オンラインレッスン準備や「ザ・英文法」最新版の執筆に追われブログが不定期になりすみません。m(_ _)m
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次の英文の意味の違いは?
1) If I am late, I’ll call you.
2) If I will be late, I’ll call you.
答:1) その時電話する 2) あらかじめ電話する
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学校英文法で常識とされてきたものが、実は間違っていたら?
今回は 其の26 で紹介した過去形「 Would / Could 」の続きです。
Would / Could は同じように丁寧さを表すけど、意味は違うという“真”常識。
正しい英文はどっち?
1) Would you mind if I opened the window?
2) Could you mind if I opened the window?
答:1)
どうして同じ丁寧さを表す would / could なのに、2)では could は使えないという現象が起こるのでしょうか?
それは、could も would も「丁寧さ」を表しますが、両者のニュアンスが異なるからです。
can 「可能性」
will 「意志」
この基本イメージが could にも would にも流れています。
Could you…? は「(もし~なら)~してくれる可能性があるでしょうか」
Would you…? は「(もし~なら)~してくれる意志があるでしょうか」
ということを聞いているのです。
will には「意志」以外にも他人に対する「気持ち」という意味もありますので、気持ちで考えるとイメージしやすいかもしれません。
Could you ~ には「(もし~なら)~してもらえる可能性はありますか」
Would you ~ には「(もし~なら)~してくれる気持ちはありますか」
というニュアンスです。
Would you help me?
(もし差し支えなければ)手伝ってもらえる気持ちはありますか?
Could you help me?
(もし差し支えなければ)手伝ってもらえる可能性はありますか?
このように Could / Would はどちらを使ってもよい場合もありますが、問題文の mind の文では Would しか使えません。
Would you mind if I opened the window? [○]
Could you mind if I opened the window? [X]
この理由もやはり Can(可能性) と Will(意志/気持ち) の基本イメージにあります。
mind の意味は「嫌だと思っている」です。
Would you mind if I opened the window?
もし私が窓を開けたら、嫌だと思う気持ちがありますか? [○]
Could you mind if I opened the window?
もし私が窓を開けたら、嫌だと思う可能性がありますか? [X]
たとえ丁寧さを出しても、Could の可能性は不自然ですよね。
「嫌だと思っている」というのは、人の気持ちなので「気持ち」の Would はピッタリ当てはまりますね。
この Could の「可能性」と Would の「気持ち」のイメージがわかると、
Would you like some coffee? とは言えるけど、
Could you like some coffee? とは言えない理由も見えてきそうですね。
like は「~が好き」「~を好む」という意味。
Would you like some coffee?
コーヒーを好む気持ちがありますか? [○]
Could you like some coffee?
コーヒーを好む可能性がありますか? [X]
やはり、like「好む」という動詞には「気持ち」がピッタリでしょう。
このように would は使え、could は使えないという現象は、動詞との相性問題だったのです。
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