少し前、アカデミーの先輩であり

フォトグラファーのえみーさん こと 

小木曽絵美子さんが

サンクチュアリ出版さんで開催された

トークショーにお邪魔してきましたキラキラ

 

カメラを構えてシャッターを押してるポーズなんだけど、慣れないから決まらないw

 

 

えみーさんは

『撮られることを文化に』と掲げて

たくさんの女性に

勇気と変化を与え、

その人が本来持つ美しさを

引き出す撮影をされています。

 

 

 

トークショーでは

「撮られて自分の魅力を見つける」というテーマで

えみーさん自身のこれまでの変化について

プロに撮影してもらった写真の遍歴を見ながら

どうして撮られることが大事なのかを

お話ししていただきました。

 

 

 

 

 

 

フォトグラファーとして活動すると決めてから

ご自身も5年間の間で

約 60 回もの撮影を受けてきたえみーさん。

 

最初のうちはポーズがぎこちなかったり

自分のコンプレックスを隠すために

唇をギュッと固く結んだ笑顔。

 

撮影データを見ても自分の嫌なところや、

うまくポージングができないところに

目が行っていたそうです。

 

 

 

誰にでも少なからず

自分の容姿にコンプレックスとか

「ここ、あんまり気に入ってないのよね』という

パーツや表情がありますよね。

 

●一重な自分の目が嫌い

●猫背で太って見えちゃってる!

●丸顔に見えたり二重アゴになってる写真は即削除

●あともう少し鼻が高ければいいのに…

 

写真を見るたびにこうした部分が気になって

撮られるのが苦手という方も

多いのではないでしょうか?

 

 

それでもえみーさんは

撮影された写真を研究したり

周りからのフィードバックを得て

 

次第に自然な笑顔で撮られるようになって

ポージングを研究して動きを出したり

浴衣姿やセクシーなドレスでの撮影、

真顔や涙を流す姿、

画角に対して顔の比率が大きい写真も。

 

 

 

そうやって撮られ続け

自分の魅力に気づくうちに

現在はどんな自分も

受け入れられるようになってきたそうです。

 

最初の頃だったら

絶対選ばなかっただろう写真も

今は表に出せるようになった

とも言っていました。

 

 

 

わたしはえみーさんの写真を見ていつも

いろんな表情や仕草が

自然にできていて素敵だな♡

カジュアルも可憐さもセクシーさも

表現できてかっこいい!

と思っていたんですが

 

それもえみーさんが

これまで撮影されることを通して

自分自身と向き合い、

良いも悪いも受け入れて

努力や挑戦を重ねてきたからなんだな〜と

お話を聞きながら感動していましたおねがいラブラブ

 

 

 

(えみーさんインスタより拝借。

憧れの眼差しで見ていたあの写真にもこの写真にも

そんなドラマがあったんだなぁと思うと感慨深い)

 

 

 

* * *

 

 

トークショーの中で参加者同士で実施した

「写真から勇気をもらう体験ワーク」グー

 

そのなかで実はわたし

大きな気づき・変化がありました。

 

 

 

わたしの場合は先天性障がいで

顔面奇形を持って生まれたため

鼻と唇のかたちが左右非対称で

小さい頃に手術した傷跡が残っています。

 

 

 

障がいを持っていることや

手術跡があることなどは

わたしにとってはもはや当たり前のことで

恨みも憎しみも感じたことはないんですが

“自分の顔は非対称だし傷があるから

「美」という基準からは外れている“

という前提で生きてきていたんですよね。

 

だから自分が写った写真を見ても

「非対称かどうか」を

無意識に見ていたと思うし

「ほら、やっぱりここがいびつだ」みたいに

非対称である証拠を集めては

=自分は美しくない、という

ある意味で洗脳をし続けていたんだと思います。

 

 

ところがワークのなかで

参加者同士が写真や本人を見ながら

印象やイメージを伝えあったときに

自分にとっては意外なことを言われました。

 

「目鼻立ちが整っている」

「顔が左右対称」

「鼻筋が通っている」

「目の開き具合が左右同じ」

「歯並びがいい」

「口角が上がり方が綺麗」

「パーツのバランスが良くて

 メイク特集とかのモデルさんみたい」

 

 

…え?

