繊維(戦意)喪失のファブリックス協会をフライングゲット | 勝手にしたらカーテン屋・粋に書いても没記

繊維(戦意)喪失のファブリックス協会をフライングゲット


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                この写真の意図することはなんでしょうか?


 

                     これは糸で、遮熱糸ですねん。


                     今、インテリア業界で話題やねん。



わいが、昨年の重大ニュース


7位 NIF 「 遮熱レースの定義と規格」 発表


びっくりしたがな~ ジャパンテックスに行ったら日本インテリアファブリックス


協会(NIF)のコーナーに「遮熱レースの定義と規格」についてパネル展示


してるやんけ。


こんなんいつ決まったん?写真撮影禁止となっていたので撮らなかったけど


一言一句写してきたがな~。


あとで聞いたらまだ決定した事項とちゃうらしい。


なんや、それ、


東日本大震災から1年9か月


震災後、各社バラバラにデータをだして、やれ遮熱レースやといいながら


ブームになってきたけど、エンドユーザーにはわかりにくいから、業界で


キチンとした基準をつくってやと言って来てNIFも動いたんやけど、


まだでけへんねんて。


ちんたらやっているうちに遮熱ブームは過ぎちゃんやで~


遮熱も一発芸人かよ~





わいも、エンドユーザー向けのブログ「カーテン屋の奮闘記・イッキに書いても日記 方に、


今まで盛んに「業界で基準をつくれ」と書いてきたさかい、


その後2か月経っているので、正式にニュースリリースされへんから、


どうなったんか気になってなぁ、


各メーカーのうちの担当者にメールして、どうなってんねんと


聞いたんや。



そしたらやな、


あんまし返事もけ~へんねんな。


数社返事があって


一応ジャパンテックスで発表したあとからの変更は


ないけど、これから文章の変更があるかもしれんという


変な返事ばっかりやねん。




わいが、各社にメールしたから


日本インテリアファブリックス協会(NIF)に確認したような雰囲気が


感じ取れたなぁ。




おかしいねん。



ほんで、NIFにもメールして、ジャパンテックスで


発表されていた「遮熱レースの定義と規格」を


ブログで検証してもええかと聞いたんや。



実はな、ジャパンテックスでパネル展示されていた


「遮熱レースの定義と規格」の文章を控えるのが


邪魔くさかったから、全文写真に撮ってあんねん。


一応、展示会の入口には撮影禁止と書いてあったけど、


NIFのブースは無人やし、


その時は、こんなん、発表されているのに知らんのは


わいだけかなと思って、


あせって勉強せなあかんなと思って、写真を撮ったんや。




そのとき、公式発表されたもんやと思ったもん。




ほんでやな、


わいも、まだまだこの業界で生きていかんなあかんし、


無断で「遮熱レースの定義と規格」の書かれている写真を載せたら


今年のジャパンテックス2013に出入り禁止になったらあかんと思って


NIFに聞いたんや。



そしたらやな、



「文章の表現方法が もまれて変更になるため、


写真の公開は控えていただきたい。


(基準自体が変更になるわけではないです。)」


と返事が来たんや。


11月に自ら主催する一大イベントである


ジャパンテックスにやで、


文章で発表しておいて、2か月経って


文章の表現方法がもまれて変更になるためって、



おかしいやんけ~




そしたら、ジャパンテックスの発表の時は



もんでないんかい?



ほんまに なめとんな



ジャパンテックスに来る人なんか、こんなの


真剣にみてないだろうぐらい思ってんのとちゃうか?


