会計士や税理士、経理職といった、経理会計関係の「会計人転職サポート」をしている立場から、公認会計士の転職事情などをご紹介しています。
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昨日の続きです。
「思考は現実化する」をなかなか実践できなかった理由の1つ目として、

①物心ついてから最近まで続いていた、根っからのマイナス思考

を挙げました。言いかえれば、何でもかんでも物事を批判的に見るということをしてきたということです。

このことは、「思考を現実化する」上でとても厄介です。なぜって、「こういうことを実現したい!」と思うことは普通プラスのことですが、その一方で「どうせできっこない」とか「たぶん無理じゃないか」ってマイナスのことを考えるもう一人の自分がいたりするわけです。

つまり、アクセル踏んでいるのに、その一方でブレーキを踏む自分がいる。もちろん、二重人格なんて話しではなく、意識レベルではアクセル踏みながら、無意識レベルでブレーキを踏むということです。

これがずっと私を苦しめてきました。何で上手くいかないんだろう?そう悩み続けた時もありました。で、ある時このアクセル&ブレーキに氣づいたわけですが、そこから抜け出すのも厄介でした。だって、物心つくころから何の違和感もなく慣れ親しんできた自分の思考ですからね。どうせxxだから上手く行くはずないよ、そんなことxxxだからダメだねとか。人に対しても自分に対しても言ってましたからね。

働き始めてからも、仕事で他人がやったことだけでなく、自分でやった結果についても、できたことよりも出来なかったことや足りないことに目が行きます。彼は、ここがダメだなぁとかね。

そういう面では、会計監査という仕事は向いていたなぁと思います。
会社が作った決算書が正しいかどうかチェックし、間違いがあればそこを指摘することがベースになっていますからね。

そもそも、なぜそんなイヤな視点が身についたのか?

その大きな理由の1つとして、親の影響があると思います。特に母がその傾向が強かったのですが、同じく物事を批判的に見るというタイプでした。子供の頃から母の批判的な言動などが自然と刷り込まれたと思っています。「3つ子の魂100まで」と良く言ったもので、大人になってもそれが体に染みついていました。

まだ結婚していないとか、子供はこれからという人は、ぜひ頭の隅に入れておいて損はないので、覚えておいてほしいのでが、子供は確実に親の価値観をそのまま引き継ぎます。もちろん、全てとは言いませんが、大きく影響されます。当たり前なのですが、子供が小さいうちは親と一緒にいる時間が長いし、おそらく本能的に、親から教わることが絶対正しいというスタンスで子供は受け入れているのだと思っています。極端な例でいえば、親が万引きを子供の前で普通にやっていれば、子供はそれが正しいもの、あるいは普通のこととして受け止めてしまうでしょう。

親がテレビを見ながら、何気なく毒を吐く。それを子供が毎日耳にして育てば同じように毒を吐くようになる。そういうものだと思っています。

そんなことから、根っからのマイナス思考となってしまいました。
もっとも、これで終わってしまうと、全て親の責任として自分の親を非難しているようですね。それだけではないというお話しも付け加えますね。

他の理由として考えられるのは、私自身が持って生まれた性格というものです。
つまり、私自身そういう価値観が心地よいというものを生まれながらにして持っていたのではないか、そう考えています。

それは、自分の子供を見て氣づきました。

私には高校生と中学生の男の子が2人います。小さいころからそれぞれの個性がありました。上の子は、小さいころからとても素直で、親の言うことは何でも聞くいわゆる良い子として育ちました。一方の下の子は、自分の好きなことには強い関心を持ち続けますが、自分の嫌いなものは何と言おうと受け入れない、強烈な頑固さを持ち合わせています。

でも親としては同じように育てたつもりです。でも全然違う個性があるんですね。最初氣づいた時は、不思議な感じでしたが、そんなものなんだろうなぁ、親の影響も受けるけど、やはりそもそも生まれながらに持っているものがあるんだなぁと、自然と納得できました。

また脱線しましたね(笑)
話しを元に戻しましょう。

このように、持って生まれたものとしての性格があるわけで、私の場合、そこに物事を批判的に見るということがあった、そう確信しています。


この2つのことが原因で物事を批判的に見るようになったと氣づいて、それを改善するようになりました。まあ、まだ完ぺきにそのクセを取り除けたわけではないのですが、相当改善されたので、思考の現実化は少しずつ上向いてきたかなぁ、そんな氣がしています。

