今朝4時からのスペイン戦、多くの日本人が熱狂しました。ドイツに勝ちコスタリカに敗れた日本は、この一戦にすべてをかけて無敵艦隊スペインとぶつかりました。結果は2対1の見事な逆転勝利で決勝トーナメント進出を決めました。ブラボー!

 

ドイツ、スペインの優勝経験ある両国に日本が勝つとは、本当に日本サッカーは強くなりました。日本社会は失われた20年ということをよく言われますが、サッカー界のこの20年間の飛躍は目覚ましいものがあります。ビジョンを持って歩めば結果はついてくるということを証明してくれています。

 

4年に一度、W杯を楽しみますが、今回私は、地上波放送ではなく、amebaTVで見ています。またTwitterなどSNSで情報収集しながら観戦しています。今までと違い、多様な情報を自分の頭で考えながら、森保監督の頭の中を想像しながら観る楽しみを味わっています。

 

海外を知る多くの選手たちの精神的、体力的な強さも感じます。私は今回の日本の躍進から、今の日本の閉塞感を打破する力、若者の可能性を感じます。スタジアムには多くの日本サポーターが詰めかけて感情あらわに大声援を送っています。人間らしさを取り戻した姿がここにあります。

 

新型コロナは世界にとっても日本にとっても、大きな痛手となりました。しかし世界は未来に向かって歩み始めていることをW杯から感じ取るべきです。日本には3年経っても、マスクやソーシャルディスタンスという人たちがいます。感染症のことだけを考えたら感染対策を徹底し続ける方がいいのかもしれません。しかし私たちは人間です。人間社会は複雑です。一つの病気のことだけ考える社会の誤りを正すべきです。

 

純粋に、サッカーで頂上を目指す選手たちの頑張りとそれを心から応援するサポーターの姿から、コロナ騒動の滑稽さが浮き彫りになり、未来を取り戻す力になると感じます。日本が決勝トーナメントに進出し、この熱狂が更に大きくなることがコロナの収束を迎えることになりそうです。

 

日本代表の勝利が日本社会を救います。サポーターの情熱が、過度な感染対策で苦しめられている子ども達を救います。このW杯は日本の歴史に残る大会となります。