「#イントロがすばらしい曲」がトレンドになっていたので
今日はTwitterで「#イントロがすばらしい曲」というタグがトレンドになっていたので、チャゲアス関連でイントロがすばらしいと思う曲を集めてみました。
真っ先に浮かんだのは、この曲。
①FUKUOKA
あの誤認逮捕で、人間以下の扱いを受けていたASKAさんを40秒で復権させてくれました。
野次馬で訪れた人々をあのピアノで引き込み、ファンにさせてしまうほどの名イントロです。
澤近泰輔さんが時間をかけて作り上げたと言われています。
そして、最も人気があるイントロと言えばこの曲。
②PRIDE
こちらは、澤近泰輔さんが手癖で作ってしまった、というイントロです。
ASKAさんも、驚いたそうです。この後、澤近さんは、ASKA曲には欠かせない編曲家となっていくのは、周知のとおりです。
そして、忘れてはならないのがこの曲。
③SAY YES
日本で最も有名なイントロと言っても過言ではない「SAY YES」のイントロ。
テレビドラマの効果的な場面で流れ始めるこのイントロは、世界中の人々を魅了しました。
十川知司(ともじ)さんの最高傑作ですね。
そして、チャゲアスの集大成シングルのイントロも名作。
④Man and Woman
この曲は、澤近泰輔さんあってこその名曲だと思います。
澤近さん演奏とASKAさんの歌声がまるで掛け合いのよう。
このイントロは、発売当時、私もピアノで弾けるようになりたい、と練習したものです。
CHAGEさんの曲の名イントロと言えばこの曲。
⑤終章(エピローグ)
チャゲアスのデビュー当時を支えた名編曲家、瀬尾一三さんの代表作ですね。
編曲で、ここまで歌の世界観を表現できるんだ、ということを思い知らされました。
同じく瀬尾一三さん編曲によるデビュー曲も。
⑥ひとり咲き
2~3秒聴いただけで、この曲だって分かるインパクト。かつての名曲は、そんなイントロが多かったですね。
イントロクイズっていうのもテレビ番組で大流行していましたから。
そして、この楽曲がチャゲアスに演歌フォークというイメージをつけた、と言ってもいいでしょう。
あまりのインパクトに、ASKAさんは、チャゲアス=演歌フォークのイメージから脱却するのに10年かかったと言ってましたね。
そして、ここまでイントロの主張が強くてもいいんだ、と衝撃を受けたのがこの曲。
⑦君が愛を語れ
歌のメロディーとはまったくテンポもメロディーも異なるのに、1回聴いたら忘れられないほどのインパクトを持っています。
澤近泰輔さんの作品です。
そして、短いけどインパクトがあるのはこの曲。
⑧WALK
この曲は、ASKAさんとバックバンドのBLACK EYESが編曲を担当していますね。
イントロは、BLACK EYESが作った、と聴いたことがあるのですが、一体誰がこのメロディーを生み出したのかは分かりません。
シンプルだけど、これしかない、というイントロですよね。
あとは、ジブリ短編映画の映像とともに思い出すこの曲も。
⑨On Your Mark
この曲は、ジブリ短編映画に使用されたとあって、イントロも世界的に有名になりました。
映画が原発爆発後の世界を描いているとあって、東日本大震災のときにも話題になり、ジブリ人気も衰えを知らないため、度々この曲は世間で話題になります。
澤近泰輔さんの編曲です。
そして、ラストは、J-POPを1ランク上に引き上げた名曲のイントロ。
⑩LOVE SONG
イントロを聴くだけで、当時の音楽業界に大きな影響を与えたことがうかがえます。チャゲアスとしても、この曲で演歌フォークのイメージを一掃したように思います。
十川知司さんの編曲です。
昨今、SNSの影響で、イントロが軽視されがちなJ-POP。
イントロが長いと再生数が落ちるとか言われますし、何度も聴きたくなるようなイントロを作るのも難しい。
それでも、チャゲアス関連の楽曲を聴いていると、楽曲としての完成度を高めるには、イントロは重要だと思います。
そして、チャゲアスは、瀬尾一三さん、澤近泰輔さん、十川知司さんという、卓越した才能の編曲家が3人も揃いました。
つくづく、チャゲアスは、編曲家に恵まれたアーティストだ、と実感しますね。