2023 バックカントリー その11 in イワオヌプリ | HIRO'S DIARY vo3

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令和5年3月9日(木)イワオヌプリ バックカントリー

 

本当は2月にニセコに行く予定だったが、諸事情で行けなくなってしまい

何とか予定を組んだが、今シーズン2回目のニセコは3月になってしまった。

 

パウダーが無いのは分かっていたが

事前に「時間があればどこか山に連れて行って下さい」

Tさんに連絡をしていた。

 

と言う事で「今日は天気がイイので山に行きましょう」と連絡があったので

宿まで車で迎えに来てくれて、2人でイワオヌプリに向かい

五色温泉の奥の駐車場に車を停めて、ハイクの準備を始める。

 

 

 

目指すは、遥か遠くに見える「イワオヌプリ」の山頂。

 

 

 

そして、除雪の突き当りの壁を登って、ボードをバックパックに付けて

MSRのスノーシューを履いてハイク開始。

 

 

ただ、以前ハイクした時は途中で引き返したので、今回は何としても山頂まで登りたい。

 

 

天気が良くてピーカンの中、暫くは平らな所をハイクして、とりあえずウォーミングアップ。

 

 

しかし、そのウォーミングアップで息が上がる。

 

そして、暫く歩いて左の斜面を登り、その先のツリーに入る。

 

 

 

そのツリーに入る頃には完全に息が上がり、見かねたTさんが「休憩する?」

って言ったので、お言葉に甘えて休憩する事にした。

 

とりあえず、チョコレートを食べてエネルギーを補給して水を飲んで息を整えた。

 

ちなみに、ここまでのハイクの途中でハイドレーションの水を

何回も飲んだのは言うまでもない。

 

そして、体力が回復した?のでハイクを再開。

 

ここからはオープンバーンの急斜面で直登は無理なので

左右にトラバースしながら山頂を目指す。

 

 

目の前にはアンヌプリが見える。

 

 

そんなトラバースをしている時に山頂を見上げるが、まだ遥か先で全然近づかない。

 

でも、息を切らしながら一歩ずつ前に進む。

 

そして、何とか最後の急斜面を直登していると

後ろから来た男女のコンビにアッサリと抜かれた。

 

 

 

自分は「ザク・・・・・・ザク・・・・・・ザク・・・・・・」の超スローペースだが

このコンビは「ザク、ザク、ザク」と普通の道を歩くように急斜面を軽く登って行く。

 

後で分かった事だが、この2人は自分より後からハイクして追い越したと思ったが

後からハイクして違うルートで1度登って、この時は2回目のハイクだった。

 

2回目のハイクで、この速さはありえない・・・。

 

ただ自分は、そんな2人にかまっている余裕はなく、最後の力を振り絞って山頂を目指す。

 

 

そして約2時間かかったが、なんとか「イワオヌプリ」の山頂に到着。

 

 

山頂は強風が吹いていてスゴク寒い。

 

 

ただココはサブピークで、本当のピークはこの先だが

このサブピークと本ピークの間のボウルを滑るので、ここで滑る準備をしたが

駐車場までの滑走ラインが分からないので、Tさんの後をついて行く事にした。

 

 

そして、いよいよドロップイン!

 

 

滑り始めは慎重だったが、気持ちよく滑っていたらバックサイドの死角に大きな岩が現れて

慌てて止まったらなんとかブツからなかったが、ブツかっていたら大変な事になっていた。

 

そして、これはTさんがアップしたYouTube

 

 

と言う事で、ハイクで体力を使い果たして滑りはグダグダだったが

山頂からの滑走はスゴク楽しかった。

 

そして、Tさんとハイタッチをして車に戻り荷物を片付けて

「ichi ichi KITCCHEN」に連れて行ってもらった。

 

 

 

 

 

と言う事で、今日のお昼ご飯は「北海道和牛バーガー」

 

 

中に挟んでいたハンバーグが分厚くてスゴク美味しかった。

 

そんな美味しいハンバーガーを食べた後「一生のお願いがあります」とTさんに頼んで

俱知安にある「ダイソー」に連れて行ってもらった。

 

この「一生のお願いがあります」作戦は、いつもK君に使っているが

最近は「で、どこに行けばいいの?」と言われるくらい何回も使っている。

 

そして「ダイソー」で買い出しをした後、宿まで送ってもらい

送迎と買い出し付きの「バックカントリーツアー(無料)」は無事に終了した。

 

 

Tさん、いつもありがとうございます。

 

 

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正直、半分登った頃には息が上がってヘロヘロだったんで

山頂まで行けないと思ってました。


数年前に体の調子が悪くなってハイクが出来なくなり

治療して何とか回復して、去年から登山も再開して特に問題なかったのですが

雪山をハイクしたのは、アンヌプリのピークの20分ほどの距離だけだったので

スノーシューを履いて雪山を2時間もハイク出来るかスゴク不安でした。

 

でも、なんとか山頂まで辿り着く事が出来て本当に良かったです。

 

まあ、それでもTさんのいつものハイク時間の2倍以上かかってますけど・・・。

 

 

今回の教訓

1、自分は120%のパワーでハイクしたが、Tさんは20%。

2、自分は120%のパワーでハイクして息を切らしながら1ℓ以上水を飲んだが

  Tさんは息切れすること無く1滴も水を飲んでない。

3、自分は120%のパワーでハイクしたが、2回目のハイクのコンビに余裕で抜かれる。

4、自分は120%のパワーで2時間ハイクしたが、下りの滑走は5分。

5、元々ハイクに自信があった訳ではないので「自信が確信に変わりました」とは言えないが

 「不安が安心になりました」と言えるかもしれない。

 

 

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