『オーディンスフィアレイヴスラシル』クリア

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40時間で全エンディングコンプリート！

『十三機兵防衛圏』と『ユニコーンオーバーロード』にぶちハマりし者なので過去作もやってみようと軽い気持ちで始めたら止め時を見失う面白さだった。


Wikipediaより抜粋​↓

『オーディンスフィア』（Odin Sphere）は、ヴァニラウェアおよびアトラスが開発し、2007年5月17日に発売されたPlayStation 2用ロールプレイングゲーム。


『オーディンスフィア レイヴスラシル』（Odin Sphere Leifthrasir）のタイトルでPlayStation 4、PlayStation 3、PlayStation Vitaにてリメイクされ、2016年1月14日に発売された。

オーディンスフィア レイヴスラシル - 公式サイト

 

いや、めっちゃ昔のゲーム！！！

何故この神ゲーを知らなかったのか。

 

 ストーリー

現実世界の屋根裏部屋でアリスが読む本の中の物語という体で各キャラの物語が進んでいく。

「ワルキューレ」「指環」「ワーグナー」等の単語からわかる通りニーベルングの指環や北欧神話をベースにオリジナルのファンタジー物語”世界の終焉”を描いている。

「ユグドラシル」の名前が出た瞬間「=世界樹」という知識のあるオタクなら興奮のあまり泡吹いて倒れること間違いなし。

 

 シナリオ構成

5人の主人公を操作してそれぞれの視点で1つの物語を追体験していく。

13人の主人公を操作してそれぞれの視点で1つの物語を追体験していく『十三機兵防衛圏』の前作として納得のシナリオ構成。

 

ただ、十三～のように操作キャラは好きに選べない。

各主人公ごとに全7章からなるストーリーを順固定で、グウェンドリン編→コルネリウス編→メルセデス編→オズワルド編→ベルベット編→終焉とクリアしていかなければならない。

各7章×5人分+エンディング7種。

あのキャラ早く動かしたいのになぁ～と思ってもできないので前半のキャラが好きになれないとプレイ続行が苦痛かも。

 

あと、1つの物語を5人の視点で見る形式なのでしょうがないが、他のキャラで既に行ったダンジョン、他のキャラで既に倒したボスとの戦闘が繰り返されるのが飽きる人は飽きるらしい。

同じ敵倒すにしても操作性もスキルも違うキャラ動かすんだからわたしは飽きなかったが。

 

どのキャラも操作している内に愛着湧いたが、最初から好感度高かったのはコルネリウスとベルベットしか居ない。

オズワルドは龍殺しで動物愛護団体の自分激怒案件だったし、クリアしてからも「でもお前NTRはまずいって。オニキス可哀想」となってしまった(悪いのは魔王オーダイン)。

 

第一印象から一転して好きになったキャラはメルセデス！！！

メルセデスのことは誰しも好きにならずにいられないと思う。

作中最も目覚ましい成長ぶりを見せつけた幼き女王。

 

 ゲームシステム

「2DアクションRPG」という初めて経験するジャンルであったが、ようするに移動と戦闘はマリオなRPG。

 

ワールドマップから各ダンジョンへ

 

ダンジョン内マップ

 

スキルツリー

 

ショートカットキーを設定できるが、決定「〇」や部屋移動「↑+〇」の際に暴発しまくって大変だった。

 

 絵本のような画面

レストラン行けば背景のエビの髭まで動いてるし、天井からぶら下がったお鍋は揺れてるし、超美麗な動く絵本！

 

2D横スクロールなのでキャラは平面絵だし横向いてる。

十三機兵防衛圏とユニコーンオーバーロードの画面じゃん！！ここから来たのか！！

と、最新作から過去作に遡りし者は納得した。

 

※ネタバレ注意↓

ずっと横向きでキャラに向かって話しかけてた商人がエンディング後のカーテンコールで画面正面向いて話しかけてくるとこ、うわー！！！！！！！となった。エッモ！！！！

ちなみにわたし、商人が言う「手に持ってるやつ売ってくれ」はコントローラーのことかと思った。

商人が話しかけている相手は話の流れから考えたら本の著者なんだけど、ここまで物語を紡いできたプレイヤー自身でもあるのよ。

 

 アクション

マリオが苦手なので心配していたが難易度Sweetも用意されている。

しかし、わたしがマリオ苦手なのは戦闘ではなくジャンプして飛び乗るとかそういう部分なので。

足滑らせて落とし穴に何度も落ち続けて台パン絶叫したけど……何とか…ギリ耐え。

 

 戦闘

戦闘中も魔法薬調合するしアイテムも使うし弁当も食べるよ！

シャイン(目眩まし)とトキシック(毒)が強くて愛用。

攻撃は□ボタン連打(たまに〇でスキル発動)のガチャゲーだけど、アイテムのお陰で戦闘が楽しい。

炎系の敵には氷属性の風ぶつけたり、メタれば楽に倒せる。

 

同社(ヴァニラウェア)のファンならお馴染みの画面のようだ。

 

 ヴァニラ飯

お馴染み「ヴァニラ飯」が登場する。

料理を食べてHP回復はよくあるが、料理を食べて経験値稼いでレベルアップは斬新。

食べなくても敵倒すだけでも経験値は入るが料理を食べることによって得られる経験値が大きい。

料理のお陰で盛り盛りレベルアップするので全キャラ終章ではLv.50以上。

 

各ダンジョンにあるレシピと素材を集めて料理人を呼んで作らせる。

 

ダンジョン内には敵が出ないセーフルーム的な部屋が用意されているので、そこで買い物したり、卵から鶏育てたり、種を植えて羊を育てたり(？)。

 

全レシピを食べたトロフィーがあるのだが、食べた料理を確認する機能が無いので取りこぼしたっぽい…。

 

 真の真END

予言の解釈通りの組み合わせでキャラを各ボスにぶつければ真END。

 

真END見た後に意味深な感じで新たな本が1冊追加されるので話はまだ終わっていないことがここでわかる。

 

で、ここからが大変な作業だった。

真の真END(祝福END)を見るためにはBADも含めた全エンディングをコンプリートしなければならない。

攻略サイトに効率のいいコンプ方法が載っているが、見なくても、気になるあのキャラとあのキャラを戦わせたら特殊会話発生しそうだな…を試せば別ルートのエンディングが見られる。

これが結構鬼畜でベルベットでイングヴェイ倒したり、メルセデスでイングヴェイ倒したり、なので心が苦しい。

そうして個別エンディングを回収していく。

 

予言の書を丸っきり無視した無茶苦茶な組み合わせで全ボスを倒すとBADエンド。

 

これで全ルート制覇したことになるので祝福ENDを見ることができる。

 

祝福ENDの最後の1枚絵で信じられないほど泣いたのだが、これはPS2オリジナル版には無かったリメイクでの追加要素らしいので是非見てほしい。

祝福END見るための作業面倒臭すぎて動画で済まそうかなとか一瞬思ったが本当にこれだけは自分の目で確かめてほしい。

スクショ撮ったけど、見るだけで今も号泣してしまうので直視できない。

 

40時間夢中でプレイしたまごうことなき神ゲーでした👏

 

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オーディンスフィアに似た感じかな～とエンダーマグノリア買ってみたら！！！

タイムリー過ぎて嬉しい！

前作エンダーリリィやってないんだけどマグノリアからやっちゃって大丈夫そ？