↑機動武闘伝Gガンダム・ネオジャパンコロニー(浮島)
↓投稿中間辺りに追記画像。1・29
富野由悠季のVガンダムのメインヒロインと目されるシャクティ・カリンは、インド系や黒人系の様に肌の色が濃い。それをずっと何故かと疑問に思っていた。普通はララァ・スンが同じく肌色が濃いのでその伝統かと考えるか、もしくは左翼文化人の富野由悠季特有の多文化共生だとか、差別反対思想からではと考えるのが順当な所だと思う。
が、自分はこれには明確な答えがあると思っている。ハッキリと言えばそれは反日カルト極左NHKで放映されていた「ふしぎの海のナディア」に対抗した物だと思っている。対抗と言えば聞こえは良いが、要はパロディでもあると推測している。
反天皇作品競争として……
何だ肌が黒いだけでナディアのパロディとか言っているのか! と思われそうだが違う。まずそれを考えるに当たって、前段階として宮崎駿の「天空の城ラピュタ」から解説しないといけない。
本文が長過ぎにならない様にラピュタについてはまず過去記事を参照して頂きたいです。
短めに解説すると天空の城ラピュタとは、「先の戦争が発生した責任は日本神話にある」という戦後左翼の伝統的信念に基づき、平和を祈念して宮崎駿がファンタジー作品に仮託して、高天原を天空の城として描き、その崩壊を描く事で、戦後「天皇の人間宣言」と呼ばれている事を暗示したと推測しています。しかも悪質なのは、その天空の城の名前、ラピュタを「ラピュータ=売春婦」と呼んでいる点です。これも実は左翼作家に広く存在する、アマテラス、天照大神の売春婦侮辱類型という物なのです。これが第一段階です。
※高天原 天空に存在すると言われる、天照大神などが住むと言われる世界。
※天照大神 天皇の神の時代の祖先、皇祖神と言われる存在。お伊勢さんとして有名。
そして次に登場するのが、シスの暗黒卿的な意味合いで直弟子に当たる「エヴァ総監督の者」です。(※この者の名前を書くと即犯罪者扱いされるので名前は書けません。)このエヴァ総監督の者が天空の城ラピュタの反天皇→高天原崩壊類型を完全に受け継いで作った作品が「ふしぎの海のナディア」であると推測しています。高天原崩壊類型はともかくとして、ナディア自体がラピュタを継承する作品である事はwikiにも書かれてあります。(どうでも良いのですが、wikiを参考にするとバカにする人間がいるが、基本的にwikiでも「書籍参照」の場合だけを引用しているので、書籍参照とwiki参照と結局同じではないか? と思うのだが)
wikiナディア
本作品のベースとなったのは、1980年代初頭に宮崎駿がNHKでのTVシリーズ作品として準備した『未来少年コナン2』という位置付けの『海底世界一周』という企画である[1]。だがこの企画は当初実現せず、宮崎は後に本企画をスタジオジブリのアニメ映画『天空の城ラピュタ』に転用して作品化した。
一方、元の企画そのものはNHKと東宝に残され、1980年代後半にこの『海底世界一周』を元にした企画案をNHKのプロデューサーがガイナックスに持ち込む。ガイナックス側スタッフはNHKからの企画案をベースに様々なアイディアを追加していき、その結果、本作品が生まれることとなった[2]。謎の青い石や超古代文明の設定、第1話のナディアが追われるシーンなど本作が『ラピュタ』に類似したストーリー展開を持つのはこのためである[3][注 6]。
つまり
1986年天空の城ラピュタ
↓
1990年ふしぎの海のナディア
という反天皇的シスの暗黒卿的な流れが出来た訳です。
注目すべきは「ふしぎの海のナディア」がラピュタではシータに当たる失われし高貴なる血筋を「黒人系」に描いた事です。ナディアというアフリカ系名前からも黒人系なのが分かります。自分はこのナディアと艦長ネモつまり、アトランティス人なる宇宙人王家の生き残りとは、渡来人の暗喩であり、それをラピュタ=高天原崩壊類型に当てはめれば天皇家の暗喩なのです。
つまり、ラピュタ→ナディアの流れの前には、手塚治虫火の鳥黎明編の天皇渡来人説が存在するのです。(※現在完全否定されています)
火の鳥黎明編・騎馬民族征服説
↓
天空の城ラピュタ・高天原崩壊・戦後人間宣言
↓
ふしぎの海のナディア「アトランティス人など二人しか存在しないラスト」
↓
Vガンダム ※後述
↓
Gガンダム ※後述
↓
∀ガンダム ※後述 ナディア→ディアナ
ナディアのラストで、ラピュタで言えば「ムスカ」に該当する敵ガーゴイルが実はただの人間で塩の柱になって消えるのも、「やがて皇室自体数が減って消えてくれ」という左翼的願望を映像化した物と自分は感じた。ナディア自体は空中戦艦や巨大UFO等は出て来るが、高天原に該当する「浮島」は出て来ない。しかしそれは、後年のエヴァで「ネルフ本部」がそれに該当する存在だと思っている。
ナディアのヒットを悔しがる?
