皆さん、こんばんは
本日1月10日はかなりの雪模様で冷え込み、今朝だけは路面がアイスバーンになっている私の住む山口県宇部市ではありますが、全国的に同じような状況だったみたいですね…
くれぐれも皆さん、いつも以上に安全運転を心掛けて欲しいものです…
ところで、今回も引き続きオヤジ探偵物語 行方調査シリーズ〜正義とは〜 第七話「逆鱗」をお送り致します
高校一年生16歳の神代 由衣(くましろゆい)様捜索を建前に、由衣様の親友である自称、法学部一回生19歳の佐久間 麻里(さくままり)様が通うとされるK州随一を誇る名門K大学前にて、ミニスカ姿の自分好みの可愛い大学生のお嬢様限定で変質者的声掛けをこれでもかと繰り返す、しがない雇われオヤジ探偵の私は予想通りF県警N警察署へ丁重にご招待され、取調べ中に生意気な言動を繰り返す私は当然の報いとして、担当警察官から病院送りの刑をきっちりと執行して頂く。
そんな自業自得の私へ謝罪するためにわざわざ病室まで足を運ぶ、ご自分のお名前も階級すら教えて頂けない上級幹部らしき、とある紳士から今回N警察署内にて発生したイレギュラーな事案⁉︎を外部へ今後一切口外しない約束を交わす見返りとして、絶賛捜索中の神代 由衣様と親友の自称、佐久間 麻里様のお二人が所有する携帯電話端末が指し示す全く同じ最終位置情報を今回限りの粋な計らいで教えて頂けた私は人里離れた山間部にひっそりと佇むとある廃墟へ向かい、そこで非道極まりない下劣な行為を日々繰り返す強面の輩3人組を無事制圧した事で、彼らの謝罪を含めた自主的な好意⁉︎により驚愕の真実を知る事になる…。
心優しいたった一人の親友だった筈の自称、佐久間 麻里様が兼ね備える、誰もが振り返る程の美しい容姿やおしとやかな品の良い振る舞いに完全に呑まれてしまった神代 由衣様は名門K大学への進学を夢見てお勉強漬けの日々を過ごしており、頑なに先生方から守られた一種独特の雰囲気に満ちた『学校』という狭き世界で16年間黙々と過ごして来られた事もあり、世間一般の厳しさを全く知らない状況下、おそらく遊ぶためのお小遣い欲しさから人攫いの真似事を繰り返す佐久間 麻里様の卑劣な罠にまんまとハマり、昨夜遅くにこのイかれた欲望丸出しの輩3人組へ僅か1万円でその身を売られ、最後まで必死に抵抗するのも虚しく、鬼畜の如く散々弄ばれ、F県K市にある◯◯という名で派手に営業する、その界隈ではかなり名の知られた、ヤバい事まで平気でやらせる超高級デリヘルへその日の内に数十万円という高値で早々と売り払われてしまうのであった…。
深夜にも関わらず、ネオンが煌びやかに灯る、とても華やかな街並みで、高級デパートなどが群れを成して立ち並ぶ、K州最大都市のF市にも引けを取らない都会の様相を呈すK市へ到着した私達は緊急事態に先手で対応すべく、このまま調査車両トヨタA◯86内で大人しく待機するように、18歳新人の息子Y助手へ指示を出し、私と最愛のY女史の二人は思い出話に花を咲かせて仲良く腕を組みながら、すぐ目の前にある恋愛時代にも数回お世話になったあの頃よりも格段とグレードアップした15階建てのとてもお洒落なビル状のファッションホテル707号室へ入り、料金システムが昔と変わらずクレジットカード使用可能である事にホッと胸を撫で下ろす私達は捜索中の神代 由衣様が売られてしまったらしい、料金次第で何でもありと噂される◯◯という超高級デリヘルへ速攻で問合せをし、20分以上通話中の状態が続く中、由衣様の特徴に酷似する、入りたてで初々しい現在の一番人気という成人女性⁉︎を運良く数時間待ちでご指名する事に成功する…。
