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ガーミンS12とS42の違いや選び方について!

ガーミンゴルフウォッチS12とS42の違い!
ガーミンS12とS42の違いや選び方について、詳しく紹介します。

ガーミンS12は2021年4月22日、S42は2021年3月25日に発売された商品です。

S12のほうが新しい商品ですが、型番の数字が大きいことからも分かるように、S42のほうが上位モデルで値段も高くなっています。

ただ、両方とも一応日常生活でも使える機能は付いていますが、わりとゴルフ機能に絞った仕様になっています。

その中で、S42をさらにシンプルにしたものがS12です。

簡単に違いを紹介すると、

【ゴルフ機能の違い】
S42のほうがGPSの精度が上(誤差が少ない)
S42はショットした位置や飛距離を記録できる※
S42は別売りのスイングセンサーと連動させスイング分析が可能(ただ、スイングセンサーはすでに販売終了)

※S12でも別売りのセンサーを買ってクラブに取り付ければ記録可能

【ゴルフ機能以外の違い】
S42はモバイル端末の着信やメッセージなどを確認できる
S42は1日のステップ数や睡眠データなどの記録可能
S42はウォーク/ラン/バイクのデータも記録可能
【基本仕様の違い】
S12:モノクロ、ボタン操作
S42:カラー、タッチ操作
S12のほうが軽量で電池が長持ちする

上記が大まかな違いになります。

なので、S42についている機能が必要ならS42がいいですし、それらの機能は不要でモノクロ・ボタン操作でもOKならS12のほうがいいです。

記事中では、1つ1つの違いをより詳しく紹介し、最後にそれらを踏まえてどのように選べばよいかをまとめています。

必要最小限のゴルフナビ。電池のもちがすごい↓

S12のグラナイトブルー↓

S12のホワイト↓

GPS精度がワンランク上。ショット記録ができるのも嬉しい↓

S42のホワイト↓

S42のライトサンド↓

S12とS42のゴルフ機能の違い

GPSの精度

GPSは本来、ゴルフ機能ではなく仕様の違いに入りますが、プレーする上で関わってくることなのでここで紹介します。

ゴルフウォッチなどのいわゆるゴルフナビは、GPSの信号により距離などの測定ができますが、対応している信号が違います。

S12:誤差3m程度(みちびき補完信号)
S42:誤差1m程度(みちびきL1S信号)

一般的に、みちびきやGPSなどによるL1C/A信号の衛星測位では、誤差10m程度になります。

それが、ガーミン社の独自技術によって、誤差3m程度となっています。

S42は、サブメータ級測位補強L1S信号に対応することで、より高精度で誤差が少ないです。

誤差3m程度でも十分すごいと思いますが、正確さをより重視するのであれば、S42のほうがいいでしょう。

※測位時の衛星の位置や環境により誤差が大きくなる場合あり

ガーミンオートショット機能の有無

ガーミンオートショットとは、ショットした位置や飛距離を自動で記録できる機能です。

アプリと同期することで、ショットの軌道などを確認できるので、後から分析したりプレーを振り返って楽しむことができます。

このオートショット機能については以下の違いがあります。

S12:オートショット機能なし
S42:オートショット機能あり

なので、ショット内容を記録したいのであればS42がいいですし、そういうのは不要であればS12でも大丈夫です。

ただ、オートショット機能は少し注意しておきたい点があります。

・どのクラブで打ったのかも記録したい場合(クラブトラッキングをオンに設定時)、ショット後にクラブ選択画面が表示され、使用したクラブをリストから選択する必要がある(ショット毎に手動操作が必要になるということ)
・チップやパットは記録できない

