青山美智子さんの「木曜日にはココアを」を読みました。
<あらすじ>
わたしたちは、知らないうちに誰かを救っている――。川沿いを散歩する、卵焼きを作る、ココアを頼む、ネイルを落とし忘れる……。わたしたちが起こしたなにげない出来事が繋がっていき、最後はひとりの命を救う。小さな喫茶店「マーブル・カフェ」の一杯のココアから始まる12編の連作短編集。 (引用:Google Books)
以下、読書メーター投稿文書です。
マーブルカフェゆえに12色のストーリーが紡がれていったのか。短編連作の独特な手法で世に幸せな物語を提供している青山美智子さん。図書館の予約待ちが一番多かったので期待も大きかったのですが、読んでみると、登場人物の繋がり塩梅がちょっと胃もたれを起こしたり、刺激のないオチが欲求不満を起こしたりで、これまでの作品に比べると今一つ楽しめませんでした。読む順番が悪かったのかな、とも思います。「お探し物は図書室まで」「ただいま神様当番」「猫のお告げは樹の下で」「鎌倉うずまき案内所」に続く5冊目でしたから(笑)
昨日のウオーキングは6675歩でした。