その流れを横目で見ていた? 富野由悠季は「しまった、その手があったか!!」とか思ったかどうかはともかく、強いライバル心を抱いたと推測している。何故そう思うかと言えば、後年富野由悠季のインタビューを見ていたら「エヴァ潰してぇ~~」と言っていた。それは恐らくエヴァ以前から、宮崎駿→エヴァ総監督の者の、シスの暗黒卿的な師弟の流れにライバル心を抱いていた事と思われる。何故なら富野自身も、手塚治虫から始まる反天皇左翼的シスの暗黒卿的弟子の一人なので、当然に強いライバル心があると思われる。
そして満を持して1993年のVガンダム制作となる。そこで先程書いた様に、メインヒロインが黒い肌を持つのはナディアを参考にし、そしてナディアでは影を潜めていた「浮島=高天原崩壊類型」を復活させて導入したと思っています。
つまりVガンダムは世界名作劇場などと宣伝しておいて、内容が残酷な部分が多くて騙された! と激怒した方もいるかと思いますが、実は「ラピュタの浮島」+「ナディアの黒人ヒロイン」を導入した、れっきとした反日名作劇場系の作品な訳です。
エンジェルハイロゥ※の正体
ここまで読んで下さった方なら分かると思いますが、エンジェルハイロゥの正体は、天空の城ラピュタです。さらにシャクティ・カリン=ナディアと想定した場合、その父ネモ=アトランティス皇帝に相当するのが、シャクティの母マリア・ピァ・アーモニア、ザンスカール女王という事になります。つまりエンジェルハイロゥ=高天原であり、マリア=天照大神であり、ご丁寧な事に「ラピュータ=売春婦の意」を受け継いで、マリアは売春婦であるという設定まである様です。
※エンジェルハイロゥ 富野由悠季 「機動戦士Vガンダム」終盤最終決戦場であり、金色の巨大な天使の輪で、謎の波長が出て人類を退化させる機能を持つ。最終的にバラバラになって天に上がって消えた。
wiki
↓V2ガンダムの光の翼と渦巻く雲の中のエンジェルハィロゥ
もちろんガンダムとしてSF的にまったく違う舞台装置として設定されている物ですが、エンジェルハイロゥの根幹として、ラピュタの高天原崩壊類型を継承する為の装置でもあるのです。そこからイメージが膨らんでしまったのか、もう一つの意味合いとしてヤマタノオロチのイメージも含んでいると思っています。
wiki
↑Vガンダムの敵ロボットには遮光器土偶や、有名な合掌土偶をモチーフにした物(カテジナのゴトラタン=女性性の象徴)などがあり、さらには龍型のメカ・風神雷神型なども出て来ます。明らかに神話伝承に傾倒している風情があり、そうした中でイメージが拡張して、エンジェルハイロゥがヤマタノオロチに、クロノクル・アシャーがスサノオになってしまっていると感じています。ちなみにクロノクル・アシャーとは敵ライバルキャラで、上記のマリア女王の「弟」になっているキャラです。
姉・マリア女王 → 天照大神
↓
エンジェルハイロゥ=高天原
エンジェルハイロゥ=ヤマタノオロチ
↑
弟・クロノクル・アシャー → スサノオ
という両用解釈が出来る様に構成されていると思っています。こう考える背景に後年のTBS反日極左カルトアニメ00の「マスラオ・スサノオ」の存在があると思っています。