今回は、少し話しが長くなりましたね。続きはまた次回。

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昨日のブログを書いた後、何か物足りなさを感じて、いろいろ考えてみました。その結果氣づいたのは、私も含め「思考は現実化する」ことを実践できていないという人が多いのではないかということです。

以前もこのブログで、2回に渡ってそのあたりに触れました(第29回第30回)が、やはり教科書的というか、うわべだけのお話しをしてしまったような氣がします。

そこで、試行錯誤の日々にはありますが、私なりにつかんできたことをお話ししてみたいと思います。

そもそも、この「思考は現実化する」ということ、自分が考えたことが現実になるというわけで、その受け止め方は人それぞれだと思います。


1.そもそもそんなことは信じない
2.なんとなくそんなこともあるかもしれないけど・・・
3.確かにそうだと思うし、頭では分かっているけど・・・・
4.自分のものとして実践できている

大きくこの4パターンに分かれるでしょう。おそらく、会計士は1の人が多いんでしょうね。それはそれで上手く行っているのであれば知る必要もないと思いますが。

その一方、これまでの人生の中でふとそうかもしれないと思った瞬間があったのでしょうね、会計士の知人でも2ないし3の人が何人もいます。

少なくとも私の周りには、会計士に限らずそういう人が多いと感じています。引き寄せているということでしょうけど。

私はと言うと、3に該当します。もちろん、昔は1でしたけどね。

テレビ見ていても、胡散臭いと思う話しが一杯ありますからね。そんなこともあってか、今の世の中、科学的に解明されていないことは信じてはいけないという風潮にあると思います。

でも、そもそもその発想が間違えている、そんな氣がします。
今回の震災・原発についても、理論的に考えたら大丈夫、科学や学問で全てを計算しつくせると学者や東京電力が考えていたけど、その驕りのようなものが大きな被害につながったと思います。

人間には不思議な能力があり、この地球や宇宙にも解明されていない不思議な力がある、私はそう思っています。
話しがずれました。戻しましょう。


私の場合、なかなか実践できなかった理由として、現時点までで氣づいたことが、少なくとも3つあります。
①物心ついてから最近まで続いていた、根っからのマイナス思考という問題
②親子関係の問題
③自分を信じていないという問題

昨日お話しした、「踏み出せない人」も共通する部分があるのでは?そう思っています。
そんな人たちのヒントになればと思いますので、次回から、それぞれを説明しますね。

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先日、監査法人を辞めてベンチャー企業へ転職した人(Aさん)と、彼と同い年で同じ監査法人の同期の人(Bさん) とお話ししました。
Bさんは、転職も視野に入れながら現在も監査法人に勤めています。


二人とも20代半ばですでに公認会計士になっていますが、彼ら2人の違いはどこにあるのか?という点が氣になっていました。
そこで氣づいたことが・・・


それは、「監査法人を出る勇氣」があるかないか。


Aさんは、自分の可能性を広げるため、勇氣を持って飛び出しました。Bさんは、出て大丈夫だろうか?との心配もあり、いろいろ考え行動に移せていません。

もちろん、会計士に限らず世間一般は、Bさんのタイプが圧倒的に多いので、Bさんが特別ということではありませんし、いろいろ考えて当然ですよね。でも、思い出していただきたいのは、先日も書いた通り、「思考は現実化する」ということ。

監査法人を出てやっていけるのだろうか?とネガティブに考えるのではなく、監査法人を出てチャレンジしたい!自分ならできるはずだ、とポジティブに考え行動すれば、上手くいくようにできているようです。


科学的に解明されているわけではありませんし、不思議なのですが、どうもそうなっているようです。


ですから、左脳で考えて、こうだからこうで上手くいかないだろうと考えるのではなく、(できれば具体的で明確な方が良いのですが)漠然としていても良いから、上手く行っているイメージをもって、自分を信じて、「出ても何とかなるはずだ」とチャレンジすることだと思います。

転職でも独立でも同じ。案ずるより産むが易し。


一歩踏み出す勇氣を


ぜひ、考えてみてください。

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