誰のこと言ってるの…?真顔

 

 

予想外すぎて

言ってもらった言葉の処理に脳みそが追いつかず

リアルに数秒間、思考停止していましたwww

 

 

[自分=非対称]の思い込みを持っているから

部分的にも全体的にも

造形が整っているなんて視点

持ったことがなかったんです…

 

 

 

だからメイクをしたら非対称さが目立つだけだし

自分には対称に見せられるようなメイクスキルもないから

今までメイクは最低限、

特にリップなんてほとんど塗らなかった。

 

でも周りからはそれって勿体無い!と驚かれて

メイクをしたらもっと美しさが際立つし

対称に見せるメイクのスキルは練習すればいい。

今はメイクに慣れてないから苦手なだけ!

と、ありがたいアドバイスをたくさんいただきました。

 

あと、目の印象が強すぎて視線がそっちにいくから、

鼻や唇のかたちなんて言われなきゃ見ない!

全然気にならないよ!と言われました(笑)

 

わたしの眼力よ、ありがとう笑い泣き笑い泣き笑い泣き

 

 

 

それ以外にもたくさんのフィードバックをもらって

目から鱗がポロポロ落ちまくり。

 

えー、わたし、美人だったんだ←

 

今まで可愛いとかお人形さんみたいとか

言って下さる方はいたんだけど

物理的というより概念的?

「愛嬌」みたいな?

そんなふうに捉えていました。

 

 

 

考えてみればわたし自身が

同じように障がいなどで

アンバランスな造形の方を見ても

非対称なことやいびつな部分に

目が行くことはほとんどない。

 

美しいなと感じるパーツに引き込まれるか

全体的な印象しか受け取らないものですよね。

 

 

 

なのに自分に対しては

例えば女性向け雑誌を読んだり

美術の授業のときに見聞きした(笑)

「対称であることが美しい」みたいな

断片的な価値観や情報を受け入れて

自分を無意識下で批判していたのでしょう。

 

(名探偵コナンの映画『時計仕掛けの摩天楼』でも

犯人の森谷帝二が左右対称の美しさに

並々ならぬ美学とこだわりを見せていましたね…笑)

 

 

 

 

それに本当に顔の作りが左右対称な人なんて

実際はめちゃくちゃ稀。

必ず何かしらのアンバランスさは

みんなもっているものなのです。

 

その不完全さこそが唯一無二で美しいキラキラ

 

自分が気にしたり、良くも悪くも注目してしまう部分って

いわばユニークポイントであり

あなた自身のアイデンティティなんですよね。

 

 

 

他の参加者さんのなかにも

ご自身が受け口なのを気にしていたけれど

プロに撮影してもらったときに

「そのフェイスラインが

あなたのチャームポイント。

だからこそ、シルエットだけでも

あなただとわかる」と言われて

固定概念が覆ったというお話を

シェアして下さった方がいました。

 

 

 

自分で思うほど人から細部は見られないし

嫌なところばかり気にして

強張ったり不機嫌そうな顔をしているよりも

思いっきりニコッと笑った顔でいる人のほうが

魅力的に見えるのは間違いない^^

 

 

 

わたしにとって、

とても気付きの多いトークショーでしたハート

 

本当にこの一言を体感した日だった。。。

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

という内容の記事を

トークショーに参加したあと書きながら

今日までアップできていなかったわたし。

 

…まだちょっと、受け入れてない部分や

怖いと思ってるところがあるのかな?滝汗

 

 

 

実はこのトークショーのあとのランチ会で

周りのみなさんに

「一度撮られてみたほうがいい!!」と

激推ししていただきまして。

 

今日、これから、

えみーさんに撮影していただくことになりました…!!

 

 

 

申し込もうと決めてからも

「えっ、怖い!ほんと怖い!!」と

連呼し続けていたわたし(往生際が悪い

 

どう写ればいいのかわからないし

写った自分にガッカリしそう!!と思っていましたが

 

ランチ会参加の方から

「最初から上手くなんて写れないし

ひとまずガッカリするものだから!」と励まされてます。

 

 

 

なんかこう…

写真に写し出された自分の姿にガッカリして

「これ以上自分を嫌いになりたくない」みたいな

自己防衛本能が働いてるんでしょうか。

 

 

 

ガッカリしたらえみーさんみたいに

その写真から研究して、努力して、

ガッカリしない自分を目指していけばいいのよね!!

 

これぞ自分磨き^^

 

 

 

さてさて、撮影に臨んできます!!