ビーチへ

 

朝7:00に起床。今日はなかなか起きられなかったけど、

なんとか起き出しました。

シャワーを浴び、荷物の整理などをし終え、8:00過ぎに部屋を出たSim。

ソンテウに乗り、目的のビーチを目指します。

ソンテウの中には日本人の4人家族が同乗。

「この車、どっちに行くのかな・・・?まっすぐかなぁ、それとも曲がるのかなぁ・・・」

と、車の行き先が気になっている様子。

そう、このソンテウ、目的地が書いてない場合も多く、書いてあったとしてもタイ語なので、

観光客には、かろうじて簡単に利用できる反面、一か八かの賭けのような利用でも

あったりします。

「この車は次の角で左折しますよ」

と教えてあげると、家族の奥さん、

「あ、日本人の方なんですね!!ありがとうございます。」

と一言お礼を言ってくださり、角でご家族そろって降りていきました。

ちょっと前に、Simも知りたいことがあり、近くのタイ人の女性に、タイ語で話を

していたため、その様子を見て日本人だとは思っていなかったようです。

 

ビーチに到着。ちょっと顔見知りの従業員のいる海の家に入ると、

ビーチチェアに腰掛け、とりあえず、朝ご飯を注文。

 

 

なぜか、ビーチで食べる食事ってのは、旨いのです。

今日の朝食は、パッタイ・タレー(焼きそば 海鮮)

 

 

うまいです。

 

ビーチでは、何もしなくても、海の家の人がいろいろしてくれます。

食事の注文も受けてくれるし、飲み物も運んで来てくれる。

日差しの向きがかわれば、ビーチパラソルの角度を調整してくれるし、

至れり尽くせりです。

いつもはビーチに本を持ってくるのですが、今日は持ってくるのを忘れました。

でも、何もしなくても、海の音を聞きながらウトウトしているだけで、リラックスできますし、

ちょっと暑くなってくれば、水を浴びに海に入っていったり。

考えて見れば、日本で「海に行く」となると、なかなか「一人」ではでかけなくないですか?

ここではそれができてしまう。しかも、まったく違和感なく、さみしいこともなく、

満喫できてしまうのです。

思い切って、短い期間だけど、来て良かったです。

 

ってことで、ビールで一人乾杯。

 

 

至福の時ですね、マジで。

 

けれど、・・・何もしない時間を満喫なのですが、そうなると、実は、ここで日記として

書ける内容が、ほとんどないという結論に至ります。

ちなみに、昼食はこちら。

 

 

カオパット・タレー(チャーハン 海鮮)です。

これもうまかった・・・。

 

ってことで、まったく日記にならないけれど、それだけ充実した時間を過ごし、

時刻は早くも14:00に。

いつもならもう少し長くいるところなのですが、

今日はこのあと、しなければならないこともあるし、夜には帰国の途につきます。

ビーチを後にすることに決めました。

 

今日もまた、買い物、買い物

 

さて、ソンテウで街まで戻ったSim。

ここでもう少し両替をしておきたいところ・・・なのですが、両替にはパスポートが

必要です。一度部屋に戻り、パスポートをとってくることに。

部屋に戻ってエアコンの風にあたると、外はなんだかんだ言っても、やっぱり暑いので、

涼しい風が名残惜しくなります・・・が、頑張ってでかけます。

もう、じきに帰国なので、今更レートがどうのと、細かいことを言っていても

仕方ありません。適当な両替所で両替。

その後歩いて昨日のおばちゃんのお土産屋を目指します。

ちゃんと160個、象のキーホルダー、そろってるんだろうか。

店につくと、おばちゃん、待ってました!!とばかりに寄ってきます。

160、そろったようです。

ただし、昨日の時点では、同じがらのものを160個と注文したのに、

若干デザインは違う物が混ざっている様子。

まぁ、仕方ないですね。急遽160個集めてもらったのですから。その辺は妥協します。

 

歩くのは面倒なので、バイクタクシー「モトサイ」を捕まえて、ホテルへ。

ホテルで一応、160個あるかどうかを再確認。

数に間違いはないようです。

 

ちなみに、帰国後1個1個気持ちをこめて作ったお守りは、こんなできばえに。

 

がんばって買いそろえた象と

 

 

これまた頑張ってセブンイレブンを回って両替しまくったサタン硬貨。

 

 

これをバンコクの市場で買った巾着にいれたのが、特製のおまもり。

 

 

どうですか?もともとこうして売られているように見えませんか?

結構自分でも頑張ったと思っています。

これを受け取る彼らが喜んでくれて、頑張って試練に立ち向かってくれれば

いいのですが。

 

さて、今日はここで終わりません。買い物モード。

 

実は先日の旅日記にも書きましたが、ここタイでは、1/1から(自分的には12/31から

だったと思っていますが)コンビニやスーパーで、買い物袋がもらえなくなったため、

そうした店では、レジの近くに、エコバッグが売られていることが多いのですが、

今日さきほどセブンイレブンに立ち寄った際に、気になったエコバッグがあります。

 

 

小さめなエコバッグで、たとえば・・・ペットボトル3本も入ればいっぱいになってしまいます。

この袋、それほど値段も高くないし、ばらまき土産を入れて渡せば(ばらまき土産も

数種類いっぺんに渡すつもりなので)なんか、良くないですか?タイ政府のエコ活動を

宣伝することにもなりますし・・・。

 

