイブモードを切り替えて戦う

風俗(ちょっとエッチなマッサージ屋)

闘技場・バトルタワー

サブクエスト消化しつつメインストーリーを進めるチャプター式

ダンジョン突入するとクエスト消化不可

「この先ストーリーを進めると戻れなくなります」

召喚獣→龍が如く…がFFの真似したんだった逆だわ

 

あまりにも龍が如くすぎて食事したら体力回復したり仲間の好感度上がったりするのかと思い六番街の居酒屋に突入してみたが特にそんなことはなかった。

あと道端の看板で敵を殴れたら完璧。

(パイプ椅子で殴るのはエアリスがコルネオの館でやってたね)

チョコボ牧場できるようになったらギザールの野菜栽培要素入ってきそう。

 

【FINAL FANTASY VIIレビュー】

大まかなストーリーの流れは同じなのだが追加エピソードが少しある。

セブンスヘブンの近くに下宿するアパートとかコルネオに彼女寝取られた男とかあんまり本編には関係ないものばかり。

原作では3,4時間ほどで終わる話を35~38時間にまで引き伸ばすために入れられた要素ばかりなのではっきり言って「だらだらと無駄に長い」という印象が拭えず。

ラストはオリジナルになかった〇〇。〇〇戦が有ったり、〇。〇〇が生きてる?だったりで、ヱヴァンゲリヲン破みたいな展開が有りそう。

 

オリジナル リメイク
伍番魔晄炉の爆破 壱番魔晄炉爆破作戦
- 八番街の出会い
- セブンスヘブン
- 真夜中の疾走
伍番街行きの列車 迷宮の犬
四番街プレート内部へ スラムの太陽
伍番魔晄炉の爆破 伍番魔晄炉の罠
エアリスの家へ 再会の花
クラウドの女装 欲望の街
六番街の下水道 焦りの水路
七番街・列車墓場 亡霊の悪戯
七番街プレートの支柱 アバランチの死闘
六/伍番街~エアリスの家 崩落した世界
- 希望を求めて
プレートクライム 落日の街
神羅ビルへの潜入 神羅ビル潜入
神羅ビルからの脱出 混沌からの脱出
- 運命の特異点

 

●ダメなところ

とにかくプレイ時間を引き伸ばすために無駄に遠回りさせひたすら歩かせる。

「あそこに駅見えてるけど道が塞がってるから遠回りしよう」みたいに歩かせて謎解きとも呼べないレベルのしょうもないギミックを解除させる。ただただ面倒くさい。

バイオハザードやサイレントヒル程度に面白い謎解きならいいのだが目の前にレバー見えてるけど行けないから腕渡りしていこうみたいな。だから何?だし、操作がひと手間増えるだけ。

 

移動中はRBボタンで走れるのだが、あちこちに狭い隙間や瓦礫の下を潜らないといけないポイントがあり、その箇所は強制的に鈍足歩行となるため、走ったり止まったりで画面に酔うしイライラする。

あと、連れがベラベラ喋り出すとそこも強制徒歩になるため、ゲーム中走ってる時間よりも歩いてる時間の方が長い。

でもってムービーはスキップできるのだが歩行中の会話はAボタンでポンポン飛ばすことができず真面目に聞いてないといけない。せめて設定に会話スピードの項目があればいいのだが無い。ボイス付きの弊害かと思われる。ドラクエのぽぽぽぽ…馬鹿にされるけど全力でA連打できるから偉大だわ。

 

バイクを考えた奴は減給しろ!!つまらんの極み。

原作のバイクもっと面白かったよなぁ?ミニゲームでわざわざやるぐらいには。

つまらん上に糞長い。体感1時間バイクが続く。

敵HPの終わりがやっと見えて来たというときにモーターボールのチャージ電流砲喰らってGAME OVERになったときはコントローラーぶん投げそうになった。

 

グレタ(バレット)とエアリスがうざい。

環境に優しいグレタのために神羅ビル59階までエレベーターに乗らず階段で上がったら誰よりも文句言ってたグレタ。

その後夜景見ながらあの灯りひとつひとつが地球の命云々文句言い出すグレタ。

1997年からティファ一筋なのにエアリスの生霊が現れて「わたしのこと好きにならないで」と言われて「は?」となった。

どうやら仲間内で最初に話しかけると好感度が上がる仕様らしく、そんなつもりなかったのだが惚れられていた…怖っ。

 

●いいところ

圧倒的グラフィック!

FF7も発売当時はCGすげー!!となったのだが今見るとポパイみたいなクラウドの腕で笑ってしまう。

人工的な機械都市だからこそCGの造形が圧倒的に映える。

FF7ほどCGにぴったりな世界観のゲームはない。

街に居るモブキャラに近づくと、話し掛けられないNPCでもボイス付きで井戸端会議してる内容が聞こえてくる。

街の人々の噂話や世間話で我々テロリストがどう思われているのか民意(概ね不評)が伝わってくるのだ。

大阪・新世界みたいな六番街ウォールマーケットもいい。

 

スカーレットの人間椅子ならぬ人間フットレスと、人間犬。

最高!まじでいい。

 

ラストの展開は賛否両論らしいが同じストーリーならオリジナルの方が面白いので、違うことやるの賛成~。

第1部が「序」で、次回作が「破」となるのだろう。

 

【総評】

ここまでの時点だとオリジナルの方が面白いのでFF7がどんな話か知りたい人はオリジナルやればOK。

オリジナルを知っててその上で変更点を知りたい人はどうぞ。

ラスト原作にはなかったエピソードが追加されたので第2部以降どう変わって行くのか楽しみという期待を込めてならやっといて損はない。

但し、次がいつ発売かもわからないし、PS4/5で出た後Epicを経て更にSteamに来るのは数年後の話なので今急いで定価( 9,878円)で買わなくていい。

セールで半額になったら買い!

 

 

Epic Games版は29%OFF

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