これらの操作が面倒だったり、チップやパットも記録したい場合、別売りのクラブトラッキングセンサー(CT10)というものがあります。

クラブトラッキングセンサーCT10

グリップエンド部分にねじ込むようにして取り付けるもので、これを付けるとショット後のクラブ選択が不要になり、チップやパットの記録もできるようになります。

また、クラブトラッキングセンサーを使うと、S12でも記録が可能です。

ですので、オートショットに関しては、機能のありなしだけではなく、注意点も考慮して比較検討したほうがいいです。

これを取り付ければS12でもショットの記録が可能(但し全部記録するにはすべてのクラブに取り付ける必要あり)↓

ガーミンCT10 14個セット↓

Truswing連動機能の有無

これは一応違いということで書いておきますが、さほど重要ではなく流してもらって大丈夫です。

まず、違いとしては以下のようになっています。

S12:Truswing連動→×
S42:Truswing連動→〇

この「Truswing」というのは、別売りで販売されている、「ゴルフシャフトに着けるタイプのスイングセンサー」です。

スイングトレーナーTruswing

取り付けてS42と連動させることで、ヘッドスピードやフェース角など、様々なスイングの分析ができます。

ただ、「Truswing」はすでに販売終了となっております。

中古だったり平行輸入品で販売しているところもあるので、やろうと思えばできます。(そのうちなくなるかもしれませんが)

※スイング分析はラウンド中は使用できません

でも、中古や平行輸入品の「Truswing」は、本来の値段よりもかなり高くなっているようなので、あまりおすすめではないです。

ゴルフ機能比較

型番S12S42
収録コース全世界約42,000コース以上のゴルフコース全世界約42,000コース以上のゴルフコース
高感度GPSみちびき補完信号みちびきL1S対応
オートショット×
アプローチCT10連動
ヤーデージ計測
グリーンビュー/ピン位置調整
ハザード情報
レイアップ距離表示
デジタルスコアカード
Truswing連動×

必要最小限のゴルフナビ。電池のもちがすごい↓

GPS精度がワンランク上。ショット記録ができるのも嬉しい↓

S12とS42のゴルフ機能以外(ライフログ)の違い

通知機能の有無

通知機能というのは、互換性のあるスマートフォンなどのモバイル端末と連携することで、端末が受信した電話着信やメッセージ、アプリなどの通知をデバイスで表示できる機能です。

S12:通知機能なし
S42:通期機能あり

通知機能があったほうが便利であればS42のほうがいいですし、なくても特に困らなければS12で問題ありません。

ライフログ機能の有無

ライフログ機能とは、1日のステップ数と移動距離、消費カロリー、睡眠データを記録できる機能です。

S12:ライフログ機能なし
S42:ライフログ機能あり

そういうデータも日常的に記録したいのであればS42がいいですし、不要であればS12でも大丈夫です。

マルチスポーツ対応の有無

マルチスポーツ対応は、ゴルフ以外の対応しているスポーツを行ったときに、データを記録できる機能です。

S12:マルチスポーツ対応なし
S42:マルチスポーツ対応(ウォーク/ラン/バイク)あり

ウォーク、ラン、バイクでも活用したい場合はS42がいいです。

ゴルフ機能以外比較

型番S12S42
Bluetooth接続
通知機能×
ライフログ機能×
マルチスポーツ対応×〇(ウォーク/ラン/バイク)
バンド交換(※)〇(Quick Releaseバンド)〇(Quick Releaseバンド)
※Quick Releaseバンドとは、別売りで販売されている、ガーミンの簡単に付け替え可能なバンドのことです

必要最小限のゴルフナビ。電池のもちがすごい↓

GPS精度がワンランク上。ショット記録ができるのも嬉しい↓

S12とS42の基本仕様の違い

ディスプレイタイプ

ガーミンアプローチS12とS42

S12:モノクロでボタン操作、ピクセル数:175×175
S42:カラーでタッチスクリーン、ピクセル数:240×240

ここは仕様的に明らかな違いです。

モノクロでボタン操作か、カラーでタッチスクリーンか、どちらがいいかが選択のポイントの一つになります。

ただ、ちょっと注意しておきたいのがS12のディスプレイのサイズと形状です。

ディスプレイサイズ
S12:23×23mm
S42:直径1.2インチ(30.4mm)