2時間経過した頃、私達が滞在するホテル前へ急停車したピカピカの新車、ト◯タ ヴェルフ◯イアから肩で風を切り、勇ましく姿を現わした高身長のかなり鍛え抜かれた20代後半くらいのヤバい輩二人組が後部座席の片隅で、酷く怯えた様子で固まる少女の両腕を強く掴み、車内から強引に引きづり出す。
左右に激しく首を振りながら、必死に嫌がる素振りを見せるその少女がお母様の神代 早苗様から頂いた可愛らしい由衣様の写メにかなり似ている事に気付いたY助手は私へ急ぎで連絡を入れようと携帯電話を懐から取り出そうとするのだが、たまたま風の悪戯でフリルの付いたミニスカートがめくれて可愛らしい物がチラリと見えてしまうという、ラッキースケベ的なハプニングに遭遇し、一発で由衣様似の少女にノックアウトされてしまったピュアなY助手は思わず自分の携帯電話を何度も手の平から落としてしまうのであった…。
しばらくして、私達の待ち構える707号室をノックしたのは身長180センチを悠に超える明らかにヤバめの輩二人組で、何故かやたらと興奮状態だったY助手から先程連絡のあった通りの容姿でもあった。
また、この輩二人組に30分5万円という法外な基本料金を前金で支払わされた私は更に別料金の説明も受け…、「金額次第でNGなし」が謳い文句の◯◯という超高級デリ独自のサービスは富裕層に特段の定評があるらしく、思い思いの二人きりの時間をたっぷりと過ごす事が出来る、ご指名した自分好みの素敵な彼女⁉︎へ各プレイ毎の規定料金を『行為』の前に支払えば金額次第でナカ◯シプレイも出来るとの事で、思わずニンマリするのであった…。
やむを得ず、上限額が間近に迫るクレジットカードを使用して、いつまで経っても元金が一向に減る事のないニコニコリボ払い⁉︎の追加借入れに手を出す、今にも泣きそうな面持ちの私は旧紙幣の『諭吉』5枚と泣く泣くお別れし、ネット上で公開された少女そのままの現役高校生にしか見えない、まるで女神様であるかのような美しい瞳をした、可愛いの一言ではとても言い表せない、表向き成人女性⁉︎という、その可憐な少女のか弱き小さな手を優しく取り、丁重にお部屋へ招き入れるのであった…。
「そんなに怯えなくても大丈夫でちゅよ。
いっぱい、いっぱいオジちゃんが優しくしてあげまちゅからね…。
何か温かい物でも飲みながら、オシャブリ⁉︎じゃなくて、おしゃべりをしてのんびりしましょうね…。」と、気色悪い赤ちゃん言葉で、鼻の下をビロ〜ンと伸ばしたバッチい顔を覗かせる、まさに変態極まりない最低な私!
「お願いですから、乱暴にしないで下さい…。
私はまだ高校一年の16才で、悪い人達に騙されて連れて来られてるんです…。
きっと今頃、妹や母がいっぱい私の事を心配してる筈なので、すぐにでもお家へ帰らせて頂きたいんです…。
それと私だけじゃなくて、他にもたくさんの10代中頃くらいの女の子が私と同じように騙されて、そんなに広くないワンルームマンションに指名があるまで、ずっと閉じ込められていて…。
凄く怖くて逆らう事が出来ない二人の男の人がトイレやお風呂までべったり付いて来て、私達がこっそり逃げ出さないよう、常に見張ってるんです…。
中には仲良しのお友達と街をただ歩いていただけなのに、横付けしたワゴン車からいきなり飛び出して来たという…、わざと白い仮面を被って顔を判別出来ないようにした、体格も良くてかなり背の高いめちゃめちゃ怖そうな男の人達四人に取り囲まれて、そのままワゴン車の後部座席へ押し込まれ、車内で代わる代わる延々と陵辱された挙句、この監禁マンションへ連れて来られたそうで…、ショックでずっと泣いてる中学一年生の可哀想な女の子達もいるんです…。
お願いします、どうか私達を助けて下さい!