ともかくとして、Vガンダムのラストで高天原=エンジェルハイロゥは崩壊し、シャクティ・カリンはただの一般人の少女として地上に降りて生活する事になる訳です。これも当然、ラピュタの人間宣言を継承しているのです。ライバルと目しながら継承してしまっている訳です。
そして新時代「Gガンダム」へ
Gガンダムと言えばとりわけガンダムファイト=格闘だとか、ギャグ多めだとかパロディ多めだとか、割とガンダム本流と全く関係無いと思われがちですが、実は真逆で、度ストレートに富野由悠季の「Vガンダム」を異常なくらいに正確にトレースしてしまっているのです。
もっと正確に言えば「GガンダムのキャラはVガンダムの転生体」であると解釈しています。オマージュとかじゃ無くて、イデオンみたいに転生してしまってるんです。
まずドモンカッシュとジョルジュ・ド・サンドはクロノクル・アシャーの転生体で、さらにマリア・ルイゼ※は当然マリア・ピァ・アーモニアであり、マリア・ルイゼの父はフォンセ・カガチ、ミカムラ博士=ウッソという風に主要キャラの多くがVガンダムの転生体の様な事になってしまっている。
※当然、マリアとはマリーアントワネット=断頭台のイメージでフランス。
これは徹底していて、メカにまで及び、主役機Gガンダムは実はV2ガンダムで、ネオジャパンの宇宙戦艦は、バイク戦艦で有名なアドラステアになっています。
↑(V)Vガンダムの武器「光の翼」→(G)Gガンダムのメカ天馬からも「光の翼」発生
↑ネオジャパン戦艦=1stガンダム巡洋艦ムサイ+(V)バイク戦艦アドラステア
こうした発想は当然設定や舞台装置にも適用されていて、Vガンダムのエンジェルハイロゥがどうなったかと言えば、それは「ネオジャパンコロニー」+「デビルガンダム」に転生してしまっています。つまり、ネオジャパンコロニーが天空の城ラピュタの「高天原崩壊類型」を継承している訳です。その為にウルベは、ムスカ(ロムスカ・パロ・ウル・ラピュタ)みたいに巨大ビーム砲を笑いながら撃ちます。
↓東京(皇居)の辺りに悪魔の顔が出現。※順不同
ちなみにアメリカコロニーが「広島」めがけて巨大ビームを撃つ悪趣味さ
(↑しかも司令官はマッカーサーそっくりな人物)
追記1月29日
少し横道にそれるのですが、↑上記の広島ビーム直撃について、極めて悪質だなと感じるので画像で解説します。
ジャパンコロニーが全世界に宣戦布告した事に対し、至近のアメリカコロニーが反撃を開始。
↑マッカーサーそっくりの男がビーム砲発射。
↓見えにくいが、関東に直撃。(皇居か?)
↓次の場面(ほぼ瞬時)には何故か広島付近に爆発が移動。
↑明るい中心点は、あきらかに四国では無く広島。
↓ジャパンコロニー反撃開始。場所は舞鶴鎮守府か?
↑アメリカコロニー破壊。左翼が妄想する安っぽい反米保守のイメージ像=左翼自身の願望。
↑ネオジャパンコロニー悪の軍事独裁者大喜び。=昭和の大戦暗示。
こうした演出は冗談では済ませられない、異常に悪質な表現だと思っています。
追記ここまで。
Gガンダムの左右両用併記手法?