S42の場合、ベゼルに沿った形で直径1.2インチ(30.4mm)の円状のディスプレイになっています。

それに対してS12は、モノクロということもありわかりにくいですが、ベゼル内の円すべてがディスプレイではありません。

円の中の23×23mmの正方形の角を削ったような形がディスプレイになっていますので、その点は注意して下さい。

ガーミンが提供しているS12を紹介する動画では、S12に光があたってディスプレイの形がはっきりと見えるので、そちらで確認すると分かりやすいです↓

サイズや重さ

S12:幅43.7×高さ43.7×厚さ11.5mm、34.1g
S42:幅43.4×高さ43.4×厚さ11.7mm、43g

本体サイズは微妙な違いですが、重さはけっこう違います。

腕時計型ゴルフナビって、プレー中に着けているのが気になることに抵抗を感じている人がけっこう多いと思います。

ただ、ガーミンのS12やS42は口コミでも「軽い」と評判です。

他メーカーで人気になっている時計型ゴルフナビの重さを見てみると、

ショットナビW1 Evolve:74g
ショットナビ W1-FW:75g
ショットナビ Hug Beyond:56g
グリーンオン ノルム2:46g
ボイスキャディ T8:47.5g
ボイスキャディ A2:50.5g
ボイスキャディ G3:63g

このように軽くて40g台なので、S42でもかなり軽い部類だということが分かります。

S12はそれよりもさらに軽いということで、ここはかなり大きなメリットです。

稼働時間

ゴルフナビにとって、稼働時間はすごく重要ですよね。

いろんなゴルフナビを見ていると、バッテリーのもちが悪く、1ラウンドもたないとか、ギリギリのような口コミを見かけることもあります。

その点ガーミンのゴルフナビは、バッテリーについての評判が良く、以下のようになっています。

S12:GPSモード最大30時間、ウォッチモード最大10週間
S42:GPSモード最大15時間、ウォッチモード最大10日間

どちらも2ラウンドやっても十分な時間ですが、機能などがシンプルな分、S12はGPSモードではS42の2倍、ウォッチモードは桁が違うくらい長持ちします。

最大10週間なので、最大で2か月以上もつということです。

どちらにしても、そこまで頻繁に充電しなければならないわけではないですが、S12のほうは飛びぬけて長持ちするので、比較するときに大きな違いとして認識しておいたほうがいいでしょう。

カラー展開

S12とS42ではデザイン(カラー)が異なっていて、以下のようになっています。

S12のカラー

ガーミンS12のカラー

・ブラック
・グラナイトブルー
・ホワイト
S42のカラー

ガーミンS42のカラー

・ブラック/カーボングレー(バンドがブラック)
・ホワイト/シルバー(バンドがホワイト)
・ライトサンド/ローズゴールド(バンドがライトサンド)

両方とも3色展開ですが、S12はベゼル部分はいずれもブラックです。

それに対してS42は、スラッシュ(/)の左側が本体(バンド含む)カラー、右側がベゼル部分のカラーとなっています。

バンドサイズ

ここは見落としがちなので注意しておきたい部分です。

S12:手首の円周:125-202mm
S42:ブラックバンド 手首の円周:125-202mm
ホワイト/ライトサンド 手首の円周:106-176mm

S42は、カラーによってバンドサイズが違う点に注意して下さい。

S42のホワイトやライトサンドは色的にもそうですが、手首のサイズからも、どちらかというと女性向けになっています。

言語対応

ガーミンS12とS42では対応している言語に違いがあります。

両方とも日本語には対応しているので、日本人には特に問題になることはないですが、一応違いということであげておきます。

S12:日本語、英語、タイ語、インドネシア語、マレーシア語、ベトナム語
S42:日本語、英語、タイ語、インドネシア語、マレーシア語、ベトナム語、中国語、韓国語

S42はS12では対応していない、中国語と韓国語にも対応しています。

基本仕様比較

型番S12S42
本体サイズ(幅×高さ×厚さ)43.7×43.7×11.5mm43.4×43.4×11.7mm
ディスプレイサイズ23×23mm直径1.2インチ(30.4mm)
解像度175×175ピクセル240×240ピクセル
バンドサイズ(手首の円周)125-202mmブラック 125-202mm
ホワイト/ライトサンド 106-176mm
ディスプレイタイプ半透過型モノクロMIP高解像度カラータッチスクリーン
重量34.1g43g
稼働時間時計モード:最大10週間
GPSモード:最大30時間
時計モード:最大10日間
GPSモード:最大15時間
防水性能50m防水50m防水
言語対応日本語
英語
タイ語
インドネシア語
マレーシア語
ベトナム語
日本語
英語
タイ語
インドネシア語
マレーシア語
ベトナム語
中国語
韓国語
カラーブラック
グラナイトブルー
ホワイト
ブラック/カーボングレー
ホワイト/シルバー
ライトサンド/ローズゴールド

