当ブログも14年目に突入しました!
不定期ですが、今年もよろしくお願いします。
☆★☆ーーーーーーーーーーーーーーーーー
最新メルマガ問題
正しい英文はどっち?
1) Would you help me?
2) Could you help me?
答:どちらも正しい。
では、次の2文は?
3) Would you mind if I opened the window?
4) Could you mind if I opened the window?
答: 3)
詳しい解説についてはメルマガ “学校で教えて欲しかった、こんな英文法!” でチェックしてくださいね。
登録はこちら:学校で教えて欲しかった、こんな英文法!
*携帯アドレス、Gmail、YahooMail、hotmailにメルマガが届かない場合、以下から受信設定をお試しください。
受信設定
TOEICメルマガも発行中。
TOEICにご興味のあるかた是非登録して問題を解いてみて下さい。
登録はこちら→TOEIC プラス
TOEICブログはこちら→ こんな TOEIC 教えて欲しかった!
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー☆★☆
学校英文法で常識とされてきたものが、実は間違っていたら?
海外の英文法書はどんどん進化しているのに、日本の学校英文法は50年以上も内容がほとんど変わっていない!
定説を覆すような行為は嫌われるし、クレームもつきやすいと思いますが、勇気を持って学校英文法の誤解、勘違いを指摘します。
今回は「if 節」の中でも will は使えるという ”真”常識。
次の2文の意味の違いは?
1) If you fill in this form, I’ll prepare your ticket.
2) If you will fill in this form, I’ll prepare your ticket.
答:1) 条件文 2) 依頼文
「if-節の中では未来のことでも will を使わず、現在形を用いる」というルールをときどき目にしますが、正しくは、if-節が「条件」を表すときは未来のことでも will を使わず現在形を用いる、という意味です。
したがって、if-節が「条件」ではない場合は、if-節の中でも will はふつうに使われるのです。
問題文 1) は「条件文」だから、現在形の fill が使われ、2) は「依頼文」だから will が使われるのです。
2) のように相手に対する「丁寧な依頼」を表す場合は if-節の中でも will を使います。
2) If you will fill in this form, I’ll prepare your ticket.
(もしこちらの用紙に記入していただければ、チケットをご用意いたします)
どうして If you will が丁寧な依頼を表すのでしょう?
その答は will の本質にあります。
難しく考えず、will の本質「意志」または「予測」でイメージしてみましょう。
if you will の will は相手の「意志」を尋ねる文になります。
If you will fill in this form, I’ll prepare your ticket.
「もしこの用紙に記入する意志があるなら…」
↓
「もしこの用紙に記入していただければ…」
相手の「意志」を尋ねることで、相手の気持ちを尊重した言い方になり丁寧さが出るのです。
まだ、ちょっとイメージがわかない?
じゃあ、「気持ち」で考えみましょう。
名詞 will には「気持ち」という意味もあります。
ちょっと角度を変えて見れば、その人の「意志」は、その人の「気持ち」でもありますよね。
If you will fill in this form, I’ll prepare your ticket.
「もしこの用紙に記入してもいいという気持ちがあるなら…」
やはり、相手の気持ちを聞くことで、相手の気持ちを尊重したイメージになります。
ちなみに問題文を条件文にしてみましょう。
1) If you fill in this form, I’ll prepare your ticket. [条件]
(もしこの用紙に記入するなら、チケットを用意します)
条件の if-節は相手の「気持ち」を尋ねる文ではなく「この用紙に記入するという条件なら」と単に条件を提示しているだけなのです。
記入するという条件なら、チケットを用意するし、記入しないなら、用意しません。こんな感じになるのです。
やっぱり、条件文では丁寧さが出ないでしょ。
むしろ、条件文だと横柄に聞こえませんか。
古い常識に囚われず、”真”常識の理論とイメージの英文法へ!
英文法は簡単明瞭!
お役に立てたなら、応援ポッチもよろしくお願いします!
↓
人気ブログランキングへ
iaxs vancouver ホームページ
iaxs vancouver Facebook
TOEICブログ→こんなTOEIC教えて欲しかった!
発行者 小栗 聡
本ブログの著作権は小栗聡に属します。無断転載はお断りします。
Copyrights (c) 2007-2021 by Satoshi Oguri All rights reserved.