まぁ、それが正解で、わいの周りの同業者に聞いても


ほとんど真剣にみてなかったわ。


NIF会員企業の営業に聞いても誰も知らんかったわ。


パンフレットがなかったからいうって、写真に撮ってきたのは


わいだけやった。





2月中旬には承認を得て再発表すると返事には


書いてあったけど、


わいが想像するに、この基準に反対しているところが


ありそうで、もうちょっともめそうなんやな。


この調子でいくと


今年のジャパンテックス2013の目玉になりそうやんか




ちょっとここらで、遮熱基準の制定の推移を見守っている


業者もいるぞということを明らかにしておかんと、


このままチンタラいきそうやなぁ。



決死の覚悟で、


NIFが発表していた遮熱レースの基準を検証してみたいわ。



もんでない文章はこっちは読んでいて、ここにもコピー


できるけど、それやっちゃうと


ほんまに、ジャパンテックスに行けなくなりそうやし


やめとく。


ジャパンテックスはどうでもいけど、同業者のオフ会に


行けなくなったら寂しいがな。



各メーカーに聞いても基準は変わらんらしいから


これについて検証するわ。




わいに言わせれば、文章の表現より、


こっちの基準のほうが問題やと思うわ。




【表示基準、試験方法及び判定基準】


1)表示基準


遮熱レース及び遮熱効果のあるスクリーン類に表示することができる。

2)試験方法


カケンレフランプ(インテリア法)


・熱線受光体(黒色塗料塗付鋼板を設置)の約5mm上に試料を保持し、


更にその上約5mmにガラス板を設置し試験片とする。

・指定面倒から光(ランプ)を照射、裏面の熱線受光体の表面温度を


サーモカメラを用いて経時的に測定する。


・ブランクとして試料なしの試験片を対角線上に設置し、


同時に測定を行い遮熱率を算出する。


・試験は試料とブランクの位置を入れ替えて2回測定し、平均値を試験結漂とする。



       (ブランクの上昇温度※一試料の上昇温度※)
遮熱率(%)= -------------------------------------------- × 100
            ブランクの上昇温度※

※照射時間15分


使用ランプ:レフランプ100V500W  照射距離約:50cm  照射面:裏面(屋外側面)

3)判定基準


遮熱率25%以上(暫定・2012年11月現在)


採光率0.6%以上(遮光率99.4%未満)



これは、ジャパンテックスの時にパネル展示されていたものを


写して手書きしたもんや。



ここに書かれているカケンレフランプ(インテリア法)というのは


新しいやりかたなんかようわからんねんわ。


サーモカメラを用いてと書いてあるし、こんなやり方は


初めてやと思うわ。


今までのは、カケン式光-熱特性試験装置を用いて、


光照射し、熱に変換された後、その表面温度を


高感度フィルムタイプ温度センサにより測温する装置やもんなぁ。



まぁええわ。



問題は判定基準の


遮熱率25%以上(暫定・2012年11月現在)


採光率0.6%以上(遮光率99.4%未満)



これが問題なんや


一応、暫定となっていていつでも変更するよという


感じやけど、産元の人に聞くと、


この遮熱率25%以上というのは


ちょっとしたミラーレースでもクリアするらしいんよ。


今、出回っている遮熱レースといわれる商品なんかは


ほとんどOKらしい。


そんじゃ、意味ないやん。


1級2級3級というのもなく、


みんな同一の「遮熱」になってしまうやん



ユーザーが知りたいのは、それとちゃうねん。



こっちの生地とあっちの生地では、どっちが遮熱効果が


あるねんということやねん。


もっと簡単にいうたら、こっちの遮熱ロールスクリーンと



あっちの遮熱レースとどっちの方が効果があるねん


ということやねん。


いまは、それすらわからへんねん。



だから~



もっと厳格な基準がほしいねん。



これやったら、今、だしているしょぼい遮熱レースに


お墨付きを与えるだけで、なんの効果もあらへん、


どっち向いて、基準をつくってんねん?



国民の方に向いてないやんか?




あほらしいわ



ほんま~



1年半かかってこんな状態やし



正式発表はいつあんのか知らんけど、


はっきり決まってへんのに、


よくジャパンテックスで発表したなぁ。


こんな、NIFのフライングとちゃうの?



わいは フライングゲットしたで~



今はキンタロー。さんのAKB48のものまねで「フライングゲット」が


話題やで


旬 や。


かたや、「遮熱」ブームはもう終わったんちゃうか



昨年までで、これはスギちゃん。(過ぎちゃん)



そういえば、2月12日のピン芸人日本一を決める


「R-1ぐらんぷり2013」の決勝の


初戦はキンタロー。VS スギちゃん や


どっちが勝つかって?


やっぱり、旬のキンタロー。 やろ。


こっちはどうでもええけど、


日本インテリアファブリックス協会は



ファブリックだけに繊維(戦意)喪失



やな。



続く



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