S12とS42の選び方

S12向きの人
・グリーン(フロント・センター・バック)やハザード、ドッグレッグまでの距離が分かれば十分
・モノクロでボタン操作でも問題ない
・できるだけ軽いほうがいい
・1回の充電でできるだけ長持ちするほうがいい
・日常では使わない。または、使うとしても時計機能があればいい

S12はゴルフナビ機能としては非常にシンプルです。

なので、ゴルフナビの機能としては、ある程度の距離が分かればよいという必要最小限の機能で十分という人に向いています。

その上で、S12のすごいところは、腕時計型ゴルフナビの中でも非常に軽いということと、電池が非常に長持ちするという点にあります。

そこを重視する場合は、S12のほうが合っています。

必要最小限のゴルフナビ。電池のもちがすごい↓

S12のグラナイトブルー↓

S12のホワイト↓

S42向きの人
・GPSの精度がより正確なほうがいい
・ショット内容を記録して後で確認したい
・カラーでタッチスクリーンのほうがいい
・通知機能があったほうがいい(スマホなどへの着信やメッセージなど)
・日常のステップ数、移動距離、消費カロリー、睡眠データも記録したい
・ゴルフ以外のスポーツ(ウォーク、ラン、バイク)でも利用(データを記録)したい

S42は、まずディスプレイがカラーでタッチスクリーンというのが違いとして大きいです。

また、ショット内容を記録できるガーミンオートショットが付いているので、後から確認したり分析したい人はS42のほうがいいでしょう。

※別売りのCT10というセンサーを買ってクラブに取り付ければS12でもショットの記録は可能

歩数計的役割や睡眠データの記録、ウォーク、ラン、バイクでの使用、スマホなどの着信やメッセージの確認など、ゴルフ以外でも利用したい場合もS42が向いています。

GPS精度がワンランク上。ショット記録ができるのも嬉しい↓

S42のホワイト↓

S42のライトサンド↓

S12やS42とともにあると便利なもの

保護フィルムや防塵プラグ

大事に使いたい場合は、表面の保護フィルムはあったほうがいいでしょう。

ここで紹介しているもの以外にも、光沢やマット、低反射やブルーライトカットなど、様々なタイプの保護フィルムがあります。

いろいろ探してみたい方は、例えば「ガーミン S12 フィルム」のように検索すると出てくるので、ネットショップ内で探してみてください。

ガーミンS12専用保護フィルム↓

ガーミンS42専用保護フィルム↓

また、ガーミンS12やS42は充電端子が本体の裏側に付いていますが、特にカバーなどが付いているわけではありません。

プレーしていると汗をかいたり、砂ぼこりなどが入る可能性もあるので、防塵プラグもあったほうがいいかもしれません。

防塵プラグはS12とS42で共通となっていて、こちらもいくつか種類があります。

ここで紹介しているものはいろいろなカラーがセットになったものですが、ブラックだけのものもあります。

「ガーミン S12 防塵」などで検索するといろいろ出てきます。

ガーミンS12、S42共通防塵プラグ↓

まとめ

ガーミンの時計型ゴルフナビ、S12とS42の違いについて紹介しました。

どちらのモデルも、あまり多くの機能を持たせずにシンプルな設計になっています。

中でも、S12は必要最小限のゴルフナビで、グリーンやハザード、ドッグレッグまでの距離が分かればいいという人向け。

軽さと電池の持ちは抜群なので、その辺りを重視する人はS12がいいです。

S42はみちびきL1S信号対応なので、よりGPS精度が高く、ショットの記録(ガーミンオートショット)もできるのが特徴。

基本仕様もカラーでタッチスクリーンになっていて、S12よりもワンランク上の仕様です。

スマホなどの着信やメッセージが確認できる通知機能、歩数計的機能、ウォーク、ラン、バイクでも使用できるので、その辺に魅力を感じる人はS42が合っていますよ!

必要最小限のゴルフナビ。電池のもちがすごい↓

S12のグラナイトブルー↓

S12のホワイト↓

GPS精度がワンランク上。ショット記録ができるのも嬉しい↓

S42のホワイト↓

S42のライトサンド↓

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