冬作業の切り替え前に、遅めの造園(エクステリア)に入りました。

 

崩れてしまった斜面のステップを固定する作業に取り掛かります。

 

 

庭づくりに入るのはしばらくぶりになりますが、バラの手入れを行うタイミングで少しずつ資材を搬入しています。

 

 

花壇の枠(エッジ)と階段(ステップ)の位置を決めて行きます。

 

写真では分かり難いですが、わりと高低差があります。

 

 

ステップの位置が決まり、上スペースのストーン(レンガタイプ)の並びとエッジの位置を割り出せるようになりました。

 

長いアプローチ部分を並びの軸に、枠内に2.5~3個で収められるようにエッジの幅を調整します。固定前なのでおおまかに。

 

 

ガーデンハウスの前にあたる下段の石材から、おおまかにレベルを出してから固定に入ります。

 

 

エッジ部分の固定が終わり、枠内のステップを上から固定して行きます。

 

 

エッジの固定が出来るようになった上スペースでは、仮置きのベルギーレンガをライムストーン(レンガタイプ)へ置き換えました。

 

 

ベルギーレンガの下にはアリの巣があり、カミキリムシの幼虫が何度か運ばれました。かなり大きなコロニーだったので、春には近くから出てくるでしょう。

 

 

冬作業への切り替え時季(今季は11月中旬ごろから)が近くなり、雨予報が多かったこともあり、作業を広げ過ぎないよう固定作業をこのあたりで区切ります。

 

 

ステップの周りをハニーストーン(コッツウォルズストーン)で固めて見ました。

 

ハウス前のステップ(枕木タイプ)ですが、固定後に泥汚れを落としたところ、思いのほか違いが出てしまいました。

 

次に見たら馴染んでいるかも知れませんし、色々な石やレンガを取り入れているガーデンなので無しではありませんよね。

 

泥汚れが減ることで流れが気になるようなら、交換も視野に入れ手直しをしながら進めて行きます。

 

 

足場のライムストーンを加工し、おおまかに割り振るところまで進められそうなスケジュールでしたが、作業の中盤から雨が多くなってしまい、階段を仕上げたところで今季の造園作業を終了としました。

 

冬作業を終え春までの時季にゆとりがあれば、何かしら手を入れられるかも知れません。

 

 

11月に入っても冬の気配はしませんが、バラの冬作業へ切り替えます。

 

石材のアプローチ【花壇とステップ】杉並区の庭より