Loup ルー(阿南市羽ノ浦町)〜狼が提供してくれるスペシャルコースメニュー〜 | フレンチブルーに憧れて

Loup ルー(阿南市羽ノ浦町)〜狼が提供してくれるスペシャルコースメニュー〜

ある日の早朝ポタリングの最中に見つけた新しいお店!!

たまたまお店の方が開店準備をされていたので聞いてみると、オープン初日だそうでランチは12時からだという

聞けば完全予約制ということで、その場でランチの予約をしてきました

 

そのお店はフランス料理店で名は「Loup(ルー)」と言います

「Loup」とはフランス語で「狼」のことを意味します

聞いてみるとシェフであり料理長の佐竹さんが狼が好きなんだとか・・・

狼は一匹狼というイメージがありますが、別の意味で家族を大事にするというイメージもありますよね

 

4人掛けテーブルが3つ程よい距離間に保たれていて、他のお客さんを意識することなく食事ができる

 

また庭側全面に窓が張られており、木々や自家栽培のハーブや野菜の緑が楽しめる

 

 

 

庭側から見るとこんな感じです

 

それでは食事に入ります

予約していた席にはメニューとナプキンが大皿に載せて用意されていました

黄金柄で綺麗な皿ですね

 

メニューを確認します

ランチメニューは2種類あって、それぞれ1800円と2500円になります

2500円のコースは単なる1800円のコースの拡張版ではなく、基本的には被らないようになってます

この辺りは流石ですね

 

金額的にオーダーしやすい1800円のコースにしました

でも、特別な日などの場合は2500円のコースでも良いなと思います

 

まず最初はアミューズの一品目

「帽子をかぶったプティトマトのコンフィ タイムの香り」

一口で食べられる小さな料理ですが、見た目も良いし凄く可愛いです

 

帽子を被ったというネーミングだから、帽子を取ってみます

するとプティトマトを器にしたラタトゥイユが現れます

手間がかかってるなー、食べるのが勿体無いですね

手にとって一口で食べてみる・・・甘いといっても野菜の甘さがすごい!!

花火のように一瞬で食べ終わってしまう感じが切ないけど、それほど印象に残るし、また食べたい気持ちが現れるんですよ

 

アミューズの二品目「黒いおだんごクロメスキ エストラゴンの香り」

来たー!これもまた目に強烈に焼きつくビジュアルですね

料理は芸術というのがぴったり当てはまるな〜

すぐ食べずに、ひたすらいろんな角度から見てみる

天然石の皿で出てきます(結構重いです)

 

炭塩に小さい菜の花、反対側はエストラゴン

炭塩は土に例えられてるよう

 

主役はこのクロメスキ(コロッケ)です

同市加茂谷町の「しげぱん」さんの炭パンを使用しています

ホクホクですね、エストラゴンの香りが鼻の奥に抜けていく

チュッパチャップスみたいに、すぐに無くならなかったらいいのに

これも、余韻に浸るための料理です

天然石の皿をずっと眺めておきたい気持ちでいっぱいでしたね

 

パンは自家製です

フランスパン、そしてふらふわのプチパンの2種類

このパンも恐ろしく美味しい

フランスパンは小麦の芳醇な香りと味が深く、プチパンは柔らかくて甘い!

パンはお代わりできます

 

前菜の「ウフ・ポシェットとクスクスのサラダ ソースセザール」です

 

クスクスの上にウフ・ポシェット(黄身を白身で包み込んだ卵)が載ってます

まるで鳥の巣のようですね

夏らしい桃と、シェフの地元である加茂谷町の野菜が使用されています

 

エディブルフラワー(ボリジ?)が載っていて、またまた眺めているだけでも嬉しくなる

本当に綺麗でいて、かつ美味しい

 

 

メインは肉料理か魚料理の選択制ですが、肉料理にしてみました

「阿波尾鶏の低温調理 ソース・シャルキティエール 季節の野菜ピューレ添え」です

おー、お皿が温かくされてますね〜

 

柔らかいムース状の肉を薄く切った肉で巻いてます

深くて甘いソースにジャガイモのピューレ

手間がかかってるなぁ

本当に食べていて幸せだと感じます

 

シェフのご好意で、コースには無かった「トウモロコシの冷製スープ」を頂きました

エスプーマにしたトウモロコシはフワフワでクリーミーで凄く甘い

表面に振りかけられたクミンがピリッとしたアクセントになっています

 

デザート「ロンド・オブ・フリュイ トゥ・ドゥ・グラス」

大皿で出てきます

これは見た目も美しいアシェトデセールですね

 

満月のようなバニラアイスの上に立つラングドシャで作られた狼

マンゴーと桃のコンポートがそれを囲む

鮮明な赤いソースはブラックベリーソースです

 

これは気がつかずに食べてしまいそう

ブルーベリーの実に小さなぺパーミントの葉

細かな部分に凄いなーと感じます

このお店には専門にパティシエ(北海道出身!)さんがいて、シェフにフランスのニースで出会い修行された仲とか!

これはデザートだけでも食べに行きたいですね

 

食後のドリンク(コーヒーか紅茶を選択)とお菓子です

お菓子は温かくして出されます

どれも脇役とは思えない美味しさ

特にフィナンシェが美味しかったです

 

2018年で徳島イチオシのお店じゃないか?と思うくらい本当に料理に感動しました

完全予約制なので、ぜひ予約して行ってみてくださいね!

 

(撮影機材)

パナソニック DMC-GX7 MkII + Panasonic LUMIX G 14mm F2.5 ASPH.
パナソニック DMC-GX7 MkII + COSINA ノクトン25mm F0.95

 

<住所> 阿南市羽ノ浦町岩脇原平97
<営業時間>ランチ12:00〜15:00(L.O14:00)、ティータイム15:00〜17:00(ドリンクをオーダーするとプチフールが付いてきます。ティータイムは席が空いていれば予約不要です。)ディナー18:00〜22:00(L.O20:30)

<電話>0884-28-9901(要予約)
<定休日>火・水曜日

<駐車場>あり

 

場所はココです(google mapにないので画像です。赤丸印がお店の場所です)