我が家の暴れん坊、カラスヘビの月読(つっきー)くん。
カラスヘビとはシマヘビの黒化個体で、シマヘビ自体は神経質で荒々しい性格をしている。
つっきーも禍々しい漆黒の見た目そのままの凶暴な一面があり、迎えた当時は苦労した。
しかし、最近は私に慣れてきたのか、噛み付くことは滅多になくなり、ただの神経質なヘビとなった。
勿論、ケージの蓋を開けると暴れ回るし、隙あらば逃げようとするが、噛み付くことは減った。
私の方もヘビの扱いに慣れてきたこともあるだろう。
まず、噛まれないようにするために、脱皮の兆候(目が白くなる)が出たら、なるべく触らず放置しておく。
多少ケージが汚れていて、水換えもしたい時もあるが、放置する。
普段シェルターを設置しない私だが、この時は設置することもある。
つっきーは脱皮前も餌は食べるが、餌を与えずそっとしておく。
マウスを消費しなくて良いラッキータイムだと思う。
そして、ハンドリングをする際、臆病なヘビの気持ちを考えて、ゆっくりゆっくり触れるようにする。
その時、ヘビもこちらの手をジーッと見ているが、ゆっくり優しく触れば大丈夫だ。
ちょんと指先でお腹当たりを触れば、ジタバタしてケージから逃げだそうとするので、そこをキャッチする。
強引に頭を押さえるのではなく、少しの間、手の上でジタバタさせておき、蛇が行きたがる方向に手を誘導しながら、落ち着くのを待つ。
ヘビのペースに合わせて待っていれば、手の平に収まってくれるのだ。
これまでは割と強引に掴み、噛まれないように頭を押さえていたので、ヘビも私に抵抗してきたのだと思う。
因みに、このサイズなら、噛まれても血は出るものの、大して痛くないので、こちらがビクビク怯える必要はない。
初心者の方は噛まれる前提で手袋をし、ハンドリングに挑戦するのも良いと思う。
さて、つっきーが私に慣れてきて、困ったことがある。
臆病なつっきーは、メンテナンスの際、シェルターに避難してもらっていたのだが、ビビりだった頃は大人しくしていたので、それで良かった。
しかし、最近は私を恐れておらず、こちらの様子を伺いなら、逃げだそうとするようになったのだ。
そろーり、じりじり・・と、少しずつ頭を出して、しゅるしゅるしゅる!と逃げだそうとするので、目を離していられない。
こちらから丸見えなのが、ある意味可愛らしいのだが・・。
逃げだそうと顔を出すので、指でシェルター内に押し込むのだが、その時も噛み付こうともしない。
ある意味、すっかり私に慣れてしまった故の弊害だ。
故に、面倒だがバケツを用意し、その中に入れ、上から大きい本で蓋をすると言う、面倒な工程が増えてしまった。
まあ、相変わらず神経質で、とっつきにくいのだが、職場に一人はいる面倒な同僚のような存在で、私も多くは望まないようにしている。
拒食とは無縁でもりもり食べてくれるので、それでよしとしよう。
凶暴だったカラスヘビも人には慣れる、と言う良い前例になってくれると幸いである。
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