全国的にはすでに始まっていて、合格発表も行われたりしていますが、東京では毎年11月1日が私立小学校の入試が始まる日です。
協定で決められているのでしょうね。
コロナ禍で私立小学校受験者が増えているそうで、サラリーマン家庭でも志願者が増えたと聞きます。
理由はリモート授業への対応が早かったとか、コロナへの取り組みも役所の指示に従わざるを得ない公立に比べ柔軟にできたり、検温が商業施設と同じようなカメラの前に立つだけでOKかどうかわかる装置が導入されたりというような点が評価されたのでしょう。
他にも英語教育に対する取り組みやプログラミング、STEAM教育等のいち早い導入、アフタースクールの充実などが受け入れられているようです。
このアフタースクールは単なる預かりにとどまらず、英語教室や音楽教室がいながらにして受けられるなど、共働きで平日は習い事の送り迎えができない家庭に好評です。学費以外の費用がかさみますが。
また、入学試験という選抜を経ているため、授業がスムーズに進む点に魅力を感じている人も多いようです。
無料で受けられる義務教育でなく、学費を払って通うのですから、そうしたメリットがないと選ばれませんし。
なにはともあれ、この1週間は紺の服に身を包んだ親子をあちらこちらで見かけることでしょう。
羊の家の近くの駅からも、そうした親子が学校に向かって歩いて行きます。
良いご縁がありますようにとお祈りしています。(羊)