こんにちは、明聖です。

シルバーウィークと言われている今日でしたが、自分はどうしていたかと言うと6分の4は仕事でした。

まぁ、終日仕事ではないので皆さんが想像するものとは違いますが、それでも仕事です。

だもんで予定なんてたてることもできないし、家でのんびりするかのんべりしているかって感じでした。

 

なんか悔しいんで、高山市の続きやります。

 

≪前回のあらすじ≫

【高山市】を堪能しようとあちこち歩く僕ら。そして午前9時から飲兵衛になるITくん。

その後も飲みが中心になっていくが…まだ、高山市を観光らしい観光をしていない。

 

≪本編≫

 ということで酒蔵まで巡ったことである程度満足したのもあって、ようやく建物とか見ることに。

最初にも語りましたが元々【高山市】を目的地にした理由の1つは『氷菓』の舞台を巡るってこともあったので、それをメインとしてあちこち行こうってことになりました。

 そこでHP(ネット)では聖地巡礼マップが見にくいって思ったので「街中観光案内所」にでも行けばあるでしょ。みたいな軽いノリで行こうと思ったんです。ですが、駅前でもらったマップではそこにあるはずの観光案内所がないんですよ。

 

「明聖さん、確かにここにあるはずなんです」

「でもないよ。騙されてるんじゃない?」

「いや、ほんとにあるんですよ。見てください」

 

 ITくんがもう酔い過ぎているのかと思っていましたがそうでもない様子。確かにマップ上ではここなのだが、肝心のそれがない。これはなかなか怖いというかなんというか。まぁ、時間が早くてやってなかったってオチなんですが。

 

 

 

 というくだりがあって、もう何かに頼るのもあれだってことになったので一番わかりやすい目的地に行くことにしました。

それで初めに立ち寄ったのが上の写真にある【櫻山八幡宮】でした。ここにはありませんが川沿いにこれでもか!って目立つ大鳥居があるのでわかりやすいですね。

 そこから道一本でたどり着きます。たぶん、高山市で一番大きい神社になるのでしょうか。ともかく自然と調和した神社でなかなか見ごたえ、神様が宿っていそうな感じがプンプンしました。

 ここでお参りした後にふと見ると山道があったんですよ。あれはまさしく【金毘羅山】のあの流れと同じような感じで。

 

「ITくん、みてよ。あそこにさらに上に行く道があるらしいよ」

「おーっと、これは行けません。本当に行けないやつですよ明聖さん。僕の酔いが一気に醒めるパターンですよ」

 

 ITくんにそれを教えてやるとガチトーンでそれはいけない!ってのがひしひし伝わってきました。結果、そこにはいかなかったんですが境内の地図を見るとちっちゃな神社?分社?があるようでした。

 

 

 

 それからまた歩くこと10分程度。というか、最初の目的地まで結構遠い。道中、謎のお寺寄ったりもしましたが。

そしてたどり着いたのが【斐太高校】です。もちろん中には入っていません。ここも清史君といったぶりでした。ちなみに『氷菓』のメンバーが通う学校のモデルになったところです。

 歩いているところでみれる横断幕を見て、HPで学校のことを知り、そして学校の外から見ると名門というか威風堂々と何かが伝わるいい学校さんなんだなって思いました。お前はなんでそんなことを言えるのかって思いますよね。それはまぁ、わかるんですよ…僕の場合は。

 それはともかく、清史君と来た時も野球部の方々が活気あふれた活動をしていました。今回来た時は練習試合でもやるんでしょうか。テント建てたりしている風景を見ることができました。そしてあからさまに部外者である僕とITくんに爽やかに挨拶をしてくれました。あぁ、この部活はいい部活だと思います。

 昨今、部活動がなくなるというか移行されるって話題がよくでますが、どうなるのでしょうか。

 

 

 その後、若干迷子になりながらも次にたどり着いたのが【飛騨総社】です。なんか近くにあるしすごいんじゃね?みたいなノリで選んで巡りました。調べたら祀ってる神様めっちゃいるし、結構格式高いのでは?と思う神社でした。

