メンバーのあべです。
今回は1月27日(日)のFP試験を受ける方への情報提供です。
予想問題:次の文章の正誤を判定しなさい。
確定拠出年金制度には、「企業型」と「個人型」の2つがあるが、「企業型」の掛金は、企業が拠出し、加入者は拠出できない。
2011年12月31日までは、これは「正しい」文章でした。ところが、法改正があり、2012年1月1日からは「誤り」の文章となりました
暗記事項:「企業型」であっても、加入者が掛金を拠出できることもある
まずは、これをしっかり暗記して、余裕がある方は自分で詳しく調べてみるとよいでしょう。
法改正から1年が経ち、問題が作りやすい事項なので、出題される可能性は高いと思います。これを機にしっかり覚えておきましょう
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(本日の担当:阿部)
メンバーの あべ です。
今回は、「2012年9月9日実施 1級学科試験」に出題された問題を解説いたします。
株価500円で期待利子率8%・予想配当が12円の場合、定率で配当が成長して支払われる配当割引モデルにより計算した当該株式の配当に対する期待成長率として、最も適切なものはどれか。
)4.77%
)5.15%
)5.60%
)6.08%
問題を解くのに必要な“公式”は
期待利子率=期待成長率+配当利回り
です。株式投資というのは、簡単に言えば、値上がりと配当を期待してやっているわけで、そう考えれば、この“公式”も覚えやすいでしょう。
配当利回りについては、次の例題で復習しておくとよいでしょう(2012年1月3級学科試験)。
(例題)
ある企業の株価が1,200円,1株当たり純利益が36円,1株当たり年間配当金が24円である場合,その企業の株式の配当利回りは,( )である。
(例題の解答)
24÷1200×100=2%
さて、冒頭の問題に戻って、配当利回りを求めてみます。
12÷500×100=2.4%
“公式”に数字をあてはめると、
8%=期待成長率+2.4%
したがって、期待成長率=8%-2.4%=5.6%
選択肢が正解です。
(本日の担当:阿部)
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メンバーのあべです。
足立区生涯学習センターの「ファイナンシャルプランナー3級資格取得応援講座」を私たち「FP・家計の応援隊」が講師を担当させていただいておりましたが、先日、無事終了いたしました。
私が最終回のテーマである「実技」を担当しましたが、受講生は皆さん真剣で、こちらも気を引き締めて講義に臨みました。
「3級」というと「カンタン」と思われる方もいるかもしれませんが、わかりやすく説明するとなるとかなり大変です。
今回、講師をしてみて、自分の未熟さを改めて認識しました。これからもさらに精進していきます。
さて、講義の最後に急いで説明したところをこの場を借りて補足いたします。
予想問題:正しい記述はどれか?
1.契約者(=保険料負担者)、被保険者が夫、死亡保険金受取人が妻である生命保険契約において、妻が受け取る死亡保険金は相続税の課税対象となる。
2.契約者(=保険料負担者)が夫、被保険者が妻、死亡保険金受取人が夫である生命保険契約において、妻が受け取る死亡保険金は相続税の課税対象となる。
3.契約者(=保険料負担者)が夫、被保険者が妻、死亡保険金受取人が子である生命保険契約において、子が受け取る死亡保険金は相続税の課税対象となる。
この問題を解くための基礎知識を、「だんご3兄弟」の替え歌にして講義では大声で歌いました。
契が死んだら相続、相続♪
契が受け取れば所得、所得♪
他はぜんぶ贈与、贈与♪
税金3兄弟♪
これを使って選択肢を見ていくと、1番は「契が死んだら相続」のパターンなので適切。
2番は「契が受け取れば所得」のパターンなので、相続税ではなく所得税および住民税。
3番は、死んだのは契約者ではないし、受け取ったのも契約者ではない。したがって、「他はぜんぶ贈与」のパターン。だから相続税ではなく贈与税。
それでは最後に、「ファイナンシャルプランナー3級資格取得応援講座」を受講された方の「合格」を祈念したいと思います。
祈 全員合格!!
(本日の担当:阿部)
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メンバーのわだです。
先日、私もFP3級応援講座~金融資産運用~にご一緒させて頂いたわけですが、株式の売買についていくつかご質問を頂きました。
そこで、このブログを通じてご説明します。
まず、図をご覧ください。
この図全体を株式の専門用語で「板(いた)」といいます。
中央に並んだ数値(ここでは1,500~1,509)を気配値といい、市場参加者が各々「○×商事」の株式を売買したいと思っている値段を並べています。
そして、その左右に並んだ数字が気配値に付いた(成立していない)注文の数です。
通常、左に売り、右に買いの注文数となります。
ですから、今
①1,505円で売りたい人がいて、その株数の合計は10,500株あるんだなぁ
②1,504円で買いたい人がいて、その株数の合計は12,100株あるんだなぁ
③今(直近)1,505円で300株売買が成立したんだなぁ
と読めるわけです。
そして、今(最新)の株価は③の1,505円となります。
では、あなたが今、○×商事の株を1,000株買いたいとします。
その旨を聞いた証券会社の担当者(通常証券会社では口座の開設とともにお客様一人一人に担当者が付き、取引は原則として担当者と行います)はお客様に対して、この板を見ながら、「今、1,505円付いてますね。1,505円で1,000株なら、売りが出ていますからすぐ買えると思いますが、いかがしましょう?」と聞いてくるはずです。
-通常、ここで担当者はなるべく売買の値段を指定する「指値(さしね)」で注文をとろうとします。
株数のみを指定し、指値注文よりも成立が優先される(注文を出したときに一番有利な値段で成立する)「成行(なりゆき)」では注文はとりません。
なぜなら万が一次の瞬間、つまり受注してから発注するまでの間に、1,505円に出ている注文10,500株が全て成立してしまい(本来なら成行で成立するはずの1,505円の注文がなくなってしまう!)、1,506円であなたの注文を成立させてしまうことを防ぐためです。
そこであなたが買値として「ちょうどいい」と思ったら「じゃぁ○×商事を1,505円で1,000株買ってください」と注文を出します。
もしも「高いな」と思ったら、その旨を伝えます。「○×商事、指値1,504円で1,000株を買いで出しておいてください。」とかですね。
こうなると今1,504円に出ている注文、12,100株の成立した(売り注文が出てきた)後に更に売り注文が出てくるのを待たなければなりません。
買えない可能性が大きくなってしまうわけですね。
おわかり頂けたでしょうか?
(本日の担当:わだ)
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メンバーのふるやです。
本日、FP3級講座第2回 金融資産運用が無事に終わりまし
た。受講されたみなさま、お疲れ様でした4時間の講座を行う
のにそれなりの準備をしてきたつもりですが、受講者のみなさん
が真剣に聞いてくださり、講師をやってよかったと、個人的には
満足しております。
さて、本日の講座の目的は2つありまして、1つはFP3級試験
に合格するための知識をつけること、そしてもう1つは本日の
講座で得た知識を明日以降の日常で生かしてもらうことでし
た。
後者の目的を達成するために、講座ではみなさんが普段読ま
れる新聞の切り抜きなども使ってみました。FP3級の知識が
こんな身近なところにも出ていたのだと思っていただけたら幸い
です。
来週は、リスクと保険の講座です。これまでの講座の復習もし
ながら、是非続けてご出席ください。継続すれば、きっと試験に
合格できますよ!
(本日の担当:ふるや)
FP・家計の応援隊の3級講座が気になる・・・、と思われた方は
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