ということで、これまた大量に、このエコバッグを買って帰ることを決意したSim。

ただし・・・セブンイレブンの店頭で、このバッグはこんな風に売られています。

 

 

1店舗で売られているこのバッグは、せいぜい20~30枚。

そもそもが、レジ袋がなくなった代わりに、客が買って、品物を入れて帰る

ためのバッグです。Simが大量に買い占めてしまったら、世の中の迷惑になってしまう。

・・・ということで、セブンイレブンをはしごしつつ、1つの店で10枚程度ずつ

買わせてもらうことに。

 

ところが。10枚にしても、端から見れば十分な「爆買い」なのでしょう。

あるセブンイレブンの店舗では、バイトの兄ちゃんがなぜかそんな買いあさるSimの

姿をいたく気に入ったらしく、彼の携帯で記念撮影される羽目に。

わざわざエコバッグを入れたかごを斜めにレジ台の上に置き、買ったエコバッグの

数がしっかり写真に収まるようにしながら、Simには

「はい、こっち見て~、スマイル!スマイル!!」

と指示を送り、何度もシャッターを切ります。

 

・・・ノリで写真撮らせちゃったけど、変なところに画像アップしないでくださいよ。

 

さて、ということで、買い物十分に満喫しました。

 

これ、人によっては、

「なんで旅行に行って、そんなに人にあげるお土産ばっかり買ってるんだ?」

って思われることと思います。自分でも時々、そう思わないこともありません。

けれど、そもそもがSim、普段の生活の中で、ほとんど買い物というものをしません。

日々の食事を除いたら、ほとんど出費がないのでは・・・と思うくらい。

物欲がないのでしょう。

けれど、「買い物欲」はあるのです。なんだかんだと買い物してみたいと。

そういう意味で、この旅行中のお土産ショッピングは、絶好のチャンス。

普段満たされない「買い物欲」を、ここで一気に満たして帰ります。

満たされました。今回も。

 

最後の最後に、ホテルの近くの店で、こんなものも購入。

 

 

最近どこのお土産屋にも置いてある品で、中身はスカーフ?ショール?

なんだかよく分かりませんが、その類いのものです。

100%タイシルク&カシミア・・・とか書いてありますが、絶対ウソだと確信。

本物ならそんなに安く買えるはずがありません。

でも、本物かどうかは別として、以前買って帰ったら、女性に「ちょっと羽織るのに

ちょうどいい」と好評だったのです。

誰かにまた、もらってもらおうと思います。

 

さて・・・。本当に旅先での時間はあっという間に過ぎてしまいます。

時刻はすでに夕食時。

どこか外で食べようか・・・とも思ったのですが、どこも食事時で混んでます。

屋台で買って帰って、部屋で食べようと決め、買い物。

 

 

ロッティという、インドの食べ物だそうですが、

トウモロコシの粉で作った生地を、クレープのように薄くのばし、

それを油たっぷりの鉄板で焼き、バナナなどをはさんで、

コンデンスミルクや砂糖でたっぷり味付けしたお菓子が、屋台で売られています。

自分、これ、好物です。

この旅の間、かなり食べ過ぎ状態で、デブまっしぐらなのですが、

これだけは外せません。今日は旅の最後ですし、なおさらです。購入。

 

さらに・・・

いままで見かけたことはあっても、買ったことのなかった、ナマズの丸焼きも購入。

 

 

かくして、今夜の夕食は、こんな感じになりました。

 

 

満足です。

 

バンコクへ 旅の終わりに向けて

 

食事が終わると、テレビなんか見ながら、荷物の最終確認。

シャワーを浴びて、帰国の準備。

3時間ほどの時間はあっという間に過ぎ、タクシーを予約してある22:30になったので、

チェックアウトのため、フロントへ。

初日に応対してくれた、日本語を話す女性がいて、Simの姿を見ると、

大いに驚いた顔で

「チェックアウトですか?」

と尋ねます。

 

それはそのはずです。

本来この時間にバンコクに向かうなら、昨日から今日にかけての1泊だけ宿泊し、

荷物を預けておいて、街でも歩いてきて、この時間に戻り荷物を受け取って

タクシーでバンコクに向かえばよいはず。

彼女にとっては、2泊するはずのSimが、なんでこんあ中途半端な時間に

チェックアウトするかが不思議なのです。

けれど、自分としては、

昼の12時にチェックアウトしてしまって、部屋を追い出され、

荷物は預かってもらえるにしろ、休憩をとる部屋も、シャワーを浴びる部屋もない中で、

バンコク出発の時を迎えるより、

ちょっともったいないですが、2泊部屋をとっておいて、夜中から翌朝までの残りの分を

捨ててしまう方が、結果的には便利だと結論づけての2泊予約でした。

名残惜しそうにしてくれる、日本語を話す女性。

また来ますね。

・・・と、そこまでは良かったのですが。

22:30に来るはずの、昨日予約したタクシーが来ていません。

ベルボーイも心配してくれますが、約束の時間を5分過ぎても、来ない。

・・・これは、もしかしてやってしまったか?と、

若干不安が本気になりかけた頃、

普通のタクシーではなく、セダンタイプの自家用車がホテル前に到着。

どうやら、タクシーは手配がつかなかったので、こちらの車で送ってもらえるらしいです。

ぶっちゃけ車の種類はなんでもいいです。

無事空港に送り届けてもらえるならば。

 

ということで、ホテルを出発。バンコク・スワナプーム国際空港に向かいます。

(日記の日付は、ここで明日に変わります)