 僕らのたどったルートも良くなかったと思いますが出入り口がわかりずらいといえばわかりづらいです。ここで毎回恒例の誰かがおみくじ引こうぜキャンペーンでITくんが引きました。確か…吉か中吉だったような…

 

 

 

 

 

 

 そこからは川沿いを歩きながら『氷菓』巡りでした。というのも先程も言ったようにHPのマップを開きながらはなかなか億劫だなと思っていたところで。

 

「明聖さん、そういえば僕…アプリで聖地巡礼マップってのを入れてたの、忘れてましたわ」

 

 と、なんでそんな大事なことを今まで忘れていたのさ。と笑いながら話しましたが、とにもかくにも調べるのが楽になったのでそれを使いながらITくんが教えてくれて、僕が撮ってました。そもそも『氷菓』が放映されて何年経ったのでしょう。僕らが巡ろうとするのは放映10年前後のものばかりなので、ちょくちょく変わっているのは当たり前です。

 ですけどそれに近いもの、当時はそうであったものを巡るってのも変化を楽しむ、想いを馳せるという新しい巡り方なのかもしれませんね。でもよくよく考えてみると僕の旅では目的地にするための手段であって、それを見て楽しむってのは多いわけではなかったような。

 それはともかく、川沿いを歩くってのも普段することのないものですから、いいと思いますよ。

 

 

 

 

 一通り見終わったので休憩しようと選んだのが写真にあるカフェ【バグ・パイプ】さんでした。これも『氷菓』繋がりですね。たしかえるがホータローに初めて相談した時に使ったカフェでしたっけ。

 中はおしゃれと古風なのが融合したすごいいいカフェでした。なんていうんですかね、あそこで読書したり勉強したりしてまったり過ごしたいなぁ…って思える一軒でした。

 そうそう、僕は気になったコーヒーを頼んだんですよ。おいしそうだなって。そしたらITくんは気難しい顔しながらメニューを見ているわけですよ。流石にここでは選ぶんだなって思ったら。

 

「明聖さん、僕…このダークエールって気になったんで飲みたい、いや飲むんですけど。あてが欲しくてですね、ウインナーさんを頼もうと思っているんですが写真から見るに量が多そうなんで一緒に食べません?」

「それは構わないけど、なんで?」

「いや、この後にですね…飛騨牛握りを食べたいのでその分の胃袋を残しておかないとですね…」

 

 果たしてこれは計算なのか、それとも別なのか。考えさせられる一幕でした。あとITくんが調べたことによると先程挙げたえるとホータローがしゃべっていた席は他の人が座っていたそうです。

 

 

 

 そんなこんなでのんびりしたして最後の目的である【飛騨牛握り】を食べに行くことに。時間はもう昼ってこともあり、敢行する人が増えていることもあって扱っている店はどこも長蛇の列。いや、すごいなって。

 で、それを嫌がったITくんは執念の調査をしてまったく並んでいない系列店を見つけることに成功。というか調べたITくんもすごいがたかだか道1本か2本ずれるだけでこんなにも変わるのかとただただ感心。そして店の横にある休憩所兼食堂みたいところで食すことに。もちろんITくんはお酒を欠かさない。

 

 といった具合に『氷菓』を巡りながら【高山市】を堪能し、(ITくんだけ)お酒を堪能するって感じでした。

これで3度目の来訪でしたが今回が一番よく巡り、堪能したと思います。もちろんまだ巡っていないところもあり、そこは次回高山に泊まるってことが僕とITくんで決定したのでその時に巡ろうかと思っています。その時は僕も飲兵衛しながら巡れたらなって思います。

 しかし今回の巡りでは歩いて十分に巡ることが可能…もとい楽しめるってことがわかりました。次回はまだ行ってない神社とお寺あたり、それと陣屋とかも見たいですね。

 

 といったところで今回はここまで。次回で最後になるでしょうか。

 

 ではでは。