坊っちゃん入るべからず・・・南四丁目発by Ken's Channel

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「北海道山日和」

2024 大阪マラソン・・・雨・極寒 レース当日(日曜日)・・サブスリーは?!

2024-03-12 17:45:23 | 大阪マラソン

レース当日

2月25日 日曜日 天候は雨、スタート時間9:15の気温は6.2°c。

大阪マラソンはウェーブスタートを採用しはじめた。昨年からだったか。

朝は5時に起きた。まだ暗いがカーテンを開けて外を見てみる。11階からみる道路はやはり濡れているが、

雨が激しく降っているような気配はない。少しだけ期待感が上がる。

買っておいたおにぎりと味噌汁、ヨーグルト、サラダを食べた。次第に明るくなってきたのでもう一度外を見る。

まだ歩いている人はまばらだが、全部ではないが傘をさしていない人もいる。

スマホで天気予報をチェックすると、前日の予報より回復が早い。

 

一緒に参加したチームメンバーたちとホテルからスタートブロックへ向かう。

気温が低いので、走るウェアの上に100均製のレインコートにこれまた100均のシューズカバー、その上から山登りでも使用

しているゴアテックスのしっかりしたレインウェアの上下を着ている。こんなことが出来るのも応援で来てくれている家族と

友人がいるからだ。大阪城公園駅側から青屋門を通り桜門とその奥に天守閣を見ながら大手門へ指定されたルートでAブロックへ向かう。

アップするのは諦めたのでブロック閉鎖時間9時ギリギリにした。なるべく寒い中で待たないようにする作戦だ。

そしてAブロックも最後尾にはいる。スタート後にどのくらいのロスタイムになるかはわからないが、昨年は40秒だった。

皆さん少しでも前に入るために各ブロックとも前に前に詰めていくので、後方にはかなりのスペースができる。狭い範囲ではあるが

軽いジョグも出来る。動き作りをしながらスタート待つ。

スタートまで10分を切ったくらいでブロックの外でサポートしてくれる友人にゴアテックスのレインウェアを渡した。

この時点で雨はほぼ止んでいた。ラッキーだ。

走り出してしまえば余程の雨でない限り雨は気にならないが、スタート前からずぶ濡れになるとやはりテンションは下がるので

止んでいてくれるのはありがたい。

 

大歓声と共に号砲が鳴った。2024大阪マラソンのスタートだ。

ここ昨年とその前は現地に来てから腰を痛めてのスタートだったが、今回はうまく切り抜けた。

とは言っても心配事はたくさんあるが。

今回の目標は2時間55分切りと言いたかったが、自分のコンディションと気候を考えるとやはりちょっと厳しい。

カメラを持つこともどうしようか迷ったが、撮影しながらというのも悪くない。人間どうしても良いところを見せたくなるので

自分で撮りながら走って撃沈はしたくない。まぁ撃沈したらお蔵入りにしても良いのだが。

 

ということで、ロスタイムは思ったよりあり1分1秒だ。箱根駅伝の大学のスローガンで「1秒をけずり出せ」とあるが、

まさしくその通りで、これは1秒とは言わないがギリギリで涙を飲んだ人にしか実感としてはわからない。

これは今まで何回も書いたような気がするが、当たり前だが42kmを走るフルマラソンでロスタイムが42秒なら

もうその時点で目標タイムの平均ペースで1秒ビハインドだ。それが1分1秒となると、それに加えスタートラインを過ぎてからペースに

乗るまでにまた時間がかかる。もうその時点で平均ペースで2秒、3秒と借金を背負う。

ただそれわかって後に並ぶのでロスも含めてペースマネジメントをする必要がある。

 

今回のロスタイムは昨年の大阪、11月に走ったつくばマラソンの約40秒より分が悪い。

同じ作戦で30km通過くらいでロスを帳消しにする感じで行くことにする。

 

5km通過 22:38 (4:31/km) ラップ 21:37(4:19/km)

 

1kmは約5分24秒かかった(ガーミンより)。1km過ぎたあたりからペースがあげられるようになって、大体4:11/kmのペースで安定。

ちょっと速い気もするが、これより遅いと後半の上げ幅がきつい。

 

10km通過 43:38 (4:22/km) ラップ 21:00(4:12/km)

 

大阪マラソンのコースは本当にフラットだと思う。ペースが作りやすい。

雨もほとんど気にならない程度だ。レインコートはウェアの上に袖なしタイプのいわゆるゴミ袋タイプとその上に100均のものだが、

早々に脱ぐことになった。

 

15km通過 1:04:35 (4:18/km) ラップ 20:57(4:11/km)

 