もし私のお願いをちゃんと聞いて下さるのでしたら、お好きなだけ私の中へ白いの?を出されても結構です…。」と、自分の事だけではなく、同じ境遇のほぼ同世代の女の子の事さえもご自身の身を挺して気遣う、愛おしいほど健気なその少女は全身を震わせながらも、淡い色合いをした可愛らしいミニスカートのホックを自らそっと外し始める…。
ところで、例の廃墟にたむろする輩3人組から事前に聞かされていた話によると、このデリヘルで派遣された女性の服の内側のどこかへ盗聴器が必ず仕込まれており、泣きじゃくる彼女達に同情した男性が不憫に思い、彼女達の逃亡を手助けした事が過去に何度かあった為、ラブホの部屋のすぐ外で室内の様子を確認する二人の輩が必ず待機し、送迎の車内では更にもう一人の輩が巡回中のパトカーや彼らに敵対する可能性のある者の様子を見張っているらしかった…。
そんな優しさに溢れる少女へ、口に人差し指を当てる私はたわいの無い会話を継続しながら筆談を進め、その内容に固唾を呑み、じっと目を凝らす少女は次第に綺麗なその瞳にたくさんの涙を浮かべる…。
いつの間にか一人だけのんびりとお風呂を楽しんでいたご様子の、まだ乾き切っていない髪を丁寧に拭きながら、大きめのバスタオル一枚を体に巻き付けて歯に噛むように微笑む、乙女のような可愛らしい仕草をするY女史は備え付けの柔らかそうな最高級ベッドへまるで私を誘っているかのように、その瞳にうっとりとしたヤラシさを滲ませて、浴室から静かに姿を現し、今も声を挙げて泣き続ける少女をそのバスタオルを広げて温かく包み込みながら、これから起こるであろう、今後の彼女の人生に一切必要のない雑音⁉︎が何も聞こえないように、彼女の耳をしっかりと塞ぎ、そして泣きじゃくる顔を自分の胸にそっと深く沈める様子をきっちり確認した私は『逆鱗』を更に上回る殺意にも似たやるせない想いを心の奥底へグッと押し殺しながら、部屋のドアを勢いよく蹴り開け、放出電流最大に予めセットした市販品とは比べ物にならない強力な米◯製警務用スタンガンを素早く取り出し、ドアに激しく頭を打ち付けて完全に怯む、私から見上げる程の高身長でいかにも屈強なヤバい輩達の首めがけて軽やかに押し付け、深い深い眠りの淵へと一瞬で誘って差し上げたのだが、私的には全く達成感を見出せず、ただ見た目だけ一丁前に強面ヅラしたこの輩二人組に対して、漏れそうなのを我慢し続けたあまり、飛び切りの悪臭を放つ、濃厚な黄金色と化したハイパーミラクル噴射を、本人達が全くご所望していないにも関わらず、容赦なくお見舞いしてあげる、相変わらずの親切極まりない⁉︎私なのであった…。
その後、クソ以下の輩達へ手早く非暴力の心洗われるような思いやりに満ちた尋問⁉︎をものの数分行っただけなのに何度もだらし無く失神を繰り返し、その極限超えの苦痛のあまり、彼らのアジトであるマンションの所在地と部屋番号をすんなりと白状し、またカードタイプの鍵まで自ら差し出すという、意外にも物分かりの良いこの輩達への愛情たっぷりなご褒美として、100均のダイソ◯様でゲットした黒色の絶縁テープを体中均等にグルグル巻きにしてあげ、身動きを完全に封じた上、みっともない歪な二人の強面のお顔へ同じくダイソ◯様仕様の極厚透明ビニール袋をご丁寧にも二重に被せ、その汗臭くてバッチい首回りでキツく縛って差し上げる私。
「一体、後何分くらい息が持つのかにゃ?」と、優しく微笑む私はダブルベッドで安らかに眠るY女史を横目に、極◯空手のYouTubeを夜な夜なこっそり観ては日々密かに鍛錬した⁉︎ご自慢の全力踵落としを輩達の顔面へそれぞれ一発ずつ綺麗に決め、まだ肩を激しく震わせて泣き止む事のないご様子の、眩いばかりに白く輝く美しい二枚の羽を大きく羽ばたかせるように広げる天使のような可憐な赴きを醸す、今まで写メでしかお会いする事のなかった神代 由衣様を私とY女史の二人で優しく支えながら、私達夫婦にとってかけがえのない貴重な思い出が詰まる、そんなファッションホテルを一度も振り返る事なく立ち去る私達は調査車両A◯86の車内で待つY助手の元へ足早に向かうのであった…。
また、ホテルの一カ所しかない出入口を一望出来る位置にて停車する送迎車ト◯タ ヴェルフ◯イアのヨーロッパ仕様で見事な革張りに施された、さぞかし座り心地の良さそうな運転席で夢見心地に時が過ぎるのを平和に待つ、もう一人のクソ脳くれの輩は現在も派遣先のホテル内で仲間達の身に何が起こっているのか全く知る由もなく、Y助手からの緊急通報を受けて至急駆け付けて頂いたF県警K警察署所属のパトカー数台に逃げ場なく周囲をいきなり取り囲まれ愕然としつつも、運転席に座ったまま激しくイキがってみせるが、警察官達からゴミ同然のような扱いで容赦なく強制的に車内から引きづり出され、呆気なく地面に組み伏せられてしまうという、あまりにも情けなく「今までの威勢は一体どこへ消えてしまったのかな?」と、ホトホト呆れてしまうほど地に落ちたぶざまな様子に、下げずむような凍り付いた鋭い視線をキッと向け、お下品にもその場へ唾を吐き捨てる、そんな非暴力推奨派⁉︎のしがない雇われオヤジ探偵の私は由衣様とのお約束をきっちり守るべく、超高級デリヘル◯◯の本丸である根城へと急ぐ事にする…。
次回、いよいよ最終回を迎えるオヤジ探偵物語 行方調査シリーズ〜正義とは〜 第八話「永遠(とわ)」も宜しくお願い申し上げます