2020年04月22日 08:00

愛しのSF映画 117

colide
 え〜、オジサンは50年代のSF映画が大好きなんですが、何せ昔はTVで普通に放送されていた有名作品も近年は見ることができません。なんとかお国のBSとかで放送してもらいたいもんです。

さて、今日紹介する作品は1951年に製作された、「地球最後の日」(紹介はコチラ)です。オジサンは今から40数年前の高校時代にTVで一度だけしか見ていないんですが、いまだに印象に残っている一本です。
お話の内容はといえば、遊星が地球に衝突することが発覚、科学者はロケットで他の遊星へ避難を提案したが国連は支持しなかった。しかし、科学者は自ら動き富豪から資金を調達、やがて迫りくる遊星による影響の中、完成したロケットは選ばれた40人と家畜や植物を載せ、遊星「ザイラ」へ向かうのだった・・・、という、SFファンにはたまらない内容のお話です。
特にロケットが発進するシーンは今でも目に浮かびます。本作の場合、人物描写が類型的だと言えば言えますが、後年の同じテーマの作品よりもオジサン的には傑作だと思います。本作に匹敵するのは、我が日本の誇る「妖星ゴラス」だと思いますが、いかんせん怪獣マグマの出現が蛇足なのは残念でなりません。

コメント一覧

1. Posted by おじさんファン   2020年04月22日 15:14
私もTVで1回観ただけです。丘の傾斜を利用してロケットを飛ばしたんですよね。そこしか記憶に残っていない。「妖星ゴラス」はマグマのせいで作品の評価が下がってしまった気がします。海外版にはマグマは出てこないと書いている本もあるのですが。契約しているⅭSチャンネルで来月、レイ・ハリーハウゼン生誕100年ということで「恐竜100万年」「SF巨大生物の島」「水爆と深海の怪物」「ガリバーの大冒険」の4本が放送されます。今から楽しみにしています。
2. Posted by wakuwaku1776   2020年04月23日 07:23
この映画、今見ると時代なりにユルい部分もあるように感じますが、それでもあのロケットの発進するシーンはかなり印象的ですよね
>「恐竜100万年」「SF巨大生物の島」「水爆と深海の怪物」「ガリバーの大冒険」
「ガリバーの大冒険」は見たことがありませんが、「巨大生物の島」は去年レンタルDVDで40年ぶりで見ました。CGなんぞない時代にストップモーションアニメであれだけのものを作った訳ですから、ハリーハウゼンの偉大さはもっと広く知られてもいいように感じます。
3. Posted by ギロでございます   2020年04月23日 15:17
5 つい手持ちの「妖星ゴラス」、また見てしまいました。怪獣マグマが不評のようですがデカいセイウチと思えば可愛いものでして、科学者たちが「地球が動いているんだから自然もびっくりだ」みたいにのどかなことを言うあたりも含めてギャグかもしれません・・てか特撮ファンでなければ全編ギャグにしか見えないかも(笑)実は拙宅は東宝スタジオの近所なものですからわたしは特撮シリーズファンなのですが、特にヒーローもヒロインもないこの「ゴラス」は純然たる特撮ファン向けに作られた感じもありますね〜
4. Posted by wakuwaku1776   2020年04月23日 23:18
ギロさま

実はワタシも「妖星ゴラス」のDVDは所有しており、思い出したように何年かに一度は見ております。ま〜、SFなんてのは「もっともらしい嘘」ですんで、その嘘に乗っかる人は楽しめますし、最初から懐疑的な人にとっては、「そんなアホな」というのが現実かも知れません。
「美女と液体人間」とか「電送人間」、「マタンゴ」、「ゴケミドロ」なども大好きですが、これらの作品が好きな人はどれくらいいるんでしょうか。

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