ラピュタ、ナディア、Vガンダムが完全に反天皇の意志表示としてアマテラス侮辱や高天原崩壊を描いたのに対し、何故かGガンダムはVガンダムをまっとうに継承しながらも、不思議な左右両併記的な内容になっています。
例えば(V)マリア・ピァ・アーモニアを継承したのが(G)マリア・ルイゼですが、その娘(V)シャクティ・カリンの行動を継承した様になっているのが、(G)レイン・ミカムラで彼女は「デビルガンダム」が乗っ取った「ネオジャパンコロニー」の動力炉となってしまいます。これは言うまでも無く、(V)シャクティがエンジェルハイロゥのメインルームに入ったのと全く同じ事なのです。
つまり後半突然「軍国主義化した」ウルベ少佐とは左翼伝統の日本悪玉視であり、ネオジャパンコロニー=高天原を悪として宣戦布告し全世界を攻撃の対象にする訳です。(ちなみに前回に書いた、ファーストガンダムのジオン=日本、連邦=中国という要素も真面目に継承していて、ウルベもドモンもマスター・アジア、中国からの独立を目指して戦います。)
↑後に軍国主義化、ラスボス化する人物は、過去に中国武闘家に敗北していた。(Gガンダム)この者が上記追記の軍事独裁者化してアメリカコロニーにビーム撃つ男です。
が、
(右)所がネオジャパンコロニーは崩壊する事は無く「市民は無事だ」とか言い出す訳です。それと同様にVガンダムではアッサリと死んでしまったクロノクル・アシャーが、ゴッド(神)ガンダムという様なスサノオ神を称揚する様な左翼的には許しがたいロボットに乗って大活躍する訳です。つまりGガンダムはVガンダムの全員生存Bパターンエンディングみたいになってしまっているのです。
↑戦闘が終わり、超巨大なドラゴンの骨が出現。
が
(左)それでもネオジャパンコロニーが全世界の敵になってしまったり、ウルベが軍国主義丸出しになってしまうシーンはしっかりある訳です。つまり左右両併記なのです。少なくとも完全に「保守的」な作品という訳では無いのです。
それでも「左翼魂」がG許せず、生まれた∀ガンダム?
そしてナディアを横目で見ていた富野由悠季が、遂に、今度はGガンダムをも横目で見ていたと考えています。そして「Vガンダムを継承した事は良い事だが、スサノオを良いモノとして活躍させるのは許せん」と考えたと推測しています。(→この思想を忖度して生まれたのが、極左00のMSスサノオの可能性が高い)
そうして生まれたのが∀ガンダムだと強く推測しています。そのコンセプトは「Gガンダムの歴代ガンダムを総出演させるパロディをマジメにやってみる」「英雄化したスサノオを再び敵悪役に戻す」「ラピュタ高天原崩壊類型はやめるけど、敵ボスは日本の神話の主神、は継続」だと思っています。
そして
マリア・ピァ・アーモニア → レイン・ミカムラ+マリア・ルイゼ
を
ディアナ・ソレル+キエル・ハイム
に変換し、
英雄化してしまったスサノオを再びギム・ギンガナムという悪役に戻したと思っています。
さらに重要な点として、「全てを肯定する・内包する」という∀の黒歴史というコンセプトは、Gガンダムのパロディ連発で過去ガンダムを出しまくった事をマジメに翻案した物と推測しています。つまり天空の城ラピュタから一周して富野ガンダムに戻って来た訳です。
これは偶然かも知れないが、エヴァ者「ふしぎの海のナディア」ナディアと富野由悠季「∀ガンダムのディアナ・ソレル、名前が逆転されてるだけで、似ている。(何だかポセイダルとレディオス・ソープを想起させるが……)
ナディア → ディアナ
また∀ガンダムのターンXというラスボスメカがあるが、
(X)ターンXのXは「ガンダムX」のX
(W)声優さんは良く知らないですがWゼクス・マーキスの声の人?
(G)最大の武器はシャイニングフィンガー
というアナザーガンダム「機動武闘伝Gガンダム・新機動戦記ガンダムW・機動新世紀ガンダムX」の要素から受け継いで作られていると思っています。
ついでに言えば、ラピュタから富野由悠季が受け継いだ「高天原崩壊類型」を真面目に受け継いでしまったもう一つの有名作品があると思っています。それがFSSファイブスター物語であり、ど直球にこのマンガの将来描かれるクライマックスの一つとして(?)主人公アマテラスのミカドの住まう天空に浮かぶ宮殿「フロートテンプルの崩壊」が描かれると年表に予定的に記されています。
現在公開中のエヴァ総監督の者が関与するGQuuuuuuX(観ません)だが、高天原崩壊類型を「半分」継承するGガンダムとの関連性が取りざたされる以上、なんらかの反日要素が必ず出る物と考えている。またuuuuuuとU(宇宙、宇宙世紀?)が連続するのは明らかに宇宙世紀の繰り返し連続性であり、∀ガンダムの要素も含んでいる可能性が高い。
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