御堂筋から千日前通りにでた。大正橋を越える時に若干上り坂になるが、これは余程田園地帯のようなコースでない限りないし、

前半なので大して気にもならない。昨年までは伯楽橋西詰で折り返してから京セラドームの脇を通って市岡元町で第二折り返し

だったが、今回は伯楽橋西詰で折り返さずに左折し、市岡元町へ向かって折り返す。折り返しは少ない方が良いのだが、

あればあったで良い気分転換いもなる。

 

20km通過 1:25:26 (4:16/km) ラップ 20:51(4:10/km)

 

大正橋を再度渡った後に20kmを通過した。ペースは変わらずだが少し速いかなとも感じた。疲労感が出てきてるわけではないし、

脚が重たくなっているわけでもないが、風邪ひき後でのことを考えると後半に来るかもしれないと思ったが、

行けるとこまで行くことにする。この時点で概ねサブスリーギリギリまで戻した感じだ。

 

中間点通過 1:30:04 (4:16/km) 

 

借金は返したが、ちょっと早かったのか。ただ気温は相変わらず上がってこない。というよりちょど良い。呼吸もキツくない。

 

25km通過 1:46:23 (4:15/km) ラップ 20:57(4:11/km)

 

脚は若干重たくなってきたが、呼吸もキツくなく良い感じで巡航できている。ここで完全にサブスリーペースに戻った

なにわ筋という後半の今里筋に次ぐ長い折り返しコースだが、反対に折り返してくるランナーを見ることもできるし、

自分が折り返せば来るランナーにエールを送ることもできる。チームメンバーともエール交換できたし、元気ももらった。

折り返しコースの良いところだ。

このなにわ筋を終えると三度目の千日前通りへ。そして松屋町筋へ。

 

30km通過 2:07:37 (4:15/km) ラップ 21:14(4:15/km)

 

後の祭りだが、この時点でちょっとした勘違いをしていた。つくばの時は2時間8分ジャスト通過でギリギリ3時間の9秒前に

ゴールに飛び込めたが、それよりも貯金があったために油断もした。決してペースには貯金がないのに。

 

35km通過 2:28:59 (4:15/km) ラップ 21:22(4:16/km)

 

35km付近でふくらはぎに違和感がきた。足攣りだ。多分来るだろうとは思っていたが、今回は思っていたより早かった。

まだひどいわけでもないし、これ以上酷くならなければなんとか行けると思ったが、急激に悪くなった。

つくばの時くらいのピクピク、うぅやばい程度なら良いが、油断したら転んでしまいそうな危険もあるくらいだ。

恐らく気温のせいもある。この時はスタート時よりも雨が強目になっていたし、風も強目になっていた。

走るのに気になるほどではなかったが、今のコンディションでは前半のペースも合わせて少しずつ脚が削られていたか・・・

 

40km通過 2:50:49 (4:16/km) ラップ 21:50(4:22/km)

 

足攣りで一気にタイムを使ってしまった。まだサブスリーを諦めるタイムじゃないし、呼吸が苦しいわけでない。

足攣りがなければペースはあげらると気持ちは思いながらも脚がいうことを聞かない。昨年の大阪は41km付近で

サブスリーペーサーの集団に追いつき、そのまま前に出てスパートをかけることができたが、今回はその41kmを過ぎても

ペーサーのいる集団はまだ前だ。足攣りが酷くてタイムを計算する余裕がない。もちろん大幅にペースも上げられない。

そんな状態で大阪城公園に入って行った。

堀の橋を渡ってゴールゲート見えるところまで行ったところで集中できたのか、奇跡的にペースを上げることができたが

時すでに遅かった。ゴール脇にある時計は100mくらい手前で無惨にも3時間を回った。

 

ゴールタイム(グロス)3:00:20  ネットタイム 2:59:19

 

最後の2.195kmのラップは9分31秒(4:20/km)だった。

 

20秒届かなかったサブスリー。正直ちょっと悔しいが、記憶に残るレースにもなった。

そもそもしっかり練習ができないコンディションで望んでいる時点でタイムは追えないのだから仕方がない。

ギリギリサブスリーじゃなくて、もっと上のタイムを狙えるコンディションで臨むことが大切だ。

これから北海道のマラソンシーズンに入っていく。

まずは膝の痛みをなんとかしないと。

 

追伸 

レースに使用したシューズはミズノのウェーブロイべリオンプロ(書きぞめ)だ。ふくらはぎに負担がかかりずらい

スムース・スピード・アシスト(SSA)が搭載されているが、今回みたいに脹脛が攣らないわけでない。

ただつくばの時もそうだったが、攣った時でも慌てず一番効果が得られる中足部で踏むことと、姿勢をしっかりと

立てることで減速を最小限に抑えることができたと思っている。



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