Aardvarkという会社のCEOであるMax Ventilla が昨日、
「今グーグルが私たちの買収に合意をしました。しかしこれ以上の事はまだ何もいいません。」
とメールで報道をしました。


グーグルはソーシャル検索サービスを提供するAardvarkを$50million(約50億円)で買収したのです。


Aardvarkという会社は元々、グーグルの社員がベンチャーキャピタルが$6million(約6億円)を集めてスタートした会社でした。


それでは、Googleが買収をするほどのソーシャル検索サービスとはどういった物なのでしょうか?



ソーシャル検索サービスは、会員が質問を投稿すると、
その答えが他の会員からすぐに得られるというサービスです。



(実際に私も使ってみたのですが、イメージとしてはツイッターで質問を呟くと
Gooの質問コーナーに書いてある様な答えがすぐに他の会員から得られるという感じです。)


今月にはAardvarkのサービスに関するレポートが提出されたので紹介します。

2009年の10月時点で、Aardvarkは90,361人の会員を持ち、
その中の会員の55.9%が質問をしたり、答えたりと活動的です。

このサイトの一日の平均質問数は3167.2個で、平均的な会員は月に3.1回は質問をするようです。


おもしろい事に携帯を使用している会員ほど、PCを使用している会員よりも活動的だそうです。


平均的な質問の文字数は18.6文字程度と、通常の検索エンジンのキーワードの平均
(2.2文字から2.9文字)と比べると長いようです。

この違いは、会員が他の人に読まれると考え自然な言葉を使ったり、
より深い知識を付け加えるせいだと考えられています。


Aardvark で聞かれた87.7%の質問は答えが返ってきています。
さらに、60%の質問は10分以内に回答があります。平均的な回答までの時間は6分37秒です。


↓↓こちらがGoogleが最近買収したソーシャル検索サービスです↓↓
http://vark.com/ask

■■ 編集後記
さて、今回紹介したサービスは日本でも流行るのかどうか、
ツィッターを超える様な物になるのか楽しみですね!

みなさんも興味があればぜひ使ってみてください!


今回の記事のソースはこちらから↓↓
http://goo.gl/KswQ

GoogleのテレビCM

↓↓今日の激選記事はこちら↓↓

■■ Googleのテレビ広告

さて、アメリカでは先日スーパーボウルと呼ばれる、アメリカンフットボールの祭典が行われました。

これは日本で言うとワールドカップや、オリンピックの様に国民全員で盛り上がる日なんですね。

私もアメリカにいた時には、スポーツバーとかでテレビを見ながら盛り上がっている光景をみました。

さて、日本人には馴染みのないアメフトの祭典について今回は話すのではありません。

実はアメリカでは、このスーパーボウルの休憩などに入るテレビ広告が毎年注目を集めるのです。

この広告枠は一年の中で最も特別な日で、各社こぞっておもしろいコマーシャルを打ち出して競争をしています。

今回は、なんとあのグーグルが広告を出したのでその話題で持ちきりでした。


さて、グーグルのTVCMですが、一番最後に動画のリンクをつけますが、英語なので和訳をはじめに載せておきます。

このグーグルの広告は、グーグルの検索画面で始まり、そこに誰かが検索単語をどんどん入力していくというとてもシンプルなコマーシャルなのですが、その検索単語の中にストーリーがあっておもしろいのです。以下がその検索キーワードです。

1、 Study Abroad in Paris パリで留学
2、 Cafes near Louvre ルーブル付近のカフェ
3、 Translate tu es tres mignon あなたはかわいいね。翻訳
4、 Impress a French Girl フランス人女性 口説き方
5、 Chocolate shop Paris France フランス パリ チョコレートショップ
6、 What are truffles トリュフって何?
7、 Who is Truffant   Truffantって誰
8、 Long distance relationship advice 遠距離恋愛 アドバイス
9、 Jobs in Paris 仕事 パリ
10、 Church in Paris パリの教会
11、 How to assemble a crib ベビーベットの組み立て方


一人の男性がどの様にグーグルを使っているかを見せただけなのでしょうけど、ストーリーが見えて微笑ましいですよね。

↓↓動画をUPしましたのでぜひ確認してみてください↓↓




■■ 編集後記
最近、猫とのコミュニケーションの取り方を発見しました。

昔から私の猫は、頭を撫でたり、背中を撫でたりすると噛み付いてきたり、引っかいたりしてきたりするんですね。

かなり警戒心の強い猫で結構獰猛な猫だと思われていました。

そこで今度は手を出すのではなく、猫の顔に自分の顔を近づけてみたんです。

そしたら、なんと猫は全く手出しもせずうれしそうにゴロゴロ言ってるんですね。

背中とかお腹とかに顔をスリスリしてもあまり過剰な反応はしません。

猫と話せないので仮定でしかお話できないのですが、、、

おそらく家の猫ちゃんは、「手」が警戒心を発動させるきっかけになるみたいなんですね。

攻撃されたりとか、つかまえられたり、自由をうばわれたりするのが「手」なんです。

だからこちらも無防備にそういう事をしないんだよ~とアピールする事でより仲良くなれる訳です。

だから、みなさんも猫は「手」では無く「顔」でコミュニケーションを取りましょう!

