花、満ちる
3年ぶりに「行動制限のないゴールデンウィーク」も昨日で終わりました。
飛び石で「大型連休」という感じではありませんでしたが、多くの観光地は久しぶりに賑わったようです。ここ羽黒山も5月3~4日をピークに結構な賑わいを見せていました。
ゴールデンウィーク期間中、多聞館のお客様の目を楽しませていたのが駐車場の八重桜です。
2009年に駐車場の整地を記念して植樹した八重桜でしたが、翌年は3輪(⇒ブログ)、その翌年は10輪ほど(⇒ブログ)と、なかなか思うように花を咲かせてくれなかったのですが、今年は13年目にして初めて、いっぱいの花を咲かせてくれました。
花持ちもよく、ゴールデンウィークを過ぎてもまだ花を散らさずに咲いています。
駐車場の隣、おととしまで秋庭商店さんがあった土地も多聞館の駐車場として利用することになり、つい最近、整地を行いました。
新しい看板も設置しました。
今後は、当館にお越しのお客様にはもちろん、羽黒山門前駐車場の混雑時などに公共の駐車スペースとしても利用して頂く予定です。
新型コロナウィルス感染症の完全収束にはまだ時間がかかりそうですが、県境や国境を越えた人の流れは確実に戻ってくることでしょう。
コロナ禍に翻弄されたこの2年余りは、観光事業者にとって、それぞれの生存をかけた大変な時期であったと同時に、観光の意義やあり方、自社の来し方・行く末などについてゆっくりと考える事のできた貴重な時間でもあったと思います。
今後の観光業、観光事業者は、より確かな理念と哲学、そしてその実践が問われていくように思います。
青空いっぱいに咲き誇る八重桜を見ながら、そんなことを考えていました。
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