神経質なヘビのハンドリング | 爬虫類ブレイク

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ヒキガエル、レオパ、ウパ、イモリ等の記事や、たまにワインのことを書きます。悠と申します。Twitter、Instagram更新中です。

我が家の暴れん坊、カラスヘビの月読(つっきー)くん。

カラスヘビとはシマヘビの黒化個体で、シマヘビ自体は神経質で荒々しい性格をしている。

つっきーも禍々しい漆黒の見た目そのままの凶暴な一面があり、迎えた当時は苦労した。

しかし、最近は私に慣れてきたのか、噛み付くことは滅多になくなり、ただの神経質なヘビとなった。

勿論、ケージの蓋を開けると暴れ回るし、隙あらば逃げようとするが、噛み付くことは減った。

 

私の方もヘビの扱いに慣れてきたこともあるだろう。

まず、噛まれないようにするために、脱皮の兆候(目が白くなる)が出たら、なるべく触らず放置しておく。

多少ケージが汚れていて、水換えもしたい時もあるが、放置する。

普段シェルターを設置しない私だが、この時は設置することもある。

つっきーは脱皮前も餌は食べるが、餌を与えずそっとしておく。

マウスを消費しなくて良いラッキータイムだと思う。

 

そして、ハンドリングをする際、臆病なヘビの気持ちを考えて、ゆっくりゆっくり触れるようにする。

その時、ヘビもこちらの手をジーッと見ているが、ゆっくり優しく触れば大丈夫だ。

ちょんと指先でお腹当たりを触れば、ジタバタしてケージから逃げだそうとするので、そこをキャッチする。

強引に頭を押さえるのではなく、少しの間、手の上でジタバタさせておき、蛇が行きたがる方向に手を誘導しながら、落ち着くのを待つ。

ヘビのペースに合わせて待っていれば、手の平に収まってくれるのだ。

これまでは割と強引に掴み、噛まれないように頭を押さえていたので、ヘビも私に抵抗してきたのだと思う。

因みに、このサイズなら、噛まれても血は出るものの、大して痛くないので、こちらがビクビク怯える必要はない。

初心者の方は噛まれる前提で手袋をし、ハンドリングに挑戦するのも良いと思う。

 

さて、つっきーが私に慣れてきて、困ったことがある。

臆病なつっきーは、メンテナンスの際、シェルターに避難してもらっていたのだが、ビビりだった頃は大人しくしていたので、それで良かった。

しかし、最近は私を恐れておらず、こちらの様子を伺いなら、逃げだそうとするようになったのだ。

そろーり、じりじり・・と、少しずつ頭を出して、しゅるしゅるしゅる!と逃げだそうとするので、目を離していられない。

こちらから丸見えなのが、ある意味可愛らしいのだが・・。

逃げだそうと顔を出すので、指でシェルター内に押し込むのだが、その時も噛み付こうともしない。

ある意味、すっかり私に慣れてしまった故の弊害だ。

故に、面倒だがバケツを用意し、その中に入れ、上から大きい本で蓋をすると言う、面倒な工程が増えてしまった。

 

まあ、相変わらず神経質で、とっつきにくいのだが、職場に一人はいる面倒な同僚のような存在で、私も多くは望まないようにしている。

拒食とは無縁でもりもり食べてくれるので、それでよしとしよう。

凶暴だったカラスヘビも人には慣れる、と言う良い前例になってくれると幸いである。

 

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