それでは、また明日!

今回の記事のソースはこちらから↓↓
http://goo.gl/7vcF
■■ ソーシャルゲームが教育を変える!


何十年もの間、教育者は生徒達を現実社会の準備をさせるための最適な方法を探し続けてきました。


最近の政府のリポートでは、型遅れの教育システムはアメリカの経済的優位性を破壊しかねないと発表しています。


そんな中、現実社会の問題を仮想世界で実現でき、熱中しやすい環境を作るソーシャルビデオゲームが解決策の一つとして注目されています。


今日、テクノロジーを積極的に教育に取り込んでいる学校では、教科書の代わりにソーシャルビデオゲームを授業の一環として取り入れ、学習結果を高めています。


ニューヨークの学校、Quest2Learnでは、小学6年生がビデオゲームやソーシャルネットワークなどを取り入れています。


例えば、小学6年生はソーシャルネットワークのプラットフォームと連動しているGoogle Earthから地理を学びます。この様な教育を通して、管理者は「どのように大きいシステムの中で小さいシステムが機能しているのか?」という質問と向き合う事で、子供達の論理的な思考能力が発達する事を願っています。


他にも、 Federation of American Scientistsと呼ばれるアメリカ科学者協会は細胞生物学を学ぶためのカリキュラムを開発しました。


このカリキュラムはテレビゲームの様に、ゲームのプレイヤーが、病気になった患者の体内に入り込み、免疫システムと共にバクテリアによる炎症を防ぐという3Dのゲームです。


メラニン・ステグマン博士は、このゲームが教育にどの様な影響を及ぼすか判定してきましたが、とても良い感触を得ています。

また彼女は、「このゲームで勉強した15歳の子供のたんぱく質、科学信号、遺伝的制約に関する知識は素晴らしい物でした。彼らの質問は洞察に満ちたもので、まるで科学者の同僚と話をしているかのようでした。」と述べています。

そして、「ビデオゲームでは、2次元の教科書では表現できない科学の現象を表現できるのが素晴らしいです。どの様に2つのタンパク質が融合するかを説明するのに、たくさんの新しい単語を学ぶ必要があり、その新しい単語が大学院生を眠りにつかせているのが現状なのです。二つのタンパク質がぶつかり、融合していく姿をビデオゲームの中で見るのは楽しいし、おもしろいですよね。」とも述べています。


実際に細胞生物学を学べるゲームの動画はこちら↓↓




他にもカナダのLoyalist大学では、セカンドライフを入国管理官のトレーニングに取り入れた結果、テストの点数が飛躍的に上がったとの報告があります。

「今までに教育に取り入れた技術の中でこれほど大学の成績にインパクトを残した物は無い。」とLoyalist大学の校長は言っています。


■■ 編集後記

今回の記事は僕にとって結構衝撃的でした。

なぜかというと、僕はゲームをする人をちょっと馬鹿にしてきた側面があるんですよね。

ドラクエとかファイナルファンタジーとかバーチャルな世界でレベルアップに励むのなら、リアルな世界でレベルアップする努力をする方がお金入るし、周りの人からも認められるのでは?
という考えが昔からあって全くゲームをやらなかったのです。(ゲームをやる方、ごめんなさい。)

ただ、今回の記事を読んでて思ったのですが、こういうおもしろいゲームとか、人を惹きつけるゲームってゲームが大好きなゲーマーにしか作れないんですよね。ゲームを作るプログラマーなんてゲームが好きで好きで仕様が無い人です。そういった人の力が教育の世界には必要なんですよね。

子供は教育や競争が大好きです。昔から僕の世代でもどれだけ早くゼルダの伝説を攻略できるか、スーパーマリオでどのステージまでいけるか常に競走でした。桃鉄でどれだけの億万長者になったかが子供の中でのステータスでした。

こういうゲームの切り口を変えておもしろいゲームにすれば、ビデオゲームで細胞生物学が学べたり、セカンドライフで入国管理官を養成するトレーニングが受講できたりしますよね。

そして誰でも簡単に入っていける様なゲームであれば、教育の底上げに繋がります。

一部の天才君だけが高得点を取るシステムではなく、誰が受講しても高得点を取れ知識が身に付けられる教育システムを築く事が出来れば、最高ですよね。

これは、何も3Dゲームなどに限った事ではありません。

私が販売をしている英語教育にもゲームを取り入れていけるでしょうし、いろいろ応用が利くと思います。

また、アイデアなどが出ればこの編集後記に書いていきたいと思います。

それでは、また明日!

今回の記事のソースはこちらから↓↓
http://goo.gl/Jkhz